第50号: [2014年度総会議案書の読み方(13)[49回総会報告の「整理」は越権!おまけに著作権(人格権)侵害]

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平成26年11月1日(土)

*日臨心デコ*メルマガ第50号をお送りします!
来月15日の第50回定期総会に向けて、「総会議案書」を読み解きます。

第1号議案「中間活動報告」の不可解をさらに洗い出していきます。

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前号に引き続き、『臨心研52-1』議案書内「2)運営委の課題への取組状況
㈪学会誌の充実」の記載への疑義を、ご報告いたします。

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今号で考察する、第2の問題箇所を、以下に引用します。

 「第51巻第2号は、第49回大連大会報告及び、第49回定期事務総会報告の
  整理に時間を要し、大幅なページ増での発行となった。」
                    (『臨心研52-1』73頁右)

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     今回は、これら2項目のうち、総会報告に絞って、考察します。

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  「整理」に手間取って時間がかかった、とあります。
  「整理」とは、…なかなか含蓄あるお言葉をお使いです。

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「整理」とは、乱れたものを整えること。
  だとすれば、「報告」のための資料が、さぞかし、はちゃめちゃで、
   「報告」文を一から作成するのに、たいそうな時間がかかったことでしょう。
     ああ、ご苦労さまです……、    ではないでしょう!?
       なぜ、そう突っ込まねばならないのか、その理由を、本文の終わりに
         書かせて頂きます。なにとぞ最後までお付き合いくださいませ。  

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「事務総会報告」が「議事録」を意味するのなら、極めて簡単です。
  既にある議案書ファイルに、各議案に可決と否決、可・否・棄権人数を書き込むだけ。

問題は、その「第49回総会議事録」が、未だに機関紙誌いずれにも公示されてはいないこと。
  これは、42号で指摘いたしました。

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   「整理」は編集の世界では、取捨選択を意味します。
   「新米編集者(51-2,161頁「編集後記」)」と鈴木さんは謙遜されますが、
    この用語をさらりと使われる方は、なかなかに手慣れておられます。

一般的にも、「人員整理」との言い方が、あります。
つまり、「整理」とは<不要物を棄てる>ことなのです。

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そうです。「第49回定期総会議事録」は「整理」されてしまったのです。

  いったい誰にとって<不要>だったのでしょう?
    まさか一般会員にとって<不要>だった…のではないでしょう。
      ならば……
 

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会則に公示義務(第19条)のある「議決事項」報告を「整理」したのに、
 「大幅なページ増」とは、いったいどうしたことなのでしょう?

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『臨心研』51−2の(予定外の)「大幅なページ増」の原因は、以下。

1)「第20期運営委員各自総括」前例無き付加掲載  (75ー104頁)
2) 8.10選挙運営に関わる申し立てと回答の掲載 (105ー121頁)
3)「第21期運営委員選出について」逐語記録の掲載 (121ー154頁)

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    1)の企画は藤本豊氏からの強い姿勢での立案に、菅野氏高島氏らが賛同され、
    20期末の運営委員は、退任した人への執筆要請を含め、全員が執筆することが
    求められました。しかしながら、各々の方々は、これが機関誌に掲載されること
    を必ずしも前もって理解されていなかったと思われます。
    少なくとも戸田は、機関誌原稿を求められているとの意識はありませんでした。

事務局長として、退任された方々に執筆のお願い文をお送りする役目を負った
戸田自身でさえ、この文章が機関誌に掲載される原稿となるなどとは、意識に
上っていなかったのです。もし、そのように認識していたなら、執筆依頼文に
必ずその旨を記したでしょうから。(もっとも、退任者からの「総括」文は
この巻号からは、「整理(削除)」されてしまっています。

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    それよりなにより、深刻な問題は、この「各自総括」が掲載されるに際して、
    特定の執筆者の原稿が、無断で改変されたことでした。

    ※この著作権侵害事案に関しては、現在行っている議案書への論評を一通り
     終えて後、総会議題として提示する手続きを行います。

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    2)は、今回異例の「信任投票」を用いたことに起因する様々な問題の報告
    として、掲載されるべきものであったと思われます。  が、
    3)は、逐語録としての掲載の云々よりも、むしろこの文面が、当時の発言者
    全員に、文字起こし草稿を提示されることなく、「21期」関係者のみで、編集
    されてしまったことが、大いに問われるでしょう。

    これはあくまで、「21期」を称する方々にとって都合良い印象への誘導企図が
    反映された、謂わば、<編集者の恣意による任意選択的な逐語録>なのですから。

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さて、「整理」抹消されたのは、総会議事録だけではありません。
上述のように、印象誘導を臆面なくなさる、「21期」の方々ですので、
僅かでもご自分に都合の悪い文章は、「整理」なさいます。

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逆にどの文章が、「整理」され闇に葬られたのか、
  その箇所こそ、「21期」の方々のアキレス腱です。
    これを、次号にて考察します。

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なお、「時間を要し」との記述にも、戸田は、異議があります。

     昨年12月2日のメルマガ16号の上月さんの説明のように、総会翌月9月末
     デットラインで、戸田は、51-1刊行発送の段取りを進めておりました。
     既に、総会の事務局報告文書類と会計資料ファイルは、全て総会の2週間前に
     完成していました。あと選挙報告と当日立候補者所信表明、総会当日に文書で
     提出されるべきだった委員会報告書があれば、51-1の大方の記事は8月末迄に、
     分担記載者にゲラ校正依頼の予定だったのです。
     http://ck.acemail.jp/3LlcoJfX/Nuxr/

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つまり、20期が既に会員に公示していた完成ファイルを、

  「21期」を称する人たちが、無断で「整理」したのです。

     これは、<越権>であり、不適正な行為です。

なぜなら、第49回総会は、20期が運営執行したものであり、
    
  <20期が、報告の責務を一貫して負う>ものだからです。

 
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「2014年度議案書」の問題点(概要)を、デコHPに掲示しています。
こちらもぜひご参照ください。
http://ck.acemail.jp/HUI2pAd7/Nuxr/

デコのフェイスブックもあります。お時間があれば、探してみて下さいね。

    20期運営委員会事務局長・運営副委員長・暫定会計担当 戸田游晏

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  ** 総会の時間帯は、なぜ大会後の夜間なのか? 闇の総会!? **

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