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第1回定時社員総会議事録

第1回定時社員総会議事録(原本写し)

日時:平成28年6月26日(日) 12時~12時55分
場所:姫路市 市民会館 第2会議室(中ホール)
会場出席社員数:14(原本記載氏名略)
電磁出席社員数: 1(原本記載氏名略)
委任状:議長宛: 0
社員宛: 5(原本記載氏名略)
議決権行使書 : 1(原本記載氏名略)
総議決権数  :21
社員総数(平成28年6月19日正午現在)※:40名(現在仮申込(代筆)中の1名を除く)
社員の過半数出席により、第1回定時社員総会は成立した。

議長:實川幹朗
書記:戸田弘子

【任意団体時の議事運営慣例からの変更】
※電磁的方法を併用する。会議開始前のメール文面での議決権行使を認める。
および会議中にフェイスブックイベントページの投稿機能でのリアルタイムの意見提示を可能とし、事案に依っては、議決権の行使を認める。
※議長委任等、一名への複数の議決権者からの委任を認める。
※出席者(委任状を含む)が社員総数の半数に満たない場合には、仮総会とし、議決事項の社員全員への通知の後一定期間の間に異論が無ければ、議決は承認されたものとする。

第一号議案 会務報告(社員数等社員の情況・今後の活動について)および決算・予算案の議案化・審議不能についての承認
会務および会計報告:6月19日の亀口派が提示する決算・予算案により現在残存する学会資産の概容が推量される。また、7月29日の第四回公判の亀口原告側が準備書面に添付予定の学会資産状況により、最近の資産状況が判明する。裁判所は和解を勧告すると予測され、本法人の資産状況およびこれに基づく活動計画は、あくまでも、今後の裁判の成行によって左右される。現在の会務報告として以上を承認いただきたい。
以上の報告が承認された。

第二号議案 機関誌・広報紙の電子化
説明:学会事業の柱は、資金を必要とするものとしては、2つ。年次大会開催と機関誌の発行である。本法人の第一回年次大会は、広告宣伝費および関連冊子を電磁的媒体を用いることで極力削減して開催した。このように紙媒体での機関誌刊行には、印刷・製本と冊子体の郵便物発送には、本学会近年の実績からは1号につき50万程度の資金が必要である。
しかし、現在、学会資金が使用できない状況であるので、現時点では、機関誌の暫定的な形態としてHP上への電子ファイル(PDF等)掲載の方法を取る。会費額の低額化を図るためには、同時に学会誌の電子化が望ましい。
雑誌の電子化には、様々な課題があるが、新たに立ち上げる際の作業の工程は手続き的に困難である。既存の電子雑誌に掲載するための便宜を図る方法を考える。
機関誌および広報紙の電子化への承認をいただきたい。
修正案(発行費用を紙媒体(冊子体)が欲しい請求者が実費負担する。)が提出されたが審議せず。原案が可決承認された。

第三号議案 会費の決定および減免制度の設定
説明:年会費5000円または5000円以下の具体額を検討する。また、減免制度設定の有無を決定する。減免制度を設定する場合には、減免対象・運用については理事会への一任を承認いただきたい。減免額は半額を提案する。
決定事項は以下。
1)年会費:5000円。
2)減免制度:有。
3)制度運営(対象者の選定等)の理事会一任:承認(反対1)。
4)減免具体額(半額):賛成16名。反対1名。

第四号議案 旧任意団体代表を称する原告日本臨床に対する別訴の承認
説明:旧任意団体代表を称する亀口公一氏らが平成27年12月25日に、現法人役員5名に対して、学会の名称使用による活動で蒙る損害と称して1000万円の賠償訴訟を起こした(平成27(ワ)第12970)。これに対し、本法人は本年4月12日に原告亀口らが名乗る「第22期運営委員・監事」に対して、名称差し止めおよび学会財産返還等の請求訴訟を起こした(平成28(ワ)第3592)。これら2件は統合され、現在大阪地裁にて審理が継続中である。法人からの提訴および裁判費用を経費として計上することを承認いただきたい。
「赤字になった場合の法的手続きが不明な段階では、賛否は表明できない。」との意見が出た。
原案修正提案として、以下の条件が付加された。「法人の会計事務について適法な手続きを遵守する。」この修正原案への賛成多数により可決された。

第五号議案 新理事体制
説明:設立時役員の留任(任期は本年度終了:平成29年3月末から3ヶ月以内に開催される定時社員総会まで)の承認の可否・新役員の選任等を行う。以下の者を新理事として提案する。
梅屋隆、金田恆孝、酒木保、實川幹朗、戸田弘子、中川聡(50音順)。
新理事体制が賛成多数により承認可決された。
保留・非承認:意見書提出1名。

以上

議 長     實 川 幹 朗   印
議事録署名人  (原本記載氏名略) 印
議事録署名人  (原本記載氏名略)    印

熊本地震お悔やみとお見舞い

「平成二八年熊本地震」で被害に遭われた方々に、
心よりお悔やみとお見舞いを申し上げ、
一日も早い復旧をお祈りいたします。

被災された会員の方には、本年と来年度の年会費を免除いたします
該当の方は事務局まで、電子メール(ubusuna_makoto@yahoo.co.jp宛)でご申告下さい。

代表理事 實川 幹朗

ご挨拶 (一般社団法人 代表理事・会長)

ご挨拶

代表理事・会長 實川 幹朗

 会員の皆様、ならびに学会活動に見守り関わってくださる皆様に、学会長としてご挨拶を申し上げます。本学会は、一般社団法人となりました。これから学会員は、法的には「一般社団法人社員」となります。ここに至る事情と学会の現況、そしてこれからの道筋についてお伝え致します。

平成27年9月4日の定期会員総会は、停滞の目立った近年と異なり、活気ある総会となりました。新たに入会した方々を軸に、学会運営に進んで関わろうとする会員が数多く足を運ばれました。新しい力が、古く疲れた学会を産まれ変わらせようとしていたのです。

ところが、異変が起こります。新たな芽生えを喜ばない少数の古株が、議場をかき乱しはじめたのです。出だしの議長選出から、様ざまな議事妨害が続きました。第21期の運営委員を名乗る人びとと同調者にとって、旧来のやり方を変えるのは「破壊的分派活動」としか映らなかったのでしょう。総会はついに、第一議案の一部を修正可決したのみで時間切れとなりました。第22期新役員の選出もできませんでした。

しかしこのとき、会則により総会を主催する議長団は、引き続きその任にありました。議事のあいだに「臨時総会」開催の提案は出たものの、否決されていました。議長団(金田副議長と議長實川)は閉会を宣せず、辞任せず、解任もされていません。総会の続行が、議場全体の了解となっていたのです。

総会中断のあと、私たち議長団は定期総会の継続を、改めて会員に通知したいと考えました。しかしながら旧21期運営委員たちが、本来なら議長団の管理すべき名簿を不当に占有し、閲覧すら許しません。議長団はやむを得ず、把握できた範囲で定期総会継続の通知を行ないました。(全会員への通知を目指しましたが、一部に漏れがあるのは旧21期役員の妨害によるのです。)

定期会員総会は9月26日に継続し、役員選出を含むすべての議事を終了しました。結果は先にお知らせした通りです。旧来のやり方を続けたい人びとは、参加要請を無視し、議案を説明する義務を打ち捨て、姿を見せませんでした。このため皮肉にも、議事が速やかに進みました。そして、変わることを恐れず前に進む身構えが整いました。

10月5日開催の第一回運営委員会では、私が運営委員長(学会長)に就かせていただくこととなりました。

12月18日には、懸案であった一般社団法人の登録を、9月26日選出の第22期役員を設立時社員として行ない、役職を次の通り決定しました。

設立時理事   金田 恆孝
設立時理事   中川  聡
設立時監事   梅屋  隆
設立時監事   戸田 弘子
設立時代表理事 實川 幹朗

当学会は日本学術会議からの要請を受け、かねてより法人化を検討してきました。第20期の戸田事務局長はくり返し検討を求めたけれど、体制を墨守し、独善の運営を続けたい古くからの委員たちが、呼びかけを黙殺していたのです。法人化の目的は、一言にすれば、学会の足腰固めです。すなわち、本学会が世の中に物申し、働き掛けるための信用の支えです。

本学会には、長い歴史があります。ここに至るまですでに二回、大きな曲がり角を通りました。

昭和四十年代半ばの改革は、心理検査や心理療法について、専門家の都合のみ考えることへの批判から起こりました。「される側」となった「精神障害」当事者の立場を顧みず、「する側」の事情を押し付けたことへの反省です。差別を当然とする世の仕組みを批判できず、むしろそれに乗って地位の確立を目指したと気付き、学問の未熟を認めました。当事者に教えられ、ともどもに考えてこそ、真[まこと]の臨床心理学への道は開けます。このとき確かめあったことは今も生きていますし、これからも導きとせねばなりません。

激しい議論のやり取りで、精神医学をふくむ臨床心理学全体が揺れました。当時の改革派が、学会を主導していた理事たちに厳しく迫りますと、理事たちは辞任し、学会を去りました。またこのとき、大勢の会員も退会しました。「寄らば大樹の蔭」でしょうか。心理学徒の多数、また心理業務従事者の多くにとっても、心理学の真[まこと]を極めるより、世の流れに乗って浮かび上がるほうが大切だったのです。

それから二十年、平成三年には二つ目の曲がり角が訪れました。改革を経た学会は「される側」に立つと唱え続けていました。しかし、「真の臨床心理学」は見えてこなかったのです。裁判支援など社会運動でならある程度の成果を挙げたけれど、会員は減り続けました。かたや、退会した人びとの作った「心理臨床学会」がケタ違いの会員を集め、力を伸ばしていました。本学会は風前の灯と見られ、解散したとの噂さえ流れたのです。

このとき、機を見るに敏な人たちが現われました。「される側」の立場を守るには、心理職の待遇と地位の安定も必要と説いたのです。心理職の国家資格化容認に舵を切れば会員の減少が止まる、とも言い立てました。再び激しい議論の末、総会で国家資格の容認が多数を占めました。あくまで反対の人びとは学会を去り「社会臨床学会」を作りました。そちらの名前には、もはや「心理」が入っていません。心理学に見切りをつける人びとが心理学の中から出てきたのも、故無しとはできません。

さて、それからまた二十年あまりが過ぎました。このあいだ役員の顔ぶれは、全くと言ってよいほど変わりませんでした。その変わらない役員たちが、自分たち役員の選挙も含め、学会活動の一切を取り仕切りました。古株たちの馴れ合いです。一般の会員たちは、「業績作りはよくない」と学術を否定する役員の支配のもと、研究発表も学術論文の投稿もさせてもらえず、ただ「研修」を受け、会費を払うだけの立場に置かれたのです。

学会活動が滞り、目端の聞いた人びとの言葉と裏腹に、会員は相変わらず減り続けました。「される側」に立ち「真の臨床心理学」を求める、とのスローガンは変わっていません。しかし、スローガンでしかなくなったのです。役員たちはいつの間にか、「される側に立つ」とは《自分たちの<いま>していること》に他ならない、と思い始めたのでしょう。新たな知見を求めず、むしろ排除しつつ、わずかな例外を除き、変わり映えのしない企画をくり返していました。

会員を置き去りに進んだ動きの一つ、しかし重大な一つが、心理職の国家資格化でした。本学会の歴史においては極めて重要で、わが国の心理学のあり方と国民の心の健康にも働きを及ぼす事柄です。それが、会員のあいだの議論を経ずに、馴れ合いで進みました。日本精神科病院協会の後押しを受けた全心協(全国保健・医療・福祉心理職能協会)の正・副会長を兼任する役員の独断に任せていたのです。「される側」の当事者は捨て置き、外部団体の利害を代表する役員が、学会を思うままに利用していました。担当者の一人は「会員の意見を顧みる必要はない。不満があるなら自分が運営委員になればよいし、学会をやめる自由もある」と言い放ちました。

専門家の権威と権限を国家権力に頼って打ち立てる「公認心理師」の法制化は、この流れの行き着いた果てなのです。医療に関わるところでは医師の指示を受け、心の医療化も進めます。しかもこれが福祉や教育など、国民生活の全般に広がってゆきます。五十年ちかく前の改革の始まりの原点を、帳消しする企てに他なりません。

学会は、いま三度目の曲がり角に差し掛かったのです。11月23日に不当な手続きで「選出」されたと称する「第22期運営委員長」が、私たち一般社団法人役員に訴訟を仕掛けました。一千万円の損害賠償を求めるけれど、いつどんな損失があったか説明しません。いわゆる「スラップ訴訟」です。訴訟の経費には、会員の納めた学会費を充てるつもりでしょう。すなわち、学会活動のための会員の付託を、大きな問題を隠す煙幕に利用するのです。当事者を蔑ろに利権獲得が優先ですから、学会の歴史を汚す所業です。

しかし、ほんとうに注目すべきは、9月の定期総会で新しい会員が数多く集ったことの方です。学会がもういちど出直す力を得た徴しだからです。古株の役員らが喜ばないのは、まさにこれで、馴れ合いの独りよがりは通らなくなるからです。新しい会員の力が、曲がり角を通り抜ける支えとなるでしょう。

平成28年2月7日の臨時会員総会は、学会の名称を「一般社団法人 」を冠するものへと変更し、任意団体のすべての活動と財産すなわち権利・義務を引き継ぐと決議しました。

ここまでが、一般社団法人に至る歩みです。学会運営を見えやすくし、役員の独善を戒め、会員の声に耳を傾け、世の中を見渡し、関わりを広げてゆくために、法律に則った枠組みがふさわしいと考えます。権威や権益を強めるためでも、収益めあての事業をしたいからでもありません。

では、この曲がり角を抜けて、どう進めばよいのでしょう。まず、改革の原点を決して忘れてはなりません。専門家の力を強めて喜んだり、職種の立場をよくするために活動すべきではありません。

ただし、「される側」ないし「心理・社会的弱者やマイノリティー」の味方さえすればよいのでもない。スローガンが凝り固まり、形ばかりに終わりやすいのはすでに明らかです。加えて、誰かを「される側」「マイノリティー」などと決めて関われば、枠付けが動かせなくなる。かえって、差別の固定に繋がってしまいます。

しかし、それで都合のよい人もいる - 助けるべきものとして固めればこそ、寄り添う「善人」の仮面が満足をもたらすからです。助けると言いつつ専門家は、むしろ「される側」や「弱者」を頼っています。じっさい、「される側」や「弱者」が居てくれてこそ、公的な補助金が専門家の手に落ちる - 【公認】はこの仕組みを固め、強めるための仕掛けなのです。

「真[まこと]の臨床心理学」に近づきたいなら、学会の実績にあぐらをかくなど以ての外です。古い枠組みでの馴れ合いを乗り越えねばなりません。「する側」「される側」の対立に基づくのでなく、この対立が起こらないよう務めねばならない。そのためには出来合いの「心理学」こそまず捨てるべきです。「心理学」などできる前から暮らしのうちで積もってきた心の知恵には、深みがあります。業界の仕来たりや作法でなく、日々を暮らす所に身を置いて考えましょう。

他の学問分野はもちろん、あらゆる活動と交わり、みづからの足下さえ掘り崩し、そこで苦しみつつ考え直してゆく - 「一般社団法人 」という場は、このためにあります。場で動くのは、会員(社員)の一人一人です。あるいは会員と係わり、これから学会に加わる人びとです。役員が指図したり、「伝統」を押し付けたりではいけません。場に集うすべての人びとが《お互い様》で、生かし合い、支え合うための運営を心がけてゆきます。

声明 (平成二七年の「臨時総会」と称する会員集会を期に)

声 明

平成二七年十一月二三日の「臨時総会」と称する会員集会を期に

平成27年12月2日

第22期運営委員と監事一同

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いま、私たちの学会は危機に立っています。崩壊の瀬戸際とさえ言える、差し迫った危機です。「第21期運営委員」を名乗った権限のない者たちが、学会の歴史に最大の汚点を残しつつあります。学会の大切にしてきた共生・共存の理念は、問答無用で踏みにじられました。

去る11月23日、東京都中央区八重洲の「ハロー貸会議室」において、日本臨床心理学会の会員を参加者に含む集会がありました。谷奥会員ら「第21期運営委員」を名乗る者たちは、これを「日本臨床心理学会臨時会員総会」と称しています。しかし集会のどの議決にも、学会の意思決定としての効力はありません。もし彼らが、この集会を「会員総会」と詐称し続け、権限の無いまま学会運営を謀るなら、会員を欺きつつの、学会財産の横領となります。

私たち第22期役員は、そうした暴挙を許しません。

○ まず、私たちの立場を簡潔にまとめます。

一、去る九月四日に始まり、同月二六日に終了した会員総会は、会則に則った正式なもので、ここで選ばれた私たちが第22期役員である。

一、「第21期運営委員」を名乗る者たちの開いた「臨時会員総会」は、会員有志の集会に過ぎず、総会としての決議は全てが違法・無効である。

一、私たちは、意見や立場の異なる人びとの言葉にも耳を傾け、無視や排除をせず、会則と良識と民主的な手続きに基づく、対話による解決に努力してきた。(「第21期運営委員」を名乗る者たちは、対話の呼びかけをすべて拒んだ。)

一、「第21期運営委員」を名乗る者たちに、次の各項目の実現を求める。要求を無視すれば、私たちは学会とその活動を護るため、法的手続きを含む必要な手だてを取るであろう。

イ 学会の活動と組織への破壊、妨害行為を即刻中止し、正常な学会活動に、一会員として直ちに復帰すること。

ロ 会員全員の貴重な共通財産をなす学会の資金および会員名簿や学会ホームページなどの違法な占有を即刻やめ、学会に返還すること。

ハ 会員の「永久除名」の提案という、学会の本旨に悖る行動を反省・撤回し、謝罪すること。

○ 次に、以上の点を敷延し、説明を加えます。

第21期役員(運営委員と監事)については、そもそも選出過程に疑義がありました。これについては第20期の運営委員長(会長)、事務局長(運営副委員長兼任)、編集委員長を含む「落選」した候補者が異議を申し立ててきました。旧役員たちは、昨年十一月一五日の夜間に催した出席者13名のお手盛り総会で認証されたと強弁しますが、仮にそうだとしても、平成二七年八月十日に二年間の任期を満了しており、臨時会員総会を招集する権限はありません。

平成二七年度の定期会員総会は、九月四日に選出された議長団の指揮の下で、去る九月二六日に所定の議事を終了しました。会則に則った手続きで、第22期役員の選出も済んでいます。そこで選ばれた正式な第22期役員(運営委員と監事)の私たちは、学会活動の実態調査と、異なる立場の人びととの話し合いを目的に、去る二三日の集会に列席しました。

集会の開始直後に、谷奥会員が「総会議長の選出」と称する行為を始めようとしました。このため私たち第22期役員は、急遽発言を求めました。「総会」の成立要件や有権者の確認など、「議長選出」なる手続きに先立ち必ず明確にすべき諸点を含む指摘となるはずでした。

私たちは、学会の財産を不当に占有し、かつ私たち正当な役員に非難と攻撃を浴びせる人たちとでも、学会の正常化と前進のために話し合おうと考えていました。もしこのとき、きちんとした対話と審議が成り立てば、「第21期運営委員」を称する人びとが求める「臨時総会」としての進行も、不可能でなかったはずです。

ところが谷奥会員らは、私たちの発言を一切認めず、「議長」の選出を強行しました。また「議長」と「副議長」を名乗る二人も、私たちの発言を認めようとしませんでした。第22期役員はこのため、所期の目的の達成を困難と判断し、抗議して退去しました。これに同調した会員数名も会場を離れました。

この日の出来事は、一部の会員による任意の集会でしかありません。日本国憲法の保証するとおり、集会は自由です。しかし、勝手に公けの意味づけを与えてはなりません。

この集会が「総会」の要件を充たさないことは、私たち第22期運営委員会が前もって告示しました。混乱を防ぐため、開催の中止も指示しておりました。ところが自称「第21期運営委員」たちは会員を欺いて、「臨時総会」として勧誘し、さらには非会員にも動員をかけ、七十人程度を集めた模様です。

奇妙なことに、自称役員たちは集会の開始に先立ち、会員名簿での資格確認をせず、委任状の有効性も確認しませんでした。参加者の六十名余りに署名させたうえ、議決権を認証したとする名札と投票用紙を配布するだけの、杜撰な手続きでした。

九月四日の定期総会では、前例になく時間が乏しいにもかかわらず、自称役員たちが会員資格と委任状の確認を、名簿と照らし合わせて一時間ほどをかけ行ないました。このため議事が大幅に遅れ、総会遷延の一因となりました。また議長は、自称役員たちの発する異論に、議事の妨げとなっても、いちいち発言の機会を与えました。

このたびの自称「議長」と「副議長」は、異論を認めず多数を頼んで、強引にお手盛りを謀りました。しかも会員の永久除名という、学会の長く訴えてきた共生の旨にもとった議案を含む「議事」を進めようとしました。そして、強引に可決した模様です。

<公正な手続き、異論の表明を許す民主主義、弱者への配慮>といった「きれいな」事柄は、自称役員たちの一貫した行動原理でなく、自分たちの都合のよいときに持ち出すスローガンに貶められている - このことの垣間見られた集会でもありました。

会員の皆さまにおかれては、不当・不正な行為に惑わされることなく、落ち着いて学会活動を進めていただくよう願うところです。

平成二七年度の定期会員総会が公正に選出した私たち役員は、次の通りです。

ーーーーー

・運営委員:

實川 幹朗;運営委員長(編集委員長兼任)

金田 恆孝;運営副委員長(研修委員長兼任)

中川 聡 ;事務局長(運営委員長代行兼任・会計担当)

・監事:

戸田 游晏

梅屋 隆

ーーーーー

CP紙 182号を 第22期運営委員会が発行!

クリニカルサイコロジスト(CP紙)182号を発行

定期総会の議事録のほか、旧21期の話し合い拒否の経緯や、新運営委員からの呼びかけなど重要な記事がたくさんあります。

PDFでご覧下さい

任期切れの旧役員たちが、従来の体裁をコピーし、不当に181号と称する文書を発行し、事務局を介さず会員に送付しました。

このたびの182号は、正式な運営委員会(第22期)の発行するものです。

目下のところ、紙媒体での配付が困難なので、PDFの掲示を以て発行と致します。

また、学会のホームページは、任期切れで権限のない人たちが占有し、使えなくなっています。このため「臨心たて替え直し」を広報に用いております。

第22期運営委員会

 

定期会員総会再開のお報せ

会員各位

定期会員総会 再開のお報せ

去る9月4日に開会した平成27年度定期会員総会は、会場の都合で中断しています。

この総会を、次の要領で再開しますので、会員の皆さまに告知致します。

PDF

日時 9月26日(土) 午後一時半より

会場 日本基督教団 東淀川教会

大阪市東淀川区西淡路2-10-9

9月4日以降、議長宛て提出の議案を以下に示します。

26日の継続総会審議にお役立て下さい。PDFで提供します。
いずれも議案書には載っていません。
(目下のところ、ここでのみ閲覧できます。なお、一部の議案については、会員の個人情報保護のため伏せ字を用いています。)

1 第2号議案について;

2014年度決算報告への説明要求

2014年度決算報告への修正案

2 第3号議案について;

2015年度予算案への修正案

3 第4号議案について;

3.1 会員の永久除名案1

3.2 会員の永久除名案2

3.3 会員の(一時的)除名案

3.4 会則第17条の改訂案1

3.5 会則第17条の改訂案2

4 第5号議案について;

会則第13条の改訂案

 

会場=日本基督教団 東淀川教会

大阪市東淀川区西淡路2-10-9

日本基督教団東淀川教会

Tel. 06-6326-7000

http://www9.plala.or.jp/east-yodo-river/

新大阪駅より、東海道線で京都方面へ一つ目の駅、
JR東淀川駅の東出口を出ますと、正面道路右側にコンビニ。
その前を直進すると信号機があります。道路を渡って右折。
角に「丸のこぎり屋」があります。道路の左側を直進し、酒屋さんを越えたところの電柱に「東淀川教会」の看板。
そこを左折してすぐ、右側に教会の十字架が見えます。
足の達者な大人の足で7分くらいです。

この会場は小さなキリスト教会で、副議長の金田恆孝氏よりの提供です。(金田氏は、この教会の牧師です。) 本来なら中断したのと同一の場所で開くべきですが、これが困難なので、なるべく近い場所を急ぎ探し、選定致しました。

ご不自由をお掛けしますが、事情をご賢察の上、お集まり下さいますようお願い申し上げます。

 なお、総会をすみやかに再開せよとの要求が、複数の会員から届いています。まもなく会員の十分の一に達する勢いです。会則第17条第1項によれば、総会は会員の十分の一の要求で開催できます。この規定を準用すれば、十分の一に到達の時点で、定期総会を再開する強制力が生ずると考えられます。

ーーー

会則第17条第3項により、定期総会を主催するのは総会議長団です。議長団は、定期総会の終了を宣言しておりません。総会議長として、重要な議題を積み残している有り様を憂えます。議長団には、早急に総会を再開する義務があります。

お忙しいところまことに恐縮ですが、なにとぞご協力のほど、お願い申し上げます。

☆ 次の事実をご確認下さい。

・第21期運営委員は任期が切れ、第22期の運営委員は選出されていない。

・会則第17条第3項により定期総会を主催する議長団は、総会の終了を宣していない。

・したがって現在、活動中の学会の機関は、会員総会と選挙管理委員会のみです。

総会は最終決定機関なので、現在のところ学会を代表するのは総会議長です。

<この立場から、以下の告知を行ないます。>

1)第22期運営委員会が発足するまで、議長が学会からの広報を行い、第22期運営委員会の発足次第、業務を引き継ぎます。

2)当面は、この「臨心立て替え直し」HPでの告知を優先するので、随時参照ください。  (公式HPは、旧管理者からのパスワードの委譲が遅れております。)

3)電子メールでの告知のため、メール宛て先を登録されていない会員は、ご通知ください。  通知先は ubusuna_makoto#yahoo.co.jp です。(#を@に置き換えて下さい。)

4)電子メール登録の無い会員には、古い名簿による郵送通知を行ないましたが、遺漏が避けられません。 (最新の名簿は、旧管理者からの引継ぎが遅れております。)

  お知り合いの会員に、本頁の内容をお知らせ下さい。

以上

平成27年度 定期会員総会議長 實川幹朗

本来なら学会の公式ホームページに掲載すべきところ、任期切れの旧役員が私的に占有しているためため、ここに掲示致します。

PDFファイルはここです。↓
定期総会再開広告

定期会員総会の議案書

 

 

「2014年度総会議案書」の問題点

 

平成26年9月10日付けで日本臨床心理学会会員に郵送配布および
『臨床心理学研究52巻1号』に掲載された

「2014年度総会議案書」の問題点について

日本臨床心理学会第20期運営委員会
事務局長•運営副委員長•暫定会計担当 戸田游晏

1)議決権行使書が添付されておらず、会員の権利の告知がなされていない。
  <会則第18号の「事項指定委任」機会提供がなされていない。>
本議案は、11月15日の17時半以降夜半にかけての第4号最終議案まで参加する出席会員と出席会員に全権を委ねた会員の多数決による、強行裁決すなわち可決の虞がある。

2)過去2回の総会で審議されなかった継続審議議案8案が闇に葬られた。
  <前年度よりの継続審議議案全8議案の非記載。なおこれらは、学会機関誌•CP紙•学会HPからは、削除され、現在日本臨床心理学会デコHPのみで閲覧できる。>

3)第4号議案会則一部改正案は、非民主主義的暴力の推進宣言であり、意見の対立を議論によって解決せずに、少数派異分子弾圧と排除を正当化するものである。

3-1)「現在の運営委の実態」とは?

第4号議案冒頭の説明文中には、「現在の運営委の実態に合わせて」の「見直し」による「会則改訂」とある。このような根拠の提示が、果たして、誰もが納得できる妥当な説得力を有するものだろうか?
ここに述べられるのは「現在の運営委の実態」であり、例えば「社会状況の変化に応じて」等ではない。
「現在」たまたま、非常識・非/反社会的集団が「運営委」の職位を占めていたとするなら、如何なる事態が今後の本学会にもたらされるのだろう?

3-2)継続審議8案の抹殺

万が一にも本学会そのものが反社会的とまでは至らずとも、<非社会的集団>となりかねない可能性に制動をかけるため、20期においては、前々年度及び前年度総会の審議議案の中に、<第三者委員会の設立>、<委員多選の回避>の項目が盛り込まれていた。そして、これらの議案は前々年度前年度の定時および臨時総会においては継続審議となっていた。
しかしながら、これらの議案は、この「2014年度総会議案書」においては、前項2)のように、一つとして議案として再掲がなされていない。
すなわち、<初めから無きものとして、恣意的に抹消されている。>

3-3)継続審議8案抹殺への抗議を黙殺

過去2回の総会においての継続議案が、9月10日付けで郵送された「2014年度総会議案書」おいて抹殺されたことについて、戸田は、9月27日の対面会議において、谷奥克己氏に対し抗議した。(立会人:暫定監事渡辺三知雄氏・第20期運営委員長酒木保氏)谷奥氏はこれに対し「持ち帰る」との応答をされた。しかしながら、その後、谷奥氏サイドからの回答は全く無く、10月16日に戸田が郵送により落手した『臨床心理学研究52巻1号』には、継続審議8議案についての如何なる説明もなく抹消されたままであった。

3-4)「朕は国家なり」=「運営委は日臨心である」或いはファシズム宣言

このような抹消隠蔽工作が行われ、かつ、ここに示されている文言(すなわち「現在の運営委の実態に合わせて」)が導きだされる姿勢が、第4号「会則改正」議案の冒頭に示されていることに、十分に留意せねばならない。
これはまさに前近代の非民主的専制政治を彷彿とさせる姿勢である。そのような実態こそが、「現在の運営委の実態」に他ならない。
すなわち、学会を一握りの「運営委」が自分たちのお好み(志向ではなく嗜好)に合う、心地よいやりかた、つまり学会の私物化である恣意的な運営を、これからどんどんやりますよ、との公言ではないか?
これこそが、まさに本学会の根幹を危うくする
「重大な名誉毀損または、運営に対する大きな妨害(改訂7条予定文言)」
でなくて、何であろう?

3-5)会則改訂案表2つめの文章内、「本学会に対する名誉毀損」と「運営に対する大きな妨害」について、どのようなことが、それらに当たるのかを決めるのはいったい、誰なのか?、

「運営委員会判断」での決定であるとすれば、それは、運営委員会との間で、見解が著しく異なり対立する者側の主張を封じ、圧殺しようとする独裁宣言に他ならない。
「運営委員会」による独裁を、本学会会員は、自ら許容しむしろ志向しようとするのか?
この危惧と懸念を払拭できるような説明が、改訂文言には一切組み込まれていないし、運営委員会の独裁を防止する別の改訂案創設の提示がない。
このように本学会の根本理念への違背、すなわち異なる意見信条を有する相手との対話の機会の拒絶と異分子の排除の推進へと暴走する可能性が、これらの文言の解釈運用により生じるのである。

3-6)情報開示を装い、<情操>操作をもくろむ「運営委」

そしてなにより、本学会存立理由の根幹を揺るがす重要議案が、ここに上程されるに至る経緯の客観的で具体的な説明がなされていない。「推して知るべし」を一般会員に期待する前に、<運営委員会内でどのような異議申し立てが生じ、それらがいかに扱われてきたのか>、そしてそれらが<いかに無視黙殺されてきたのか>という実状を自ら開示し、会員のリテラシーに委ねるべきである。それが、学会の最高議決機関である、総会のあるべき姿である。

しかし、このような戸田の意見は、例によって例の如く、「運営委」多選を重ねてきた現在21期を自称する人々から無視黙殺された。そして、客観的な事実を歪曲し隠蔽した「勝者史観(活字にして印刷して国立国会図書館に寄贈した者勝ち)」に基づく、本学会誌の記述として臆面もなく掲載された。

3-7)結論:第7条改正案は、本学会を自ら破滅へと導くものである

上述の異議申し立てにも関わらず、本案が会則に加えられるべき、必然性と必要十分な理由の詳細な説明を行わないまま、本案が万一、数の暴力により強行可決されるならば、本学会の歴史に取り返しのつかない、大きな汚点を残すことになる。
本議案提起に関わりをもった各位に対し、会則改訂各項文言の背景と根拠について、応分の説明責任を求めたい。
何よりも、次期総会議事の前に、全会員に対して本義案議決権行使のための、充分な客観性を備えた判断材料の提示が行われることを、強く求める。

4)<20期からの引継ぎが、未だ行われていない>ことについての不可解な理由説明

第1号議案中の「1. 前運営委から継続課題について」において、選挙前までの前任者への引継ぎ運営委員会への出席を求めなかった理由とされるものには、論理的な整合性がなく、一般通念に照らしての了解ができない。
<「役員選挙結果に対する意見の相違」が、20期執行部からの引継ぎを行わなかった理由である、と明記。>

5)前年度総会議事録の非掲載(会則違反)と編集委員会報告の不可解

5-1)編集委員会前任者への責任転嫁
第1号議案「2.各委員会報告(案)」編集委員会報告(鈴木宗夫文責)において、編集委員会活動への言及の姿勢への疑義が見いだされる。各箇所、例えば査読遅滞を前委員長の責務に転嫁するとの読みに第三者を誘導する企図が忍ぶ。

5-2)総会議事録(前年8月時)が議案と共に抹消

同編集委員会報告において、最新発行巻号51巻1号2号においては、直近に開催された「総会議事録」が不掲載であった。すなわち、各議案と審議状況と採択の可否が一切公開されていない。総会は言うまでもなく、学会の最高議決機関であるので、これは真に異例の事態に他ならなず、会則19条の「議決事項の会員公示義務」に違反する。
また、選挙当日立候補者の立候補理由等の所信表明文は、選挙後の機関誌•紙において、公示されるのが慣例であったにも関わらず、何れの公開文書類にも掲載されていない。なお、この事態についての一切の説明が記載されていない。

5-3)「現在の運営委」に都合の悪いことはすべて、初めから<無きこと>に

前25年度総会の議案の記載およびそれぞれの議案についての議決結果の掲載が無い。これにより、継続審議議案全8議案の存在がそのものが、本学会の文字•活字化された一切の「記録」文書から抹消されてしまった。

6)決算報告の注記文(藤本豊氏作成)に、事実隠蔽の疑い

6-1)藤原桂舟氏への調査報告文の不可解

第1号議案末尾の、「*2013年度の決算報告について」の文書内前半に、昨年度末で退会された藤原桂舟氏への問い合わせの記述がある。そこに、藤原氏からの回答に関わる文責者(会計担当:藤本豊氏)による所感を記した箇所がある。このような客観性に乏しい感想文が、議案書に記載されることに疑義を覚える。

6-2)前任者への問合せを行わない不可解

ここには、前任者戸田への当該案件に関する問合せと確認無しで憶測が書かれている。つまり、会計事務担当の藤本氏のお名前にし追う豊かな個人的想像力に導かれた憶測が、公式の議案書の説明文として掲載されている。
本件についての記述に驚いた戸田が、直ちに事実関係を藤原桂舟氏に問い合わせた結果は以下である。現在退会されており、現況の学会内部事情を感知する立場にはない藤原桂舟氏に対して、「学会事務局」が、直接に唐突な問い合わせを行ってきたことがあった。その第一回目の回答を基に、藤本感想文は記述されている。

6-3)藤原桂舟氏の回答(平成26年9月16日)

藤原桂舟氏からの本件への戸田への回答は以下引用の通り:

大切な事なので、当時のメモなどをみてできるだけ記憶をはっきりさせました
が、全てを思い出すことができず、とりあえず下記の事を言明することは でき
ます。
この資料(郵送された議案書)に書かれてあることよりも、こちらが優先します。

1 心楽の会のあと、いただいたので、僕が混同していましたが、学会認定資格
委員としての活動費と、戸田さんからはっきり言われていただきまし た。
2 その際、臨床心理学会で応用出来そうな資格をいくつかの学会に行って調べ
てみる、と僕が言い、そうしましょうという話になりました。ただその 際、
行った学会の領収証を保管しておいて、報告する義務があるとは思わなかった
し、指示されませんでした。
3 行った学会やセミナーは、日本ヨーガ療法学会、日本統合医療学会などで
す。他に4つか5つ、ワークショップなどにも参加して、資格制度につい て話を
聞かせて貰いました。ただ、領収証は、意識して保管しなかったので、どこに
行ったか不明です。
藤原桂舟

6-4)不公正な情報収集姿勢による偏向した憶測報告を社会的に公示

本来、本件についての問い合わせを受けるべき責任を有する対象は、20期事務局長であり運営副委員長および暫定会計を担当したわたくし戸田游晏でなくてはならない。その当然の義務を行うことなく、あまつさえ、戸田の名誉を毀損する叙述を行い、これを改めるようにとの申し入れを無視黙殺し、機関誌への掲載を許可した責務者と、藤本豊氏に対して、戸田は、ここに強く抗議する。

今回戸田が肩代わりした藤原桂舟氏への問合せにおいても、これと併せて行われるべき、他の関係当事者すなわち、20期運営委員長であり心楽の会会長酒木保氏および事務局長戸田に対しての事実確認は行われていないことを、ここに明示する。

このような情報収集の姿勢として不適正むしろ不公正が支配する状態であった。これについての説明があからさまに避けられたのである。そして、本来、議案書の如何なる箇所においても掲載されるに価しない、藤本豊氏個人の推測に基づく感想が、公式の議案書説明を装い、本学会の機関誌上に掲載された。政治的意図を持つ明かなハラスメントではなかろうか。

7)藤本豊氏による運営委員会会議費の予算額根拠についての虚偽報告

7-1)昨年8月の総会での戸田説明の無視と説明記録の抹殺
同じく、会計報告注記部分において、会計事務担当者藤本豊氏は、運営委員会会議費に関わる前年度予算案各費目に関わる試算根拠を無視しての論述を埋め込み、これを決算案の説明としている。
この文書において藤本豊氏は、20期事務局長戸田游晏により、平成25年8月10日の前年度総会時に書面と口頭で提起された内容を無視黙殺した上での、説明を開陳している。
戸田が当時の議場で述べた趣旨は以下である。すなわち、本年度に予算化されている会議費目の額は、前々年度実績に照らした<運営委員のマキシマム実働人数の実績>をエビデンスとしての、適正な人員までの削減を踏まえた会議費の算出に他ならない。

7-2)前年度会議費予算額設定根拠には監事も了承

この戸田からの支出金額設定根拠の説明に対して、一昨年度決算および昨年度予算案の検査時において、渡辺暫定監事にはご理解を頂いている。昨年度の戸田が作成した予算案には、2名の監事の監査を経ていることを、ここに確認しておきたい。

7-3)前任会計暫定担当者戸田への確認と問合せを避ける会計担当者藤本氏

藤本氏の論述は、以上の事実を徹頭徹尾無視し、作為的に事実を歪曲せしめていることさえ疑わされる論述となっている。このような疑義を回避するためには、なにより、前任の会計暫定担当であり、19期から引き継いだ予算案の修正に携わり、前々年度決算案および前年度予算案を作成した戸田游晏への、詳細で密な問い合わせの往還がなされねばならない筈である。しかしながら、戸田は一度のみ学会支援センター担当者が発信名義となっている、「支出明細等の問い合わせ」に応じる機会が与えられたのみである。すなわち、現担当者である藤本豊氏(当時、誰が会計の担当であるかは戸田には伏せられていたことが、後に即ち9月27日に判明した。)は、故意に戸田への照会を行わずに、憶測に基づく一連の記述を行った。

なお、この20期事務局長戸田游晏が執筆した25年度の事務局長事業報告文は、現時点において、学会機関誌•CP紙•学会HPからは削除抹殺されており、唯一、「日本臨床心理学会デコ」HPのみで閲覧できる。

8)本議案書では、委員会報告以外の箇所において、文責者が「事務局」となっている。通常、「日本臨床心理学会事務局」とは、学会支援センターであり、この文章について責を負うべき者が、学会支援センター担当者(非会員)であるのか、あるいは「21期運営委員を称する」なにびとかが記述しているのかが不明である。
すなわち、これほどまでに多々、問い合わせるべき箇所が見いだされる、公示文書において、責任主体が明示されていないのである。
本来、このような重要な告知文書は、事務局長或いは事務局長代行の氏名が明記されるのが妥当である。

今回、会計担当箇所の他の部分の草稿は、高島眞澄氏によるものであるとのことである。高島氏の起草に基づき、21期運営委員会を称する人々の間で稟議が行われたと聞く(谷奥氏談)。ならば、該当箇所には、文責者として「事務局」ではなく、高島氏の氏名の記載がなされねばならないだろう。

9)第1号議案の「運営委員体制」に、選挙で選ばれてもいない人物が。
これら氏名の列挙中に、「8月10日に選出された」とされる人物の他に、説明も注記もなく、4名の人物が加わっている。

10)この「2014年度総会議案書」そのものが、「現在の運営委」による、本学会と会員への冒涜すなわち「重大な名誉毀損」であり、「学会運営に対する大きな妨害」である。

ここに記したような危惧の言表を、長年に亘り本学会運営執行に携わって来られた各位に対して、戸田はかつてこれまで、じつに数え切れないほど行ってきた。そして、それらの人々から頂戴した、長い長い沈黙ののちの、かろうじての反応が、「揚げ足取り」或いは「ファシズム」(!!??)との批難であった。

このような戸田からの諸種多様な具体事案に関わる意見の申し立てに対し、これらをおしなべて「重大な名誉毀損」であり、「運営に対する大きな妨害」である、と審判を下そうとするのが、現在の21期を称する各位である。
これら異議申し立てに応えるに価するまでの説明責任は、この議案書においては全く果たされていないのではないだろうか。

以上をご精読いただけた会員各位の、優れたリテラシーに委ねたいと考える。

これらは、平成26年9月27日の谷奥氏との会合の際に気づいた限りの、疑義を列挙し、後日これらへの説明を付したものである。
第20期運営委員会事務局長として、ここに公示する。

平成26年9月27日(初回提起)
平成26年10月18日(加筆)

★日本臨床心理学会デコ
 http://ck.acemail.jp/ce5xT6iI/Nuxr/

 日本臨床心理学会20期で生起した問題群資料集
 http://ck.acemail.jp/ITfsp84F/Nuxr/

『臨床心理学研究』の原稿無断書き換え具体例

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『臨床心理学研究』が原稿を無断書き換え

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『臨床心理学研究』の51巻2号の原稿の無断書き換え=改竄があります。

著作権法違反の行為です!

意味が大幅に異なってしまう重大問題です。
   虚偽の事実の公表による名誉棄損とも考えられます。】

*『臨床心理学研究』の51巻2号 p.82 右下からの記述です。

◎これは、昨年、平成25年7月19日に、20期事務局から
会員の皆さまのお手元に、メール配信および郵送でお届けした、
「第49回定期事務総会」の事前資料集に含まれる、
「20期運営委員総括」(PDF)ファイルの再掲載です。
(書類は頁番号を欠きますが、9頁目から10頁にかけて。)

★この元ファイルが、『臨心研51(2)』の編集段階で
編集に関わる何者かによって巧妙に書き換えられたため、
原文とは違った意味に受け取られる記述となっています。

まず、次の文章を読んで見てください。
『臨床心理学研究』が改竄したものです。

====================
(p.82 右下より)

3 惰性・馴れ合い
 日本臨床心理学会の運営委員は、二年の任期
で選出されるが、重任の制限がない。二十年を
越えて務める者も多く、新任の場合にも古い委
員からの勧誘によるのがほとんどである。この
ため、多くの委員は古くからの顔なじみで、仲
間意識が強い。裏返せば、各おのが会員に選ば
れ、会員を代表するとの自覚が乏しい。自分た
ち仲間の立場を優先し、会員のために働いてい
るとは考えない。副委員長であったE氏の発言
がこれをよく示している。
 私は学会活動は、会員のためにあり会員のた
めにのみ活動するとは理解しておりません。
 むしろ会員は運営委員会の活動に共感し、理
解して会員になっておられると思いますので、
共感と理解がかなわなければ、自分が委員に
なるか脱退すればよい選択の自由があり、そ
の分運営委員会への縛りも弱いものと考えま
す。
 会則の変更でなく、学会大会運営の変更には
会員からのクレームを先取りして縛られる必要
をあまり感じておりません。
 変更の事情をきちんと伝えれば許されると考
えています。
 学会の活動は会員主体ではなく、会員は運営
委員会を支持するためにいるとの理解である。
=====================

■─────────────────────────────────────■
書き換えがあるため、
原文とは違った意味に受け取られる記述となっています。
■─────────────────────────────────────■
 

原文に忠実に雑誌原稿を作れば
   次の記載になるはずです。

|||||||||||||||||||||||

3 惰性・馴れ合い
 日本臨床心理学会の運営委員は、二年の任期
で選出されるが、重任の制限がない。二十年を
越えて務める者も多く、新任の場合にも古い委
員からの勧誘によるのがほとんどである。この
ため、多くの委員は古くからの顔なじみで、仲
間意識が強い。裏返せば、各おのが会員に選ば
れ、会員を代表するとの自覚が乏しい。自分た
ち仲間の立場を優先し、会員のために働いてい
るとは考えない。副委員長であった宮脇氏の
下の発言がこれをよく示している。

 「私は学会活動は、会員のためにあり、会員
 のためにのみ活動するとは理解しておりませ
 ん。
  むしろ会員は運営委員会の活動に共感し、
 理解して会員になっておられると思いますの
 で、共感と理解がかなわなければ、自分が委
 員になるか脱退すればよい選択の自由があり、
 その分運営委員会への縛りも弱いものと考え
 ます。
  会則の変更でなく、学会大会運営の変更に
 は会員からのクレームを先取りして縛られる
 必要をあまり感じておりません。
  変更の事情をきちんと伝えれば許されると
 考えています。

 学会の活動は会員主体ではなく、会員は運営
委員会を支持するためにいるとの理解である。

|||||||||||||||||||||||

以上が真正の文章です!

 (相違部分を示すため、便宜的に色付けしています。)

 先の『臨床心理学研究』のものと、読み比べてみてください。

★行空けと引用符が省かれ、
 わずか3文字が抜けただけですが
  印象はまったく違う=悪質な改竄です!

会員の皆さま、どうぞ昨年7月にお手元にお届けしているファイル
或いは印刷物をご確認ください。会員の皆さま全員のお手元にこそ
今回の著作権侵害の顕かな証拠があるのです。

*これがどれほど重大かは、次の一件を見てもわかります。
 南京大虐殺についての発言改竄に原著者が抗議しています
 これは加筆ですが、『臨床心理学研究』は削除によって同等の効果を出しました。

不当書き換えによる著作権侵害の一覧

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

不当書き換えによる著作権侵害の一覧!

  『臨床心理学研究』51巻2号における

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

不正な選挙で「選ばれた」と称している「第21期運営委員」たちは
数々の作為、不作為により学会の正常な活動を妨げています。

『臨床心理学研究』の51巻2号(最新号)に原稿には、
 無断掲載、無断書き換えが見出される。

 【著作権法違反の重大問題です。】

★形式的に違法であるのみならず、著者の意図が伝わらなかったり、
 歪んで伝えられたりしています。

改変は手違いでなく、意図的に行なわれています。

 <悪質な業務妨害です>

【運営委員などの個人名がローマ字に置き換えられていますが、
 一貫性がなく、同一人物の行為や発言がたどれません。

ことに82頁の改変は、改変の文字数こそ少ないものの、
発言の主体が入れ替わるよう仕組まれており、たいへん悪質です。】

*以下に、戸田第20期事務局長の作成した改変の一覧表と修正要求を
 掲げます。

==========================
目次題目「第20期運営委員各自総括」75頁〜104頁)
正誤表(一部:戸田游晏執筆箇所脱落・誤記箇所の一部を含む)

※「はじめに (編集委員長鈴木宗夫文責・1頁)」に記された改変方法
(「当人以外はアルファベット化して表記し直す」)に従い、
以下の通り、修正を求める。

番号  頁数  左右   行数     誤        正
1)  82   右   22     の発言      の以下の発言
2)  82   右   23     <文頭の「 が脱字>
3)  82   右   23〜36  <インデントが解除されている>
4)  82   右   36     <文末の 」 が脱字>
5)  82   右   37〜38  <強調太字が解除されている>
6)  83   左   5〜6    <強調太字が解除されている>
7)  83   左   18      G氏       B氏
8)  83   左   18      H氏       G氏
9)  83   左   20     I氏       H氏
10) 83   左   35〜36  <強調太字が解除されている>
11) 83   右   2〜3    <強調太字が解除されている>
12) 83   右   12     J氏       I氏
13) 83   右   15     J氏       I氏
14) 83   右   19     J氏       I氏
15) 83   右   24     J氏       I氏
16) 83   右   31〜32  <強調太字が解除されている>
17) 83   右   33     ことはを     ことを
18) 84   左   3      K編集委員長   J編集委員長
19) 84   左   9〜10   <強調太字が解除されている>
20) 84   左   17     <強調太字が解除されている>
21) 84   左   18     J氏       I氏
22) 84   左   30〜31  <強調太字が解除されている>
23) 84   左   34〜35  <強調太字が解除されている>
24) 84   右   21     N委員長     M委員長
25) 84   右   30     J氏       I氏
26) 85   左   3      J氏       I氏
27) 85   左   10〜11  <強調太字が解除されている>
28) 85   左   9      J氏       I氏
29) 85   左   18     I氏       H氏
30) 85   右   5      J氏       I氏
31) 85   右   14     <強調太字が解除されている>
32) 87 上枠内左  3      K委員      菅野委員
33) 87 上枠内右  5      K委員      菅野委員
34) 88 上枠内右  6      M委員      A委員
35) 88 上枠内右  9      K委員      菅野委員
36) 88 下枠内左  1      K委員      菅野委員
37) 88 下枠内左  2      M委員      A委員
38) 88 下枠内左  4      K委員      菅野委員
39) 88   左   4      M委員      A委員
40) 88   左   19     M委員      A委員
41) 88   左   33     M委員      A委員
42) 88   左   38     M委員      A委員
43) 88   右   6      M委員      A委員
44) 88   右   14     M委員      A委員
45) 89   右   34     (K)      (菅野)

※以下97〜100頁には735文字(概算)に渡る改変・誤記があるが、
煩瑣となるため、ここに指摘するものはその一部に止める。
添付の第49回総会資料集内、総括戸田元原稿を参照頂きたい。

46) 97   左   16〜17  <誤記・脱落:戸田元原稿参照>
47) 98   左   19     <誤記・脱落:戸田元原稿参照>
48) 98   左   34     運営委員長    運営委員長I氏
49) 98   右   12     運営委員長    I運営委員長
50) 98   右   13     運営委員長    I氏
51) 98   右   16     運営委員長    I氏
52) 98   右   21     運営委員長    I氏
53) 98   右   31〜32  運営委員長    I氏
54) 98   右   32     <誤記・脱落22字:戸田元原稿参照>
55) 98   右   34     <誤記・脱落32字:戸田元原稿参照>
56) 99   左   1      前期運営委員長  I氏
57) 99   左   2〜19   <誤記・脱落計46字:元原稿参照>
58) 99   右   12     J委員      I委員
59) 99   右   13     会長       会長N氏
60) 99   右   4      運営副委員長   E運営副委員長
61) 99   右   17     比較民俗学会会長 N会長
62) 99   右   18     会長       N会長
63) 99   右   19     運営副委員長   E運営副委員長
64) 99   右   20     会長       N会長
65) 99   右   23     副委員長     E副委員長
66) 99   右   24     比較民俗学会会長 N会長
67) 99   右   28     J委員      I委員
68) 99   右   28     会長       N会長
69) 99   右   30     会長       N会長
70) 99   右   31     会長       N会長
71) 99   右   35〜36  会長先生     N先生
72) 99   右   36     運営副委員長   E運営副委員長
73) 99   右   37     J委員      I委員
74)100   左   14〜15  運営副委員長   E運営副委員長
75)100   左   17     M委員      A委員
76)100  左〜右 左22〜右3  <誤記・脱落計85字:元原稿参照>
77)100   左   29     運営副委員長   E運営副委員長
78)100   左   32     M委員      A委員
79)100   左   34     M委員      A委員
80)100   右   1      J委員      I委員
81)100   右   4〜12   <誤記・脱落計59字:元原稿参照>
82)100   右   27     <脱落計72字:元原稿参照>
83)100   右   30〜33  <強調太字が解除されている>
84)100   右   34〜34  <誤記・脱落計131字:元原稿参照>
85)101   右   3      <強調太字が解除されている>

※以上はあくまでも戸田が発見した箇所に限られる。その他の箇所にも、再点検を求めたい。

『臨床心理学研究』の51巻1号の惨状!

『臨床心理学研究』51巻1号の

  この惨状は何だ!


 総頁数は、わずか38頁

 (今年度は全部でまだこれだけ)

  お粗末極まりない!!!

ちなみに、ほぼ同時に刊行された日本心理臨床学会
『心理臨床学研究』31巻5号の総頁数は175頁です。
(今年度号通巻880頁)

しかも平成23年度までと同じ装丁に戻っています。

第50巻では、日本臨床心理学会の新たな出発への意思表示も込め、
新しい装丁をとりました。
運営委員会はもちろん総会にも、編集委員会
より提示し相談したうえのことでした。
刊行されるまで、どこからも反対意見はありませんでした。
他学会では滅多に見られない、意匠の美しさを備えておりました。
これを、旧態依然たる無味乾燥、デコボコの文字に戻す理由がどこに
あったのか、説明はありません。
説明できるはずもないか。。。。いや、あります!

仲間内で慣れ親しんだものに戻す。よそ者の痕跡は消す!

・・・わかりやすいですね。

なぜ、平成25年度『臨床心理学研究』がたった38頁なのか?!
なぜ、3本の投稿論文と1本の寄稿文のみの掲載で刊行されたのか!?
++++++++++++++++++++++++++++++++

載せるべきものは、他にもたくさんあったのです!!

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1 前24年度決算案細目と会務報告
2 本25年度予算案とその承認報告
3 選挙結果および当日立候補者の立候補所信表明文

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
これらは会則上、載せねばならないものです。
それが載っていないとは、会則無視を意味します。
(これまで何度も繰り返されてきたことです。)

昨年8月の定時総会では執行役員選挙が行われ、前20期三役(会長・事務局長・編集委員長)が運営委員を退いた。いわば政権交替である。
本来、総会直後の機関誌には、総会に提出された前24年度決算案細目と本25年度予算案の承認報告が、会務報告と共に掲載されなくてはならない。
加えて、選挙結果および当日立候補者の立候補所信表明文が掲載されていなければならない。
すでに、8月11日の総会前に前事務局長からは、会務報告書と2名の監事に承認された決算案および決算報告書と予算案が運営委員会に提出されていたのである。しかし、それらがこの号には全く掲載されていない。(不掲載の理由も記されていない。)

なぜか?
新21期運営委員体制にとって、これらの報告を公の機関誌に載せられない事情がある、としか考えられないのである。

*現体制にとって都合の悪いことは会員に知らせない。
これではまるで、いま現にこの日本国で日々進められている情報統制の露骨な戯画ではないか。。。。。

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★「第7回精従懇精神保健フォーラム」の報告記事が、わずか2ページで掲載されています。
<精従懇>(精神保健従事者団体懇談会)に、日本臨床心理学会は毎年5万円の分担金を支払っています。隔月にある会合には、学会予算からの旅費を付け、二名の担当者を派遣しています。
第6回の「フォーラム」が2009年7月でしたから、4年ぶりの開催となります。
分担費用だけでも、20万円を超すのです。
それがたった、2ページの報告で済むのですか??
しかも半分以上は、「フォーラム宣言」のコピペで占められています。
いったいこの「フォーラム」に臨心はどのように係わったのか、
どう評価するのか、
これからの課題は何か?
 − そうしたことをなぜ書かないのか???
(書けないのでしょう。。。。「無能」ということです。。。。)

*なお、この「フォーラム」で講演した立岩真也さんの発言記録が、次のところにあります。
これについて何も書かずに済ませてよいか、会員の皆さんのご判断を仰ぎたく存じます。(講演料にも会員の会費は使われているのです!)
http://www.arsvi.com/ts/20140005.htm

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会員の皆さん!
この学会の会員であることを、恥ずかしく思いませんか?

税金は強制的に搾取されてしまいます。
だが学会会員には、学会費を上納しない自由が残されている。
これが幸いです。

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本店HP再開告知文への疑義<20期事務局長からの異議申し立て>

HP再開の告知文への疑義

公式HPが「リニューアル」したとの告知が、12月28日付けで、
谷奥委員長名で掲示されました。
やはり、その記述内容は、以下(全文引用)にご覧の通り、
デコHPとデコメルマガの<伝達内容の真偽を問うもの>ではなく、
「手続き論」となっています。

この趣旨のすりかえと、事実誤認或いは記述操作上における結果的な歪曲による
自己正当化
は、これまで多選ベテラン委員さんとの対応にてお出会いして参った
画一的かつ形骸的方法論です。
ですので、「やはり」と申し上げました。

問い合わせが殺到しているはずがない!!

また遺憾ながら、今回もこの陳腐な方法論が踏襲されているとの感がございます。

まずは、以下(全文:掲示のまま)をお読みください。

公式HPトップページの全文引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

学会ホームページをリニューアルしました

会員および関係者の皆さまには、本学会のホームページの再開が極めて遅滞し、ご迷惑ご心配をおかけしたことを深くお詫びいたします。 本学会ホームページ一時閉鎖に至った経過は、「クリニカルサイコロジスト第176号」(2013.11.7)のP2〜P3で説明させていただきました。
しかし、その後も、「日本臨床心理学会déc」のホームページおよび「*日臨心デコ*メルマガ」についての問い合わせが殺到しています。 問い合わせの大半は、「どれが日本臨床心理学会の本体の公式ホームページなのかわからない」という内容です。あたかも本学会の公式ホームページであるかのように「日本臨床心理学会d?c」のトップページに、日本臨床心理学会事務局の表示があるからです。
また、混乱内容の多くは「*日臨心デコ*メルマガ」送信に関して、「電子メールアドレス登録をいただいている日本臨床心理学会員にお送りしています」と 記されているのですが、「直接メルマガに登録したことはないのに何故送られて来るのか」という抗議や疑問が寄せられています。
もちろん、このような混乱を引きおこした最大の原因は、日本臨床心理学会の公式ホームページの再開が遅れたためであり、改めてお詫びいたします。 本学会の公式ホームページと紛らわしい、極めて類似した名称のホームページの公開や、会員の許諾手続きを経ない「*日臨心デコ*メルマガ」へのメールアドレスの登録に ついては、インターネット関連の個人情報問題に詳しい専門家に問い合わせを行いながら、学会として厳正に対応していきます。
本学会と、「日本臨床心理学会déc」のホームページおよび「*日臨心デコ*メルマガ」とは直接的な関係はありませんので、ご注意ください。 本学会の情報については、本ホームページおよび、会員の方々へ学会よりお送りする「クリニカルサイコロジスト」で配信いたしますので、よろしくお願いいたします。
日本臨床心理学会運営委員長 谷奥克己

・・・・・・以上引用終わり・・・・・・・・・・

さて、この告知文の記述について、いくつかの疑問があります。

1)「電子メールアドレス登録をいただいている日本臨床心理学会員に
お送りしています」が、メルマガ登録をしていない、と谷奥文書にあります。

いったい、どの点が問題なのでしょうか。
「日本臨床心理学会に電子メールアドレス登録をいただいている方々に
お送りしている」というのは、事実です。すなわち、
この送信が可能となっている理由を、明示しているのです。

この事情を踏まえて、受信者にとって、
もし配信されることを望まれないのであるならば、
ご自分自身で登録を解除することをご案内しています。
また、送信されたこと自体に不興を抱かれるならば、
明記されている返信先に、
その旨のご意見をお送りいただくことができます。

ですが、メールマガジン創刊から本日に至るまで、
ご意見のメールは未だ1通も頂いておりません。

ところで、創刊号配信数と23号配信数のうち、成功送信数
(エラー等不達ではないもの)の差は、
創刊号から23号とを比較しますと、13件の減少です。

この減った件数の中には、メールアドレスを二重に登録されて
いた方のアドレスを一つとした(デコ側で手続き上解除扱い)
場合が含まれています。これは、前委員長と前事務局長の2件です。
したがって、ご自分の意志でアドレス配信を解除された方は、
数値上11名となります。

つまり、逆に申し上げれば、
<その11名以外の方々>は、
<配信されていることそのものについては、容認されている>
という解釈もまた、可能となるのではないでしょうか。

2)CP176でHP閉鎖理由について説明したのに、「その後も、
「日本臨床心理学会dec」のホームページおよび「*日臨心デコ*メルマガ」
についての問い合わせが殺到しています。」と谷奥文書にあります。

これは、いったい<どこ>に殺到しているのでしょう。
文脈からは、「事務局」に「殺到」と読めます。

「事務局に殺到している」事態に、事務局(大学生協学会支援センター担当者)
が困窮し、なんとかして対策を講じたいと試みるならば、
有効な手段の一つとして当然試みられるべきは、
20期運営委員会MLへの問合せ投稿です。

言うまでも無く、問合せが「殺到」する状況ならば、業務に支障を来します。
そこで、有効と思われるあらゆる対応策を試みることは、当然でしょう。
ですので、そのような試みは、試みの一つ、
いやむしろ有効性が高いものとの判断の下、
必ず為されなくてはならないのではないでしょうか、常識的な方法として。

しかし、そのような問合せは、20期運営委員会MLには、
本日に至るまで全くありません。
(これは、ヤフーグループの配信記録を公開することで立証できます。)

3)「殺到」とは、具体的に、何件あったのでしょうか。
そして、それらの問合せに対して、どのような対応、
つまり応答がなされているのかを明らかにされるべきでしょう。
そのような詳細で具体的な説明がなされないのでしたら、
「問合せ」が「殺到」していることが事実であるとは、
明確に立証できないのではないでしょうか。

すなわち、「問合せ」とそれへの「対応」についての事実関係を、
「問合せ」があった日時とあらまし、
それらの媒体(手紙・電話・メール・役員等への私信或いは伝言等)
それら個々への「対応」について、
時系列、内容の内訳等、客観的に証明可能な引用或いは数値を用いて
会員に広く明確に示して頂きたくお願い致します。

4)そもそも、問合せを行うならば、デコの「返信先アドレス」
が明記されていますので、
まずは<返信先:ubusuna_makoto@yahoo.co.jp>に、
メールが送られるのが最もあってよいことです。
デコメルマガにおいても、HPも、常に「意見」を募っております。
他の方法と比較しても、このメールアドレスに送るのが、
いちばん簡便な手間で済みます。

しかしながら、
お問い合わせは、創刊号発信の10月10日より今日まで、
デコメルマガ宛てには、残念ながら、
1通もご意見等のメールを、お受け取りしておりません。

みなさまにお願いです。もしも、なんらかのエラーで不達との
可能性もありますので、これまでにデコメルマガジンへの
お問い合わせを頂いていた方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、再度メールをお送り頂けませんでしょうか。
ここに改めましてお願い申し上げます。
もちろん、デコHPの投稿にてお知らせくださっても嬉しく存じます。

5)デコHPは、「会員有志の頁」とトップページに明記されています。
日本臨床心理学会公式HPとはどこにも記してはおりません。
むしろ、それらが公には混同されていないことの傍証として、
Wikipediaではこれら2つが截然と併記されております。

また、トップページの「関西を中心のお知らせ」という明確な文言から、
いったいどなたが、
デコHPを、日本臨床心理学会の公式HPと見誤るのでしょうか。
逆にお尋ね致したく存じます。

6)「本学会と、「日本臨床心理学会dec」のホームページおよび
「*日臨心デコ*メルマガ」とは直接的な関係はありませんので、
ご注意ください。」このように、谷奥文書にあります。

デコHPは、日本臨床心理学会の会員有志が立ち上げたHPです。
その主旨は、デコHPのトップページに明記されています。
「本学会と・・・直接的な関係」が「ありません」とは、
如何なる意味か。これが、まさに、谷奥さんのご見識でしょうか。

会費を納入して本学会を支える「会員」が、「本(日本臨床心理)学会」と
「直接的」でないのなら、どのような関係があるのでしょう。
「直接的」とは、具体的にはどのような意味を示されたいのでしょうか。

この一文の意味するところを、本学会運営委員長として
明確にご説明いただくことを強く求めると共に、
「関西の本会員有志」を「本学会」とは「直接的」関係がないと、
断定されたことについて、ここに厳正に抗議致します。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

以上、谷奥運営委員長名で現在掲示されている日本臨床心理学会公式HPの、
現時点の告知文の内容につきましては、
事実が正確に記述なされていない疑いが否めない、と申し上げざるを得ません。

万一、この学会の長が文責を負う公示文に、虚偽が含まれているとなれば、
未必の故意であれ、会員に対してあってはならない、誠実を欠いた告知であり、
まさに、先日強行採決がなされた特定秘密保護法の、体制側の恣意による運用
のさきがけのモデルでありましょう。

谷奥運営委員長におかれましては、この掲示文の文責を負われておりますので、
戸田よりの本状に対して、誠実かつ必要充分なご説明を賜りたくお願い致します。

殊に、「殺到」する「抗議」や「疑問」が事実として立証されるには、
それぞれ何件、いつ、どのようなデコHPおよびメルマガの内容について
為されたかを、第一義的に明示頂く必要があろうかと存じます。

すなわち、<谷奥委員長文責の記述中に虚偽や事実誤認の記載が
「無い」ということをご証明>いただくことを、ここに強く求めます。

ちなみに、デコメルマガの受信者自身が行われた解除の数が23号までに
11件であること、また、発信元への「問合せ」「抗議」がないことは、
エースメールで自動的に管理されている配信詳細記録を開示することにより、
可能です。

上記、1)〜6)の前20期事務局長戸田游晏からの
意見申し立てにつきまして、余すところなく、
第三者である、「インターネット関連の個人情報問題に詳しい専門家」に
お伝え頂き、ぜひとも<法的に公正な立場>から「厳正に対応」
して頂きたく、戸田からも篤くお願い申し上げます。

その聴取の際には、
<20期における本学会HP運営に関わるこれまでの経緯>を、必ず、
<あますところなく、当方からも>ご説明申し上げる機会とさせて頂きます。

さらに、8.10で流れた会則改訂審議が保留となった
<第三者委員会の設立>を、この機会にこそ、谷奥委員長決裁にて、
実現して頂けますことを、強くお願い申し上げます。

今回、公式HP掲示文のことに深刻な事実誤認或いは
未必の故意或いは意図的歪曲が疑われる箇所について申し立てを行いました。
他のご指摘につきまして、また適切な時機を観てお知らせ致します。

           20期運営委員会事務局長 戸田游晏

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

★日本臨床心理学会デコ
http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/

日本臨床心理学会20期で生起した問題群資料集

日本臨床心理学会問題資料

配信の停止は、次のところから行なってください。
https://www.acemail.jp/c/nitirinsindeco/stop/?mail=

杜撰!のCP紙(176号)が発刊:隠蔽・会則違反・無駄遣いの決意

機関紙・クリニカルサイコロジスト176号が発行され、お手元に届いていると思います。
問題が山積の困った広報紙となりました。
・計画的に復帰した守旧派が、総会の事情で立候補を決意したかの如き作文
・本文に掲載すべき選挙報告が、別紙として添えられている(前回と同内容:滝野監事あいかわらずの虚偽証言)
・役員の一覧に監事の記載がない
地方委員会の研修委員会への統合が、理由も示されずに通告されている
・編集委員会の活動報告がなく、遅れている機関誌『臨床心理学研究』発行のめども分からない
・素人でもできるホームページ管理の業者委託で無駄遣い宣言(HPはまだ放置)
・その他たくさん!
このたびは、ファイルの送信をやめ、全会員に紙で郵送されました。
紙の媒体では保管がむずかしく、すぐに散逸するし、内容検索もできません。
我われ日臨心デコでは、スキャナでPDFを作成し、問題点の指摘を書き込んだうえここに掲示しています。

注釈入りPDFファイルクリニカルサイコロジスト176号

[文責:實川 幹朗]

無応答に続く無内容に驚き:菅野さんに任せられるのか?

10月1日に、先の選挙への立候補者と前期の役員とで出した申し入れ書に対しする返答が、10月17日に、實川宛てにワードファイルで送られてきました。
無内容な困った文書だったことは、すでにお伝えしているとおりです。

 我われの申し入れは公開のもので、返答も全会員当ての公開を求めていました。
 この要望が果たされたかどうか、菅野事務局長にはその直後、10月18日に問い合わせを出しました。
*ワードファイルにせよ郵送にせよ、ともかく全会員に送られたのかと訊ねたのです。(こんな分かりやすい問い合わせが、他にどれほどあるでしょうか?!) それから、全会員に送って欲しいとの要望も付け加えました。
 しかし、それは放置されました。

電子メールには返事をしない、
自宅の電話にも出ない、
職場の電話は取り次ぎをさせない。
・・・・・こんな困ったことが続いていたのです。

 度び重なる督促の結果、昨日になりようやく、下記のような返事がありました。
 あいかわらずの無内容、隠蔽です。
 会員の皆さま、これが「答え」になっているとお思いでしょうか?!

———————————————————————–
實川 様

下記のお問い合わせについて、御返事が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
会員への通知の在り方については、運営委員会時を含めて検討を行い、追って 状況について
分かるように致したいと存じます。
どうぞよろしくお願い致します。

日本臨床心理学会 菅野 聖子

———————————————————————–

*私の出していた質問と要望は次のとおり。
===========
菅野聖子様

先ごろ送付いただいた「申し入れ書への御返答」ですが、
私たちの申し入れ書では、回答はホームページに掲載のうえ、全会員に通知を求めるものでした。
これは果たされているのでしょうか?
本日、電話にて伺いましたが、はっきりしたお答えが得られませんでした。
少なくとも、学会ホームページには掲載がありません。
すみやかに要望をお叶えください。

申し入れ書署名者 實川 幹朗


===========

こんな簡単な問いに、なぜ答えられないのでしょう??
 信頼できる一般会員に訊ねてみたところ、会員には返答は届いていないそうです。

菅野さん、あなたは何をしているのですか?
・あなたは、事務局長としての務めを、まったく果たしていない。

負託に応えられないなら、辞めていただきたい。

[實川 幹朗]

 

謝罪要求への菅野委員の返答と實川による解説

菅野運営委員に公式の謝罪要求への返答が届きました。
たいへん難解な文章ですが、読み解くと、私・實川の求めた謝罪発言はありません。言葉のうえでの謝罪めいた表現と、立場を入れ替えての寛大 な赦しの表明により、問題がこれまでにも増して巧妙にすり替わっています。
約言すれば;
1 私のメーリングリストでの書き込みを歪めて公表した行為への謝罪はない。
2 問題を實川の心情への配慮にすり替え、この配慮の欠如は自からの正義感によると言い訳する。
3 悪いのは實川だが、自分は心を広くして赦すと表明。
4 訴えた「当事者」の意思、発言の存否を菅野さんだけが判断できるとの尊大な立場を維持しつつ、あたかも弱者のために命がけで行動したかの如くに言い募る。
5 実態では、「当事者」を追い詰めた藤本運営委員長(当時)と力を合わせ、彼を挟み撃ちにしていた。
6 「個人情報」を盾に、学会運営の情報を隠そうとしている。この情報は、学会の主権者たる会員のものなので、隠すのは特定秘密保護法と同じ「する側」の論理である。

詳しくは、次のファイルをご覧下さい。

實川様への御返答
菅野返答書への解説(改訂版)

*心理臨床の現場では、「精神障害当事者」がそれこそ存否を賭けた問いを投げ掛けてきます。受け止められなければ、流す他はない。受ける力も気構えもない人びとが、臨床家を名乗って職に留まるにはどうすればよいか? − 誤魔化しの技術を磨くことです。聞き流し、すり替え、知らん顔を決め込みつつ、人権を護る正義漢の仮面を被り続ける技術。これを身に付ければ「心の専門家」と言われるようです。

前運営委員/實川 幹朗

 

滝野第20期監事の業務放棄と虚偽報告監視役が大勢に媚び

滝野功久第20期監事は、第21期役員選挙の際に、監事に立候補をしませんでした。ところが、五名もの立候補者を得ての選挙の手続きの途中に、急に発言を求めました。
まだ、各候補の所信表明の行なわれる前でした。

発言の趣旨は;
1 監事の職掌がはっきりしていない(会計監査に限るとの申し合わせが運営委員会で出た)
2 会則改訂案が多いので会則には変化が見込まれる
3 自分は会務を熟知している
4 1、2、3により、立候補者たちよりも自分が監事にふさわしいので、暫定的に続けたい

これは非常に奇妙な、筋の通らない発言です。
  なぜ、どう奇妙なのか?
-1- 監事の職掌は会則が「会務を監査する」と規定している。つまり、運営委員会の意向には左右されない。それなのになぜ「はっきりしていない」のか?
-2- 会則改定の見込みがなぜ監事の留任を必要とするか、まったくわからない。それに会則改定のための総会は、ふつうなら一年後となる。
-3- 滝野は監事の職にあったのに、運営委員会の公式メーリングリストを読まないなど、会務についてあえて不十分な情報しか持たず、しかも調査要請さえ拒否していた。「会務を熟知」との申告は、事実に反している。

*したがって、1、2、3 からなぜ4が出てくるか、まったく不明なのです。

しかしながら、総会はなぜか、滝野前監事の申し出を承認しました。
そのためこの人物は現在、第21期(暫定?)監事を名乗っています。
まことに不思議な物語ですが、この詭弁にも説得力があったのでしょう。
筋が通らずとも、矛盾があっても、相手を混乱させたり誤解させたりで、誤った結論を受け容れさせる弁論術:これを「詭弁」と言うのでした。

滝野前監事はまた、運営委員選挙の立ち会いも務めました。
この選挙は
一票で当落が左右される、際どい結果
となりました。
当選ラインは、得票の「過半数」の母数の取り方により、変わるのです。
藤本豊、宮脇稔両候補の当落には、明白な影響が出ました。

ところが滝野功久氏は立会人兼監事として、
票数の多少の出入りは「結果の大勢に影響を及ぼすものではない」
と述べました。
これは 明らかな虚偽 です!
それが選管の報告書に記載されているのです。
この虚偽証言が、他にも疑惑の多い第21期役員選挙を支えています。

☆監事とは、他の役員と距離をとりつつ会務が健全に行なわれるよう配慮し、意見を述べ、また判定を下すのが役割ではないのでしょうか?!
●その監事が率先して虚偽を公表し、選挙で優位な勢力に与するとは、何を意味するのでしょう・・・・

滝野氏は、選挙疑惑についての申し入れ書(10月1日付け)に
いまだ回答を拒否しています。
(2013年10月23日現在)

[文責:實川 幹朗]

詳しくは次のファイルをご覧下さい!
滝野監事の業務放棄と虚偽報告など
滝野監事の不作為記録

 
 

申し入れ書に無内容な返事運営委員会の不当介入による

前期運営委員と候補者による選挙の公正を疑う公開申し入れ(先の記事)に、返答がありました。
この申し入れ書は、全会員に返答を通知するよう求める公開の書面でした。(はたして、会員の皆さまにも届いているのでしょうか?学会の公式ホームページは、いまもって実質的に休止状態です。)
奇妙なことに、返答者の筆頭は第21期運営委員会になっています。
宛て先にない機関が返答を行なったのです。しかし宛て先の一人、滝野暫定監事の名はありません。
文中には「選挙管理委員会は独立した機能を持っていますが、元来は、運営委員会から委任された機関です」との記述がありますが、これも奇妙です。
*最高裁長官は内閣の指名に基づき天皇が任命します。最高裁長官への申し入れに総理大臣や天皇が口を出せるのでしょうか?!*
またしても、会則を無視した運営委員会の独走 です。(もう何度目か?)
返答の文章を起草したのは「事務局長」の菅野聖子さんで、本来の宛て先の人びとが異議なく了承したそうです。(電話にて本人に確認)
この返答の無内容・言葉足らずを見れば、誰しもまさに「言葉を失う」でしょう。
・選挙の手続きについての、具体的な申し入れなのに、これらをすべて無視しています。
 とにかく返事を出しておけばよい、と考えてのことでしょうか?
 この形だけの文書を「官僚的」と言っては、まじめな官僚に失礼となるでしょう。
◎申し入れへの返答文書はこれです:WORD(原文)  PDF

[文責:實川幹朗]

鈴木・現「編集委員長」のホームページ整備懈怠について

鈴木宗夫運営委員は、ただいまの第21期、編集委員長の重職にあると言われています。
彼は長年にわたり、日本臨床心理学会の運営委員を務めてきました。
しかし、彼のこれまでの仕事ぶりを顧みますと、心許ないところが多すぎます。
『臨床心理学研究』はこれから、大丈夫なのでしょうか?!
次の報告をご覧下さい。

鈴木委員のHP整備の怠慢

谷奥委員長回答文書への疑義と意見:地方組織活動統制への異議申し立てほか

谷奥運営委員長より、前事務局長戸田宛に以下の回答を頂きました。これに対して、さらに戸田からの質問と意見を10月2日に提出致しました。ご回答を頂け次第、ご報告致します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戸田游晏 前事務局長 様

返答が遅くなってしまいましたことをお詫びします。第2回運営委員会の開催や選挙管理委員会との調整を含めて、時間を要していました。今回、戸田游晏さんから谷奥運営委員長宛への問い合わせ内容については、以下の通り回答致します。

1) 戸田游晏前事務局長のご指摘の通り、監事立候補者5名の表記が定期総会議事録に記載されていなかったことは、重大な告知漏れです。監事選出の際の立候補者5名の名前を加筆し、定期総会報告の文書を作成します。

2) <対個別事案のため省略>

3) 関西委員会については、地方委員会方式ではなく、研修委員長の下で、関西の研修委員として、酒木さんと亀口さんを選出しました。その委員から提出された企画案を討議した上で、講演会の開催や研修会を実施していきたいと思います。

以上の内容を10月中にCP紙も同封して、再送処理を行います。

4) 第21期運営委員会で郵送された内容は、重要文書としてデータファイルとして送付してほしいという戸田游晏前事務局長の意向を受け、今後ホームページ上に掲載いたします。

5) 引継ぎのため、第20期運営委員会のメーリングリストが閉鎖されていない状態ですので、戸田游晏さんからパスワードを早急に菅野聖子さんに御送りください。

よろしくお願いします。

2013年9月29日  第21期日本臨床心理学会運営委員長  谷奥克己

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 上記の回答内容に関して、戸田は幾つかの疑問を抱きました。

 ことに注意深く着目すべき問題の一つは、(3)の末尾に、1)〜3)の項目についての修正文書にCP紙も<同封>して、と記されていることです。
すなわち、本学会の(主として)会員に対しての公式な告知媒体である機関誌とCP紙には、修正文言を掲載せずに、9月13日付け文書と同じく、再度別紙にて告知するものと読めます。
会則17条5項に従うならば、総会議事・改選時選挙結果報告は、学会機関誌・紙にて告知しなければならないのですが、この会則規定を発信者として署名された谷奥運営委員長は、いかようにお考えなのかと訝しく存じました。

 また、「関西研修委員」の職掌および、研修のみに限定されないはずの「関西委員会活動」を「研修委員会」に包含掌握し統制すると読めます。
 もし、関西委員会をはじめ地方委員会活動の意義を、地域独自の課題への取り組みと活動の臨機即応な有効性を第一と見るならば、このような運営委員会の中央集権的な地方活動を統御しようとする方針は、地方その地域独自の具体的なニーズに迅速に応じる活動を、大きく制限する動きに他なりません。

 永年の会員で役員も歴任されてきた亀口公一氏は、かねて本学会活動について、運営委員会の上意下達ではなく、会員一人一人の独自の活動を尊重するボトムアップのあり方が、本学会の特徴であると評価されておられたと存じます。これを語られた時点においては、ボトムアップのあり方を長所として評価されておられるのでしたら、この谷奥委員長の(3)項目の通達は、これとは対極の方向性です。
 ですので、亀口氏がこのたびの関西研修委員へのご就任を以て、運営委員会一極統制を承認されることとして、180度お考えを転換されたと拝察申し上げざるを得ません。
 一方、関西研修委員に選任と記述されている酒木前運営委員長は、谷奥委員長からの口頭(電話)での依頼交渉時において、「地方委員会方式不採用に関し、まったく承知していない」と言明されております。

 この重要な方針転換を、一個人会員である戸田にのみ通達するという谷奥運営委員長名での回答書に対し、戸田からは、以下のような再質問状をお返ししております。
これに対しての回答は未だ(25年10月16日現在)いただけてはおりません。

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第21期日本臨床心理学会運営委員長
谷奥克己 様

 ご回答ありがとうございます。
 ご回答内容につきまして、さらなるお問い合わせと要望を以下にしたためましたので、ご査収くださいませ。

 ご回答番号に従って記述致します。
1)文書の作成とのご回答を頂きましたが、その告知方法をお示しください。即ち、その文書が、本学会公式の機関誌『臨床心理学研究』或いは、機関紙『クリニカルサイコロジスト』或いは、これに準じることを学会として公認するその他の媒体を新たに設定されるのか、また、その告知時期の見込み(誌・紙の号数発行予定日時)をお知らせください。

2)<対個別事案のため省略>

3-1)21期運営委員会決定において、関西委員会をはじめ「地方委員会」活動を廃止した、と解釈致して宜しいか、確認致します。
3-2)「地方委員会」活動を廃止したとすれば、その理由をお示しください。これは、会員に対して広く可否を問うべき事案と戸田は考えます。
3-3)運営委員会執行部においては、その地方における独自の活動を制限し、いわば中央集権化を目途とされているのでしょうか、確認致します。
3-4)このような中央一極集中支配の方向性は、本学会が、運営委員会の独断専行の可能性を許容する中央集権化に傾くとの印象を一般会員に与えることとなります。
   これをもし、単なる「懸念」であるとされるならばそれを払拭しうるだけの、一般会員が納得できる説明責任が果たされねばなりません。宜しくご説明ください。
3-5)関西の研修委員という役割は、これまでの運営委員会分掌には存在しませんでした。その新たな設定の理由をお示しください。
3-6)関西の研修委員として2名のお名前が挙がっていますが、その選任理由(運営委員長におかれて適任とされた理由)をお示しください。

以上、この3)項目においては、本学会の今後の方向性に大きな変更を加えた重大な方針決定が為されておりますので、懇切な改変理由の説明を求めます。

4)今後HPに掲載とのことですが、現在HPは、ホーム以外は閉鎖されております。検索語を入力すればたしかに一部の過去の記事は取り出せますが、これでは、本学会の公式告知媒体としての用は果たせているとは言えません。まずは、HPの整備再構築が為されていない以前の段階で、HPに掲載するとの回答は、失礼ながら不誠実と申し上げます。いまファイルが欲しいと申し上げていることには一顧だにされず、その時期を定めず、現在その用を為していない媒体にて公示とのみのご回答には、承服いたしかねます。HPの再開予定時期を併せてご回答ください。

5)「20期メーリングリスト閉鎖」の意義が認められません。閉鎖を行わねばならない理由を明示ください。20期メーリングリストは、メーリングリスト会議の議事録に準じる重要な記録であり、今後の議事決定の際の貴重な資料となりますので、今後引き継いでいかれる次期・次次期以後の運営委員会においても役立てていただけます。総じて組織体の記録文書類の保管年数が定められていることをご参照ください。また、今後も引継ぎ関連の事案が生じないとも限らず、それを新旧で参照し情報共有し相互助言の可能性を考慮しますと、存続のまま保全することの方が、一般会員からの開示要求があった際にも、その信頼・信託に適切に応じることができます。またこれからの学会運営においてもし、21期役員におかれて、20期の役員(異業種・他専門家・国際的な学術活動・編集業務他)が培ったノウハウや助言などは必要ない、とのご見解があるとすれば、これを厳に改めて頂きたく存じます。

以上につき、宜しくご検討の上、各々の疑義・意見・質問事項について、遺漏無くご回答のほど、お願い申し上げます。

なお、10月6日(日)の心楽の会例会においては、心楽の会においては、今後日本臨床心理学会といかなる協力関係を持ちうるのかについての協議を行います。
その検討資料とさせて頂きたく、この質問状へのご回答をお願い致します。

              平成25年10月2日    戸田游晏  

総会報告の杜撰

先日郵送されてきた日本臨床心理学会第49回定期総会報告(2013年9月13日付の第21期運営委員会名の文書)には、この総会(八月十日)の出席者が;
午前=23名
午後=25名
と記されている。これはおかしい。

午後の出席者は26名であった。
日本臨床心理学会運営委員選挙の報告;第21期日本臨床心理学会運営委員選挙 選挙管理委員 (三島瑞穂・西田久美江 名の文書)も26名としている。つまり、午後の出席者は25名との記述は明らかに誤っている

午前中の出席者は、いつの時点で確認されたのだろう?
名簿に記録はあるのだろうが、私の記憶では、出席者に通知された確認は行なわれていない。
総会に定数はないのだから、確認の必要はないのである。

第20期運営委員 實川 幹朗

菅野運営委員への謝罪要求が

實川幹朗会員(第20期運営委員・編集委員長)より、菅野運営委員に公式の謝罪要求が送られました。
この要求の趣旨は第49回定期総会直前にHPに掲載されましたが、その後、公式に運営委員会宛てに送付されたものです。
なお、この書面はあくまでも、菅野運営委員個人に謝罪を求めたもので、運営委員会や学会への謝罪要求ではありません。

菅野運営委員への謝罪要求:PDF