第8号: [特集] 中学生に学べ!CP176号に総会関連記事を載せない理由ー谷奥委員長挨拶文の裏読み(その1)

平成25年11月14日(木)

*日臨心デコ*メルマガ第8号をお送りします。
 担当の上月です ○ 。(=^^=)。○
 
CP紙176号が「郵送」で一昨日から昨日にかけて届きました。

自分できちんとものごとを考え、見定めていきたいという
お気持ちのある皆さんなら、本メルマガをその判断材料の一つに
してくださっていると思います。
そんな皆さんなら、お手元の紙媒体のCP紙記事を、興味深く
見入っていただけたことでしょう。

封筒には、精従懇参加案内と、8.10総会報告書・選管報告書が
同封されていました。

CP紙本体の記事は以下です。
谷奥委員長挨拶文・新役員体制・総会参加感想文・HV小委員会報告
・事務局からのお知らせ(精従懇大会開催案内・会費納入願い)・
末尾に、「CP紙は今期ではファイル送信しない」と記されています。

さてさて、
突っ込みどころ満載の内容に、コメントしたいところなんですが、
それらは、おおむね次号にまわします。

とりあえず、前号に引き続き、「参加のはしご」論を補助線として、
運営委員会から発信される情報を、どのように読み解くべきなのか、
上月の疑問や気づいたことをお書きしておきたいです。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

前号では、「参加のはしご」の各々の参加段階について、
本学会での一般会員と運営委員会との関係のありようを、
上(達成された段階)から下(会員不参加)へ
それぞれ当てはめてみました。

■____________________________

8 会員の総意に基づく運営の「コントロール」
7 会員の総意に基づく運営執行権限の部分的な「委任」
6 「パートナーシップ」:会員と運営委員会との共同作業

5 「懐柔」:形だけ、参加・決定の機会が拡大設定される
4 形だけ、会員への意見募集や「聴き取る」ポーズを示す
3 執行部に都合のよい内容を、一方的に「情報提供」

2 「セラピー」:会務運営への不満をそらし誤魔化す
1 会員の意見・関心を執行部に都合良い方向へと「操作」
…………………………………………………………………………

 6以上が、会員各々の意志と能力が生かされている状態
 3〜5は、形だけの参加
 1・2は、参加とは言えない

____________________________■

どうか、ご注意ください。
はしごの下になるほど、お上(運営委員会)の意のままに、
文句も言わず、お上の好きなことができる財源となる上納金(会費)を、
ひたすら吸い上げられ、搾り取られている会員の姿が、
色濃く浮かび上がってはきませんか?

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

今回のCP紙上には、選管報告も総会議事録も共に掲載されていません。
ところが、会則には、以下のように記されています。

 第17条(総会)第5項
 議決は、機関誌、紙を通じて会員に周知徹底される。
 会員は、機関誌、紙刊行後2ヶ月以内に再審議のための臨時総会の開催を
 要請することができる。

そして、別紙の「日本臨床心理学会第49回定期総会報告」には、
「当日の討議を含めた議事録」は機関誌第51号第1号に掲載
とのアナウンスがあります。

しかし、この「報告」には、同じく別紙で同封の選管報告が、改めて
本学会公式媒体の何れかに掲載されるとは書かれておりません。

せめてこの、8.10後最初の176号には、
当日立候補当選者8名と監事2名の所信を、載せるべきじゃないですか?
このことは、戸田前事務局長が20期運営委MLでの引継ぎ連絡として
8.10直後から進言し続けてきたことですが、まるっと無視されました。

・・・・・・・・・・・・

さて、これは何を意味するか?
公式HPで、掲載予定であるのは、CP176のファイルのみです。
つまり、「<役員選出>」以下の記事と選管報告は、ファイルでは
少なくとも当面は公開されないわけです。
スキャンしてPDFファイル保管すればよいのですが、
そこまでやるのは、おそらく、デコ編集仲間ぐらいのもんです。

・・・・・・・・・・・・

どうも、21期運営委員会は、8.10選挙の実情について、
あまり堂々と広めたくないのでは?
と、上月には思われてならないのです。考えすぎでしょうか…。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ところで、20期のML会議の30題以上の議題に対し、任期中一度も
発言を投稿しなかった運営委員が、幾人かおられました。

その中のお一人、というよりも、その中でも
議題への意見投稿はおろか、賛否何れかを求める問いかけにさえ、
一度たりとも回答をなさらなかった唯一の運営委員こそ、他ならぬ
いまの運営委員長、谷奥克己氏です。

この旨は、8.10総会資料「20期運営委員総括」でご自身が認めておられます。

前期の執行運営状況への参与を、個人的な心情面でのご都合から放棄され、
回避し続けておられた方が、今期の運営委員長に就任されたのです。

谷奥氏の総括文からお分かりのように、谷奥氏はML会議を評価なさらず、
臨床的スタンスに基づいた対面での会議の優位・有効性を強調されています。

じゃあ、今回、新旧三役の引継ぎは、みっしりと対面で、
さぞ、じっくりしっかりと、懇切になされたのだろう、って?

  いいえ、とんでもない!! それが、そうじゃないんです。

じつは、谷奥さんは、前運営委員長酒木さんとは一度だけ、ごくざっと
挨拶程度にお電話で話されただけ、たったそれだけなんです。

言ってることと、やっていることが、こんなに矛盾していて、
いいんですか? ねえ、谷奥さん!!

この事情を酒木前委員長から聞かされた戸田前事務局長は、再三にわたって
「20期からの積み残し課題と取り組み半ばの事案が多くあるので、
三役のみが掌握してきた会務の詳しい引継ぎを、早急に行って頂きたい」
と谷奥さん宛てに依頼を繰り返し、幾度も催促しました。

そして、ようやくのこと、総会より1ヶ月後の9月11日に、谷奥さんから、
「そうするつもりだ」との旨の、具体的な時機も場所も明示しない
曖昧な返答がありました。

ところが、その後、酒木さんには、谷奥さんからの
(電話での「関西研修委員」就任依頼があったことを除き、)
引継ぎに関わることは、谷奥さんはじめ他の21期役員のどなたからも、
全く一切、連絡が無いんだそうな。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

このような21期運営委員の事実上の引継ぎ拒否から生じてきたのが、
21期運営執行状況の、不調や不具合です。

今回のCP紙同封の文書の「差し替え」が生じたことが明かな一例です。
これは必然の結果でした。

元はと言えば、引継ぎ運営委員会開催を拒絶したことにあります。
つまり、8.10総会議事全般の状況を会場環境管理者として把握し、
20期事務局会務を誰よりも熟知していた前事務局長をはじめ、
退任役員によって、8.10後に20期運営委ML投稿で示された、
意見・助言・提案のほぼ全てを実質的に無視・黙殺したのです。
このような、21期の拙速な運営会務のスタートこそが、
元凶と言うほかありません。

公式HPに関わるごたごたも、例外ではありません。
(言い訳沙汰に紙面見開きを割くのも、全くいただけません!)

8.10の総会直後に急遽開催された21期第1回運営委員会ですでに、
正副委員長と事務局長が決定していました。ことに菅野さんは、
たいへん意欲的で、「事務局長、やらせてもらいますっ」と
よく通る元気いっぱいの宣言をなさいましたので、
外で後片付けを手伝っていた上月にも、はっきりと聞こえました。

21期の役員方は、かれらにとっての異分子をすっかり排除できて、
もとのなれ合いのぬるま湯の蜜月に戻れる、と
ほんとうにそのときには、ほっとされたことでしょうね。
それが、菅野さんのうきうき気分に、よく代表されていたと思います。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

21期運営委員会は、地方組織活動(会則8章25条)、つまり
会員が自主裁量で行う諸活動の制限、要するに事実上の撤廃を
このCP176号2頁「役員体制」決定報告で、公示しました。

会員参加のはしごで言えば、最下位のさらに下、地面の底に、
わたしたちが温めてきた活動計画の数々が、蹴り落とされました。

このような重大な通告を、一切の理由説明なしに、
「お上が決めたことだ、従え」とばかり、一方的に宣告する。

これは、地方会員の主体的な組織参画・参加の権利の剥奪であり、
権力を振りかざした、不当な暴力じゃないですか?

この谷奥委員長名での事前通告に対し、前事務局長戸田氏が、
理由説明を付す必要性を、既に再三再四、求め続けていました。
しかし、ついに9月13日から2ヶ月を過ぎた本日に至っても、
一切、一言たりとも谷奥委員長からの回答は、ないままです。

谷奥委員長回答文書への疑義と意見:地方組織活動統制への異議申し立てほか

そして、このたびの「郵送」が行われました。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

谷奥さん菅野さんをはじめ21期役員お歴歴に、再度、お聞きしたい。

姑息な情報操作、つまり概ねの嘘に一部事実を含める裏技を駆使し、
都合の悪いことに触れるのを避け、スカスカの内容を提示することで、
核心的な問題の数々の隠蔽を塗り重ねる。
これぞファシズムの情報戦略であり、会員への背信であり、
不誠実な行為である、
これらの自覚をお持ちでしょうか?

一般会員の学会への積極的な参加を排除し、中央集権化をたくらみ、
そして…
この学会を、これから、どこに、連れて行ってくれるのですか?
迷走するわけにはいかない、いま、たいへん大事な局面なのですよ。

20期でかつて明示された、くっきりとした具体的な展望が、
CP紙今号第一頁の委員長挨拶には、全く見いだせません。

20期から持ち越した深刻な問題の根幹の把握と意味の理解に
いちばん、うとく、議事への関わりを避け続けてこられた人物、その
谷奥さんが、運営委員長に選ばれざるを得なかったこと。
この事実こそが、21期運営委員会の問題性を雄弁に物語っています。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ところで、いまこのへん(上月の居住地らへん)の公立中学校では、
生徒会役員選挙準備が始まっています。
昨日子どもが持ち帰ったプリントに生徒会役員選挙管理委員会発の
「立会演説会プログラム」を見つけました。
そこには、大きな文字で、つぎのように書かれていました。

   一緒に頑張っていけるリーダーを選ぼう
      なぜなら、☆☆中を変えるのは、<君>だから。
   <選ぶということは、一緒に頑張るということです!>      

わたしたち一般会員も、子どもたちに恥ずかしくないよう、あらためて
背筋を正すべきではないですか?

学会運営に真に公平に参画できてこそ、「日臨心の会員」でしょう?
そうでないのなら、他にいくらでも組織・団体はあります。

学会活動にしっかりと参画するための必要条件は、なにをおいても、
運営執行部の<公式発表の裏側の事実>を、きちんと「知っておくこと」
そして「知ろうとすること」。

お上(運営委員会)が、一方的で偏った自分に都合のよい情報を公開し、
正史に記し広めること、つまり、「参加のはしご」の下から3段目。
これは、民意操作、そう政治戦略の基本中の基本。

これって、民衆(会員)が軽くあしらわれ、
……つまり、馬鹿にされてるってこと、じゃないですか?

 “o( ̄‐ ̄*) ………冗談じゃない!!! (#`д´)

我々一般会員は税金(年会費)を身を削って上納しているのに、
お上からは、愚かでおとなしい、単なる<金づる>として
軽んじられ馬鹿にされ続ける、これで、ほんとうに、いいの!?

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

運営委員会の公式発表を、客観的事実の提示により、側面また
裏面から補うことが、デコメルマガの最大の使命だと思っています。

「日臨心の会員であって良かった!」と思いたいとお考えの
こころざしある皆さんに、できるだけたくさん、
ほんとうのことをお伝えしたいんです。

    なぜなら、日臨心を変えるのは、<君>だから!!

みなさまからのご意見をお待ちしています。

               日臨心デコメルマガ担当:上月宝珠(=^・^=)     
                               

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください