第64号: [2014年度総会議案書の読み方(27)[ 決算案に連動する予算案と予算説明文の不備 <まとめ> ]

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平成26年11月9日(日)

*日臨心デコ*メルマガ第64号をお送りします!
15日の第50回定期総会に向けて、「総会議案書」を読み解きます。
第3号議案(『臨心研』52-1,p79〜80)を取り上げます。

第3号議案は、今年度の予算案。これまで(57号〜)検討してきた

決算案(第2号議案)問題箇所に連動する費目への考察を行います。

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1)「学会認定資格担当委員会費目」の削除
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この費目の意義と重要性は、59号で詳しく説明しています。
http://ck.acemail.jp/W9A3fod5/Nuxr/
      [「学会認定資格」はなぜ検討をさえ阻まれるのか ]

「21期運営委体制」にて担当役員(高島眞澄・栗原毅)を
 
定めたが、支出は無く、今年度予算案から削除されました。

第1号議案中には、活動報告はありません。

高島眞澄氏、栗原毅氏による「活動は、行われなかった」

と解することができるでしょう。

費目を削除するには、相応の説明を要しますが、皆無。

☆★ まるで、最初から存在しなかったかのように。

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2)「CP紙発行」費目が、決算案と予算案に新設
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従来(20期まで)は、「誌紙発送委託費」(10万円)に

CP紙の印刷および発送代を含めた、一括費目として

計上されていました。

「CP紙発行」費目が、印刷と発送代を含むことは、

他の費目名からの消去法で、推測ができるものの、

費目を別立てで付加する必要性の説明がありません。

★☆ 結果として、従来の「誌紙発送委託費」が、事実上

   2倍に水増しされた事が、解り難くなっています。

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3)「事務局長執務費」の削除
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この費目は、事務局長の能力的・時間的な不足を

補うためのアルバイト雇用経費等に宛てるために

20期において設けられていました。

   能力的・時間的に充分な力量を持つ事務局長が

   就任されるに際しては無用であり、今期において、

   削除相応との判断があったと推測するところです。

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4)「事務局予備費」の削除
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決算案(p76)の摘要欄「事務局予備費」が脱落(空欄)。
 

不測の事態に備え、通常、予備費を設けることが

望ましいと考えられます。計上しない理由説明が、

求められます。

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5)「地方委員会活動費」 <名実ともに抹殺>
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前年度予算案(『臨心研』51-2,p68)では、

「地方委員会活動費」で一括6万円を計上。

   しかし、今回の決算案(p76)の費目は、

   関東と関西の活動費目を分離。しかも、

   関東委員会活動費予算としてのみの6万円、

   関西委員会活動費予算金額は無記載。

さらなる不備は、決算報告案説明箇所(p77)では、

「関西委員会活動資金5万」と、諸々に不整合です。

予算案(p79)にて、研修委員会費用は、

前年度と同額で計上されています。したがって、

★☆ 関東および関西研修委員会の新設とは、たんなる

   名目に過ぎず、事実上、地方委員会活動が、

   完全に廃絶されたことが、この費目構成によって、

   如実に明らかとなっています。

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昨年度予算と本年度予算案の適用欄を比較したときに、はじめて、

複数箇所の大きな改変を発見することができます。そうではあれ、

今回、決算案自体が、昨年度予算から既に改変されてしまっており、

予算案の不備が、初見の会員には、より解りにくくなっています。

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p80の説明には書かれていない、不可解な費目の新設

および費目削除が見られます。

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★ 言うまでもなく、

  決算案は、過年度の活動実態を如実に示し、

  予算案は、活動指針と、その理念的背景を併せて示す、

  最高議決機関(総会)での承認を審議される、重要案件です。

…………………★……………………………………………………☆

第57号以降本号に至るまで、会計関連議案の問題点を

詳しく考察してまいりました。   これらに基づき、

☆ 会員の皆さまには、15日総会での決算案・予算案

  承認の可否に、公正なご判断を戴きたく願われます。

…………………★……………………………………☆

☆  会員のみなさまには、メルマガ既刊各号の趣旨を、

  「2014年度議案書」と照合の上、ご確認を戴き、

   総会への直接参加、または議決権行使書提出にて、

   議決に臨んで頂きますよう、お願い申し上げます。

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 < 決算案・予算案・各々の会計報告の問題点 > 既刊

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57号:『臨心研』52-1配送1ヶ月前に指摘した不備を無視
http://ck.acemail.jp/sLukyJBd/Nuxr/

58号:偏った見方へと読み手の印象を誘導する報告者の姿勢
http://ck.acemail.jp/v87x3PO8/Nuxr/

59号:「学会認定資格」の意義とその検討が阻まれる裏事情
http://ck.acemail.jp/W9A3fod5/Nuxr/

60号:退会した会員からの活動実態を記す修正報告を却下
http://ck.acemail.jp/85CQjsD2/Nuxr/

61号:監事の監査意見を無視した上での、虚偽と言い繕い
http://ck.acemail.jp/ix63UUsY/Nuxr/

62号:益無く浪費でしかないCP紙郵送配布の意味不明な理由
http://ck.acemail.jp/BmRYASEB/Nuxr/

63号:HP管理費4ヶ月で支出8万を、経費節減と虚偽報告
http://ck.acemail.jp/dhX7iNsN/Nuxr/

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「2013年度決算報告」<不適正記述>の、修正を求めます。

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「2014年度議案書」の問題点(概要)は、デコHPに掲示しています。
不適正記述の概要は、以下に。
http://ck.acemail.jp/TRxpnzsB/Nuxr/

デコFBです。(メーラー設定により表示できないことがあります…)
http://ck.acemail.jp/qw5OxCiJ/Nuxr/日本臨床心理学会d?construction/1443364212610897?pnref=lhc

  20期運営委員会事務局長・運営副委員長・暫定会計担当 戸田游晏

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みなさまからのご意見をお待ちしています。

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