菅野運営委員に公式の謝罪要求への返答が届きました。
たいへん難解な文章ですが、読み解くと、私・實川の求めた謝罪発言はありません。言葉のうえでの謝罪めいた表現と、立場を入れ替えての寛大 な赦しの表明により、問題がこれまでにも増して巧妙にすり替わっています。
約言すれば;
1 私のメーリングリストでの書き込みを歪めて公表した行為への謝罪はない。
2 問題を實川の心情への配慮にすり替え、この配慮の欠如は自からの正義感によると言い訳する。
3 悪いのは實川だが、自分は心を広くして赦すと表明。
4 訴えた「当事者」の意思、発言の存否を菅野さんだけが判断できるとの尊大な立場を維持しつつ、あたかも弱者のために命がけで行動したかの如くに言い募る。
5 実態では、「当事者」を追い詰めた藤本運営委員長(当時)と力を合わせ、彼を挟み撃ちにしていた。
6 「個人情報」を盾に、学会運営の情報を隠そうとしている。この情報は、学会の主権者たる会員のものなので、隠すのは特定秘密保護法と同じ「する側」の論理である。
詳しくは、次のファイルをご覧下さい。
*心理臨床の現場では、「精神障害当事者」がそれこそ存否を賭けた問いを投げ掛けてきます。受け止められなければ、流す他はない。受ける力も気構えもない人びとが、臨床家を名乗って職に留まるにはどうすればよいか? − 誤魔化しの技術を磨くことです。聞き流し、すり替え、知らん顔を決め込みつつ、人権を護る正義漢の仮面を被り続ける技術。これを身に付ければ「心の専門家」と言われるようです。
前運営委員/實川 幹朗