第14号:[特集]言わなわからんこともある!!谷奥委員長挨拶文の裏読み解析(その2)

平成24年11月24日(日)

*日臨心デコ*メルマガ第14号をお送りします。
 振替休日にもならない今日も明日も相も変わらず年中無休!
 根性一筋、勤労できて感謝する上月です ○ 。(=^^=)。○

まずはじめに、お詫び致します。
昨日の13号の記述の一部に、誤りがありました。

・・・・・・[13号記述引用]・・・・・・・
8.10総会の朝からずっと、壁際で議事に陪席していた心楽の会の女性の
お一人が、言うてはりました。「女の人たち(元々立候補して当選した
お二人)を前に立たせて、自分たちは後から出て行く(立候補の男性は
5人)なんて、情けない」と素朴な感想。
・・・・・・・[引用終わり]・・・・・・・

の、女性の言葉の後半部分。
 正しくは、
  「…自分たちは後から出て行くなんて、ずっこい(=狡い)」です。
     関西弁翻訳過程でのミスでした。
       お詫びして訂正いたします。<(_ _)>

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さて、本題。

CP紙176号巻頭の21期谷奥運営委員長挨拶について、
将来への明確なヴィジョンがない、などのツッコミどころを、本号で
あらためて、焦点化しときましょう。
なにしろ、本学会公式広報紙に掲載された、貴重な資料ですから。

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まずはテキスト。この頁にPDFへのリンク。開けたところの頁です。
http://ck.acemail.jp/CSYHYnZ9/Nuxr/

この谷奥挨拶文のパラグラフごとに、小見出しをつけましょう。

第1パラグラフ:自己紹介。学会入会動機、これまでの仕事。
第2パラグラフ:現在の職位。
第3パラグラフ:現在の目標:「インクルーシヴな社会をめざす」。
第4パラグラフ:ご自分の立候補と委員長就任の経緯。
第5パラグラフ:学会内問題の一般化:資格問題との連関化へ。
第6パラグラフ:選挙制度「改変(会則改訂)」の検討が「必要」。
第7パラグラフ:前期委員長提案を「会務停滞打破」策として討議。
        会員への支援のお願い。

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第1から第3パラグラフまでは、谷奥さん個人の立場と信条を述べて
おられるので、どうこう言うつもりはありません。

ただし、第3パラグラフに掲げておられる高邁な理想に関しては、
このメルマガで繰り返しご指摘してきました。つまり、理念理想と
実際になさっていることとの食い違いについての、再度補注が要。

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第4パラグラフには、選挙の経緯が述べられていますが、この記述には、
この紙面のウラ(2頁)と、まさに表裏一体の意味合いがあることは、
すでに、メルマガ10号と13号でご報告しました。

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そして、第5パラグラフ。これは、恐らくは最も時間をかけ、苦心して
推敲を重ねられたのではないでしょうか。

第一文、「本学会内部」で問題が生じていると記されています。果たして
そうでしょうか?これは「運営委員会内部」で、正常な議論が一方の側の
無視・拒絶によって遂行できなかった、という実に単純な「問題」です。
<運営委員会内の紛争を、学会内全体の問題にすり替える。>

第二文、さらにこれを「時代状況」を共有する「国内のあらゆる組織」に
共通するものとして<一般化>する。<つまり焦点を散大してぼやかす。>

第三文、ここで会員一般が共通に関心を抱く国家資格化問題に置き替え、
他学会(日心臨)内「有志」の意見(伝聞)のみを示す。
<本学会の立場は?本学会としての意見は?指針は?…書かれない。>

第四文、「真の臨床心理学の探究」は「国家資格の内容」を問う事と見なす。
それならば、本学会が、「国家資格の内容」を今まさに問うているのですね。
<ただ問うだけですか?せめて現段階での答えは?…示されない。>

※置き換え・すり替え・一般化、そのあげく、一つの展望も指針も示さない。

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第6パラグラフ。役員選挙の後からぐだぐだ文句が出ないように、選挙方式の
一元化を「会則改変」を含め検討の「必要があります。」…は抱負?しかし、
<(實川さんの補注を参照、)「やる」とは、どこにも書かない。>

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第7パラグラフ。ここでは、酒木さんのお名前をあげて「セラピー」。
つまり、温厚で争いを好まれない(21期にとって危険ではない)
酒木さんをこのへんで持ち上げて置く。そのココロは?
21期が20期を切り捨てているわけではないことの、アピール。

でも、酒木さんの20期での最大の功績、つまり日本の心理学系学会初の
中国での国際大会実現には全く触れない。(酒木さんの業績は10号参照)
谷奥さんご自身が意味の理解が可能で、ご自分の言いたい流れに添った、
ご都合のいいとこ取り。

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<まとめ>

19・20期にかけて、「真の臨床心理学」を、日本の歴史・社会状況に馴染む
実践方法論に求め、宗教(広くスピリチュアル領域)の知、また土着の身心性を
探究する民俗の知を取り入れることを、2度の大会を通し提言してきました。
また、大震災・原子力災害・向精神薬薬害問題にも取り組んできました。

この流れを21期では、どう継承するのか或いは全てか一部を断絶するのか。
今これからの指針、ヴィジョンこそ、会員が最も知りたいことではないか?

内紛やごたごたなどは、本来(本学会理想を尊べば)、あり得無かった。
谷奥さんの理念のように、「共に生きる」ことが「真に」目指されたならば。

谷奥さん、あなたは以下をこそ、しっかりと記されるべきでした。

かつては運営委員会内部で、排除する側される側の二極化が生じていた。
これを「打破」し、「共に生きる」ことを成し遂げるため、いま、
委員長である自らの身命を賭して臨むと。

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

「どうせ言うても、担任、わかってくれへんもん!」
と言うお姉ちゃん(●‘_’●)に、上月(=・・=) 、
「たしかに、わかってもらわれへんことはある。
 けど、心に思てることは、やっぱり口で言わな、わからんよ。
 言うて伝える努力せんのは、あかん。」

そしたら、お姉ちゃん(#●`´●)/
「やっとるで。けど、
 あんまりわかっとらへんから、キレて、バリおもたままブチまけたら、
 『誰にモノを言っているんですか。言葉の暴力はやめなさい。』やて。
 うちのことなんか、200パー(セント)聞く気、無いねん!!」

……どこも同じやないですか。「学会」も「学校」も。
ほんま、どうしたもんやろ。

             [閑話休題]

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21期となって、せっかくお仲間が一枚板の結束を果たせたはず。
気心知れた旧知の仲間同士ならばこそ、自ら互いに自戒し合って、
自浄力を働かさねばならない、のではないですか?
そして、敢えて(自らの)<影>を取り入れて<統合>する勇気を
持たねばならなかったのではないですか?

それが果たせていたら、8.10後も、ここまでこじれることはなかった。

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新旧運営委員間の紛争は、どこに問題があったのか?
ことある毎の意見対立、これらを丁寧にひとつひとつ打開を目指して
相手に向き合い、意見を統合し或いは第三の道を探る努力
……があって然るべき。しかし、その代わりに、
無視・黙殺、あげくの果てに(裏工作も勘ぐられかねない)「排除」。

これが、現21期運営委員会が構成される過程の実像です。

コップの中の嵐さえ鎮める力がない…自浄力・共生力の不足。

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   日臨心を変えることができるは、
      年会費を支払って、実質的にこの学会を支える       
         皆さんお一人お一人です!

税金を上納してくれるだけの「物言わぬ大衆」は、権力者をさらに驕らす。
           フーコーの説に、楯つこう!

みなさまからのご意見をお待ちしています。

               日臨心デコメルマガ担当:上月宝珠(=^・^=)     
                               

★日本臨床心理学会デコ
 http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/

 日本臨床心理学会20期で生起した問題群資料集
http://firestorage.jp/download/f4124b92ebddbad147da4dc424a11acd5a72e4a1

   配信の停止は、次のところから行なってください。
   https://www.acemail.jp/c/nitirinsindeco/stop/?mail=ratna%40iris.eonet.ne.jp

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