第11号:* [特集] 会議費は大盤振る舞い?!(その1)ー自己尊厳感・救済者願望の充足だけじゃない、役員優遇ゲンキン事情

平成25年11月21日(木)

*日臨心デコ*メルマガ第11号をお送りします。
 担当の上月です ○ 。(=^^=)。○

運営委員が一人増える度に、学会出費がどれだけ増えるのか、
皆さん、ごぞんじでしたか?

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本学会財務の収支バランスは、講読会員(100機関余り)の会費収入の
おかげで、なんとか成り立っています。
しかし昨今資料データ化が進み、人文系学術研究機関(大学図書館等)でも、
冊子体逐次刊行物定期購入を取りやめるケースも増えてきています。
将来的に、従来の講読会費に頼る財務運営から、少しずつ軌道修正を図る
事案が20期会計担当兼任(戸田氏)には大きな検討課題でした。

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新たに収入を増やすことが難しいのは、言うまでもありません。
まずは、現在の支出を見直すことを試みなくてはなりません。
昨年の8月には、
旧事務所に保管料を支払っていた学会財産の移管処分を行いました。

<第一義的な告知媒体>を公式HPとすることを打ち出したことや、
学会発行文書類の電子化とそれらのメール配信への暫定移行のために、
会員へのメールアドレス登録のお願いしたことも、
この将来を見越しての、経費削減策の一環でした。
(しかし、ご周知のように、21期では、この方向性は廃絶されました。)

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なかでも会議費用は、現状のままでは、将来、学会財務を致命的に圧迫する、
と戸田20期事務局長は大いに危惧していました。

そこでとりあえず、いまできる支出の節約をやってみたようです。
会場は、9時〜21時までで3500円の戸田氏卒業大学の同窓会施設を利用する、
公共施設利用の抽選に並ぶ、手持ちの会議用プロジェクタを持ち込む、など、
頭より手足を使っての地道でみみっちい(^^;)苦労を重ねはりました。

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ところで、本学会では、大会併催以外の対面(つまりML会議でない)
運営委員会の出席役員には、交通・宿泊費の全額支給が慣例です。

しかし、長年の慣例を一挙に無くすことができないのは当然です。
そこで戸田氏は、昨年の20期第二回運営委員会(大阪開催)を前に、
交通手段にはできるだけ夜行バスを利用していただくことや、
縁故宿泊(補助金支給)の推奨などの宿泊費節約をお願いをしました。以後、
これを含め3度の会場が、リーズナブルな社用宿泊施設が多い新大阪だった
こともあり、宿泊費については役員各位、よくお心がけてくださいました。

しかし、交通費削減については不調でした。
体力的に会議参加に悪影響がある、など反対意見が出て、事実上、
却下となりました。

ただ、毎回夜行バスでご出席くださった、鳥取の田中さんと、
退任された東京の野村さんが、この趣旨によくご協力くださいました。

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運営委員会役員交通費支出の大きさについてですが、
具体例をあげたほうが、ピンときていただきやすいと思います。

20期中に費用支出のあった対面運営委員会は、何れも大阪、3回でした。
いずれの回にも、茨城と東京方面から、5名の運営委員が来阪されました。

そのおひとり当たりの交通・宿泊費は、3万〜3万5千円ほど。
これを平均しますと、おおむね、年会費の4人(・件)分余りに相当します。
対面会議それぞれの回に5名のご出席で、平均16万2500円。
20期の対面会議が3回で、平均48万7500円。
これらは、役員各位からの交通費実費の申告通りに、支出されました。

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さて。
それぞれの会議では、この支出に見合った大きな成果があった
と思って当然ですよね。みなさん、きっとそのように期待されているはず。

一人の役員が一回の会議に出席するたびに、わたしたちが払っている
8000円の年会費4人分が、その都度、支出されてきているのですから。

それらの会議の実態については、次号でご報告しましょう。

あるいは、皆さんでも、前20期では逐次ファイルで送られていた
各回の議事録を参照くださるなら、おおむねご推察いただけます。
また、事務局長保管の各会議での「発言者記録簿」の開示を、
菅野21期事務局長にお求めください。この原簿を議事録と突き合わせると、
会議の様子がかなり生々しくわかります。
全録音記録もクラウドにあがっていますので、その公開を現事務局長に求め、
検証くださってもよいと思います。

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   日臨心を変えることができるは、
      年会費を支払って、実質的にこの学会を支える       
         皆さんお一人お一人です!

税金を取られるばかりの「物言わぬ大衆」であってよいわけがありません。

みなさまからのご意見をお待ちしています。

               日臨心デコメルマガ担当:上月宝珠(=^・^=)     
                               

★日本臨床心理学会デコ
 http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/

 日本臨床心理学会20期で生起した問題群資料集
http://firestorage.jp/download/f4124b92ebddbad147da4dc424a11acd5a72e4a1

   配信の停止は、次のところから行なってください。
   https://www.acemail.jp/c/nitirinsindeco/stop/?mail=ratna%40iris.eonet.ne.jp

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