平成二十七年度 定期会員総会 暫定報告
平成二十七年度定期会員総会
議長 實川 幹朗
去る9月4日に開会した本年度定期会員総会は、当日中に終了できませんでした。このため、会則第17条第3項により定期総会を主催する議長団は、同26日に定期総会を再開し、全議案の審議を終えました。
ここに重要案件の結果のみを、取り急ぎ記します。
正式の議事録は追って公示致します。
出席者:16名(中途参加含む、議長を含む)
議長団= 議長:實川幹朗、副議長・書記兼任:金田恆孝
̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
総会開会時 出席者(委任状):14(14)
議決権者:計28名
̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
・《第5号議案 第22期運営委員選任》
まず、戸田選挙管理委員より、本役員選挙は、去る9月4日の投票直前に、会場の都合により中断した投票行為の再開継続として施行するとの趣旨説明があった。
続いて議長が、会員から自主的に送付された信任投票用紙および議決権行使書の取り扱いについて3通りの方法を示した。
採決の結果は次のとおりである
1) 出席投票と同等に扱う 0
2) 参考とし、記録に残し公表する 13(13)
3) 無効とし、記録に残さない 0
よって、四日の参加者で26日に参加できない会員の郵送などによる投票は別に集計し、参考に留めることとなった。
・役員選挙結果
【運営委員の選出】
金田恆孝 信任26票
實川幹朗 信任26票
中川聡 信任26票
渡辺三知雄 信任20票
※委任状を含む投票総数は26票 (議長とその委任状票を含まず。)
よって渡辺三知雄、中川聡、實川幹朗、金田恆孝の各氏が、議決権者総数の2分の1以上の得票により、第22期運営委員に選任された。
【監事の選出】
梅屋隆会員、戸田游晏会員が推薦を受け、賛成多数により第22期監事に選任された。
・第2号議案《2014年度決算報告案》について
決議:決算案は承認しない(全会一致)
理由:議案書に会計責任者の署名が無く、運営委員会よりの説明がないならば、決算案そのものを無効とせざるを得ない。
付帯決議:第21期運営委員会に対し、以下の各項を求める。(全会一致)
1)会計業務はだれが、どのように行なったのか、詳細な説明を求める。
2)運営委員会は会計責任者をどのように選定し、任命したのか説明を求める。(万一、任命の経緯が不明なら、権限の無い人物による流用の可能性が否めない。)
3)ホームページ維持管理委託先業者の選定に関し、利益相反関係の有無が不明なので、業者の選定が公平かつ適正に行われたことを証する説明を求める。
̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
新たに一名出席。これにより、出席者(委任状)15(15)
議決権総数 30となる。
̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
・第3号議案《2015年度予算案》
決議1:予算案は承認しない(全会一致)
理由:予算算定の根拠となる決算案に不明点が多い。また、事務管理費費目の大幅な増額の根拠が不明である。
決議2:本年度の予算については、平成26年度の予算案を暫定予算として執行する。(全会一致)
理由:当面は、学会活動の維持に最低限必要な費目のみを認めるべきなので、すでに承認を受けた前年度予算案に依拠する。
付帯決議:後日、総会にて本予算を決する。(全会一致)
・第4号議案《会員の除名案》
戸田会員を対象とする除名案および他の3名の会員を対象とする除名案は、いずれも廃案となった。
決議:会則第7条は、平成26年11月15日改訂以前に戻す。(全会一致)
理由:「除名」規定は本学会趣旨にふさわしくないため、「ないし永久的」および2)全文を削除する。
̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
新たに一名出席。これにより、出席者(委任状)16(16)
議決権総数 32票となる。
̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
・会則改訂案:第13条の条文のうち、「を必要とする」を「によって決定される」に改訂する。
賛成 0
反対 3 (3) 計 6
保留 12(12) 計24
会則13条の改訂案は保留とする。
付帯決議:以下の文章を会則7条改訂の理由として付記する。
「除名規定の設置そのものが本会の理念と目的にふさわしくなく、このような規定が設置されたことそのものに、当総会は深く憂慮する。」
平成27年10月1日