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津久井やまゆり園事件について《代表理事声明》

去る7月26日、相模原市の津久井やまゆり園で、真に悼ましい殺傷事件が生じました。
犠牲になられた方々のご冥福を、こころよりお祈り申し上げます。

いま、この事件の原因を、容疑者個人の病理に収斂させようとの動きが見られます。
この流れは、「措置入院」の強化など、「精神障害者」への偏見に基づく「予防」へと繋がりかねず、私たち臨床心理学会は、これを深く憂慮します。

背景に横たわる深刻な社会病理から目をそらしていては、惨事の全容はけっして明らかになりません。
本学会はこの事件の今後を注視し、広く関係方面より情報を集め、解明に努めたいと考えています。

平成28年7月31日

代表理事 實川幹朗

第1回定時社員総会議事録

第1回定時社員総会議事録(原本写し)

日時:平成28年6月26日(日) 12時~12時55分
場所:姫路市 市民会館 第2会議室(中ホール)
会場出席社員数:14(原本記載氏名略)
電磁出席社員数: 1(原本記載氏名略)
委任状:議長宛: 0
社員宛: 5(原本記載氏名略)
議決権行使書 : 1(原本記載氏名略)
総議決権数  :21
社員総数(平成28年6月19日正午現在)※:40名(現在仮申込(代筆)中の1名を除く)
社員の過半数出席により、第1回定時社員総会は成立した。

議長:實川幹朗
書記:戸田弘子

【任意団体時の議事運営慣例からの変更】
※電磁的方法を併用する。会議開始前のメール文面での議決権行使を認める。
および会議中にフェイスブックイベントページの投稿機能でのリアルタイムの意見提示を可能とし、事案に依っては、議決権の行使を認める。
※議長委任等、一名への複数の議決権者からの委任を認める。
※出席者(委任状を含む)が社員総数の半数に満たない場合には、仮総会とし、議決事項の社員全員への通知の後一定期間の間に異論が無ければ、議決は承認されたものとする。

第一号議案 会務報告(社員数等社員の情況・今後の活動について)および決算・予算案の議案化・審議不能についての承認
会務および会計報告:6月19日の亀口派が提示する決算・予算案により現在残存する学会資産の概容が推量される。また、7月29日の第四回公判の亀口原告側が準備書面に添付予定の学会資産状況により、最近の資産状況が判明する。裁判所は和解を勧告すると予測され、本法人の資産状況およびこれに基づく活動計画は、あくまでも、今後の裁判の成行によって左右される。現在の会務報告として以上を承認いただきたい。
以上の報告が承認された。

第二号議案 機関誌・広報紙の電子化
説明:学会事業の柱は、資金を必要とするものとしては、2つ。年次大会開催と機関誌の発行である。本法人の第一回年次大会は、広告宣伝費および関連冊子を電磁的媒体を用いることで極力削減して開催した。このように紙媒体での機関誌刊行には、印刷・製本と冊子体の郵便物発送には、本学会近年の実績からは1号につき50万程度の資金が必要である。
しかし、現在、学会資金が使用できない状況であるので、現時点では、機関誌の暫定的な形態としてHP上への電子ファイル(PDF等)掲載の方法を取る。会費額の低額化を図るためには、同時に学会誌の電子化が望ましい。
雑誌の電子化には、様々な課題があるが、新たに立ち上げる際の作業の工程は手続き的に困難である。既存の電子雑誌に掲載するための便宜を図る方法を考える。
機関誌および広報紙の電子化への承認をいただきたい。
修正案(発行費用を紙媒体(冊子体)が欲しい請求者が実費負担する。)が提出されたが審議せず。原案が可決承認された。

第三号議案 会費の決定および減免制度の設定
説明:年会費5000円または5000円以下の具体額を検討する。また、減免制度設定の有無を決定する。減免制度を設定する場合には、減免対象・運用については理事会への一任を承認いただきたい。減免額は半額を提案する。
決定事項は以下。
1)年会費:5000円。
2)減免制度:有。
3)制度運営(対象者の選定等)の理事会一任:承認(反対1)。
4)減免具体額(半額):賛成16名。反対1名。

第四号議案 旧任意団体代表を称する原告日本臨床に対する別訴の承認
説明:旧任意団体代表を称する亀口公一氏らが平成27年12月25日に、現法人役員5名に対して、学会の名称使用による活動で蒙る損害と称して1000万円の賠償訴訟を起こした(平成27(ワ)第12970)。これに対し、本法人は本年4月12日に原告亀口らが名乗る「第22期運営委員・監事」に対して、名称差し止めおよび学会財産返還等の請求訴訟を起こした(平成28(ワ)第3592)。これら2件は統合され、現在大阪地裁にて審理が継続中である。法人からの提訴および裁判費用を経費として計上することを承認いただきたい。
「赤字になった場合の法的手続きが不明な段階では、賛否は表明できない。」との意見が出た。
原案修正提案として、以下の条件が付加された。「法人の会計事務について適法な手続きを遵守する。」この修正原案への賛成多数により可決された。

第五号議案 新理事体制
説明:設立時役員の留任(任期は本年度終了:平成29年3月末から3ヶ月以内に開催される定時社員総会まで)の承認の可否・新役員の選任等を行う。以下の者を新理事として提案する。
梅屋隆、金田恆孝、酒木保、實川幹朗、戸田弘子、中川聡(50音順)。
新理事体制が賛成多数により承認可決された。
保留・非承認:意見書提出1名。

以上

議 長     實 川 幹 朗   印
議事録署名人  (原本記載氏名略) 印
議事録署名人  (原本記載氏名略)    印

熊本地震お悔やみとお見舞い

「平成二八年熊本地震」で被害に遭われた方々に、
心よりお悔やみとお見舞いを申し上げ、
一日も早い復旧をお祈りいたします。

被災された会員の方には、本年と来年度の年会費を免除いたします
該当の方は事務局まで、電子メール(ubusuna_makoto@yahoo.co.jp宛)でご申告下さい。

代表理事 實川 幹朗

ご挨拶 (一般社団法人 代表理事・会長)

ご挨拶

代表理事・会長 實川 幹朗

 会員の皆様、ならびに学会活動に見守り関わってくださる皆様に、学会長としてご挨拶を申し上げます。本学会は、一般社団法人となりました。これから学会員は、法的には「一般社団法人社員」となります。ここに至る事情と学会の現況、そしてこれからの道筋についてお伝え致します。

平成27年9月4日の定期会員総会は、停滞の目立った近年と異なり、活気ある総会となりました。新たに入会した方々を軸に、学会運営に進んで関わろうとする会員が数多く足を運ばれました。新しい力が、古く疲れた学会を産まれ変わらせようとしていたのです。

ところが、異変が起こります。新たな芽生えを喜ばない少数の古株が、議場をかき乱しはじめたのです。出だしの議長選出から、様ざまな議事妨害が続きました。第21期の運営委員を名乗る人びとと同調者にとって、旧来のやり方を変えるのは「破壊的分派活動」としか映らなかったのでしょう。総会はついに、第一議案の一部を修正可決したのみで時間切れとなりました。第22期新役員の選出もできませんでした。

しかしこのとき、会則により総会を主催する議長団は、引き続きその任にありました。議事のあいだに「臨時総会」開催の提案は出たものの、否決されていました。議長団(金田副議長と議長實川)は閉会を宣せず、辞任せず、解任もされていません。総会の続行が、議場全体の了解となっていたのです。

総会中断のあと、私たち議長団は定期総会の継続を、改めて会員に通知したいと考えました。しかしながら旧21期運営委員たちが、本来なら議長団の管理すべき名簿を不当に占有し、閲覧すら許しません。議長団はやむを得ず、把握できた範囲で定期総会継続の通知を行ないました。(全会員への通知を目指しましたが、一部に漏れがあるのは旧21期役員の妨害によるのです。)

定期会員総会は9月26日に継続し、役員選出を含むすべての議事を終了しました。結果は先にお知らせした通りです。旧来のやり方を続けたい人びとは、参加要請を無視し、議案を説明する義務を打ち捨て、姿を見せませんでした。このため皮肉にも、議事が速やかに進みました。そして、変わることを恐れず前に進む身構えが整いました。

10月5日開催の第一回運営委員会では、私が運営委員長(学会長)に就かせていただくこととなりました。

12月18日には、懸案であった一般社団法人の登録を、9月26日選出の第22期役員を設立時社員として行ない、役職を次の通り決定しました。

設立時理事   金田 恆孝
設立時理事   中川  聡
設立時監事   梅屋  隆
設立時監事   戸田 弘子
設立時代表理事 實川 幹朗

当学会は日本学術会議からの要請を受け、かねてより法人化を検討してきました。第20期の戸田事務局長はくり返し検討を求めたけれど、体制を墨守し、独善の運営を続けたい古くからの委員たちが、呼びかけを黙殺していたのです。法人化の目的は、一言にすれば、学会の足腰固めです。すなわち、本学会が世の中に物申し、働き掛けるための信用の支えです。

本学会には、長い歴史があります。ここに至るまですでに二回、大きな曲がり角を通りました。

昭和四十年代半ばの改革は、心理検査や心理療法について、専門家の都合のみ考えることへの批判から起こりました。「される側」となった「精神障害」当事者の立場を顧みず、「する側」の事情を押し付けたことへの反省です。差別を当然とする世の仕組みを批判できず、むしろそれに乗って地位の確立を目指したと気付き、学問の未熟を認めました。当事者に教えられ、ともどもに考えてこそ、真[まこと]の臨床心理学への道は開けます。このとき確かめあったことは今も生きていますし、これからも導きとせねばなりません。

激しい議論のやり取りで、精神医学をふくむ臨床心理学全体が揺れました。当時の改革派が、学会を主導していた理事たちに厳しく迫りますと、理事たちは辞任し、学会を去りました。またこのとき、大勢の会員も退会しました。「寄らば大樹の蔭」でしょうか。心理学徒の多数、また心理業務従事者の多くにとっても、心理学の真[まこと]を極めるより、世の流れに乗って浮かび上がるほうが大切だったのです。

それから二十年、平成三年には二つ目の曲がり角が訪れました。改革を経た学会は「される側」に立つと唱え続けていました。しかし、「真の臨床心理学」は見えてこなかったのです。裁判支援など社会運動でならある程度の成果を挙げたけれど、会員は減り続けました。かたや、退会した人びとの作った「心理臨床学会」がケタ違いの会員を集め、力を伸ばしていました。本学会は風前の灯と見られ、解散したとの噂さえ流れたのです。

このとき、機を見るに敏な人たちが現われました。「される側」の立場を守るには、心理職の待遇と地位の安定も必要と説いたのです。心理職の国家資格化容認に舵を切れば会員の減少が止まる、とも言い立てました。再び激しい議論の末、総会で国家資格の容認が多数を占めました。あくまで反対の人びとは学会を去り「社会臨床学会」を作りました。そちらの名前には、もはや「心理」が入っていません。心理学に見切りをつける人びとが心理学の中から出てきたのも、故無しとはできません。

さて、それからまた二十年あまりが過ぎました。このあいだ役員の顔ぶれは、全くと言ってよいほど変わりませんでした。その変わらない役員たちが、自分たち役員の選挙も含め、学会活動の一切を取り仕切りました。古株たちの馴れ合いです。一般の会員たちは、「業績作りはよくない」と学術を否定する役員の支配のもと、研究発表も学術論文の投稿もさせてもらえず、ただ「研修」を受け、会費を払うだけの立場に置かれたのです。

学会活動が滞り、目端の聞いた人びとの言葉と裏腹に、会員は相変わらず減り続けました。「される側」に立ち「真の臨床心理学」を求める、とのスローガンは変わっていません。しかし、スローガンでしかなくなったのです。役員たちはいつの間にか、「される側に立つ」とは《自分たちの<いま>していること》に他ならない、と思い始めたのでしょう。新たな知見を求めず、むしろ排除しつつ、わずかな例外を除き、変わり映えのしない企画をくり返していました。

会員を置き去りに進んだ動きの一つ、しかし重大な一つが、心理職の国家資格化でした。本学会の歴史においては極めて重要で、わが国の心理学のあり方と国民の心の健康にも働きを及ぼす事柄です。それが、会員のあいだの議論を経ずに、馴れ合いで進みました。日本精神科病院協会の後押しを受けた全心協(全国保健・医療・福祉心理職能協会)の正・副会長を兼任する役員の独断に任せていたのです。「される側」の当事者は捨て置き、外部団体の利害を代表する役員が、学会を思うままに利用していました。担当者の一人は「会員の意見を顧みる必要はない。不満があるなら自分が運営委員になればよいし、学会をやめる自由もある」と言い放ちました。

専門家の権威と権限を国家権力に頼って打ち立てる「公認心理師」の法制化は、この流れの行き着いた果てなのです。医療に関わるところでは医師の指示を受け、心の医療化も進めます。しかもこれが福祉や教育など、国民生活の全般に広がってゆきます。五十年ちかく前の改革の始まりの原点を、帳消しする企てに他なりません。

学会は、いま三度目の曲がり角に差し掛かったのです。11月23日に不当な手続きで「選出」されたと称する「第22期運営委員長」が、私たち一般社団法人役員に訴訟を仕掛けました。一千万円の損害賠償を求めるけれど、いつどんな損失があったか説明しません。いわゆる「スラップ訴訟」です。訴訟の経費には、会員の納めた学会費を充てるつもりでしょう。すなわち、学会活動のための会員の付託を、大きな問題を隠す煙幕に利用するのです。当事者を蔑ろに利権獲得が優先ですから、学会の歴史を汚す所業です。

しかし、ほんとうに注目すべきは、9月の定期総会で新しい会員が数多く集ったことの方です。学会がもういちど出直す力を得た徴しだからです。古株の役員らが喜ばないのは、まさにこれで、馴れ合いの独りよがりは通らなくなるからです。新しい会員の力が、曲がり角を通り抜ける支えとなるでしょう。

平成28年2月7日の臨時会員総会は、学会の名称を「一般社団法人 」を冠するものへと変更し、任意団体のすべての活動と財産すなわち権利・義務を引き継ぐと決議しました。

ここまでが、一般社団法人に至る歩みです。学会運営を見えやすくし、役員の独善を戒め、会員の声に耳を傾け、世の中を見渡し、関わりを広げてゆくために、法律に則った枠組みがふさわしいと考えます。権威や権益を強めるためでも、収益めあての事業をしたいからでもありません。

では、この曲がり角を抜けて、どう進めばよいのでしょう。まず、改革の原点を決して忘れてはなりません。専門家の力を強めて喜んだり、職種の立場をよくするために活動すべきではありません。

ただし、「される側」ないし「心理・社会的弱者やマイノリティー」の味方さえすればよいのでもない。スローガンが凝り固まり、形ばかりに終わりやすいのはすでに明らかです。加えて、誰かを「される側」「マイノリティー」などと決めて関われば、枠付けが動かせなくなる。かえって、差別の固定に繋がってしまいます。

しかし、それで都合のよい人もいる - 助けるべきものとして固めればこそ、寄り添う「善人」の仮面が満足をもたらすからです。助けると言いつつ専門家は、むしろ「される側」や「弱者」を頼っています。じっさい、「される側」や「弱者」が居てくれてこそ、公的な補助金が専門家の手に落ちる - 【公認】はこの仕組みを固め、強めるための仕掛けなのです。

「真[まこと]の臨床心理学」に近づきたいなら、学会の実績にあぐらをかくなど以ての外です。古い枠組みでの馴れ合いを乗り越えねばなりません。「する側」「される側」の対立に基づくのでなく、この対立が起こらないよう務めねばならない。そのためには出来合いの「心理学」こそまず捨てるべきです。「心理学」などできる前から暮らしのうちで積もってきた心の知恵には、深みがあります。業界の仕来たりや作法でなく、日々を暮らす所に身を置いて考えましょう。

他の学問分野はもちろん、あらゆる活動と交わり、みづからの足下さえ掘り崩し、そこで苦しみつつ考え直してゆく - 「一般社団法人 」という場は、このためにあります。場で動くのは、会員(社員)の一人一人です。あるいは会員と係わり、これから学会に加わる人びとです。役員が指図したり、「伝統」を押し付けたりではいけません。場に集うすべての人びとが《お互い様》で、生かし合い、支え合うための運営を心がけてゆきます。

声明 (平成二七年の「臨時総会」と称する会員集会を期に)

声 明

平成二七年十一月二三日の「臨時総会」と称する会員集会を期に

平成27年12月2日

第22期運営委員と監事一同

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いま、私たちの学会は危機に立っています。崩壊の瀬戸際とさえ言える、差し迫った危機です。「第21期運営委員」を名乗った権限のない者たちが、学会の歴史に最大の汚点を残しつつあります。学会の大切にしてきた共生・共存の理念は、問答無用で踏みにじられました。

去る11月23日、東京都中央区八重洲の「ハロー貸会議室」において、日本臨床心理学会の会員を参加者に含む集会がありました。谷奥会員ら「第21期運営委員」を名乗る者たちは、これを「日本臨床心理学会臨時会員総会」と称しています。しかし集会のどの議決にも、学会の意思決定としての効力はありません。もし彼らが、この集会を「会員総会」と詐称し続け、権限の無いまま学会運営を謀るなら、会員を欺きつつの、学会財産の横領となります。

私たち第22期役員は、そうした暴挙を許しません。

○ まず、私たちの立場を簡潔にまとめます。

一、去る九月四日に始まり、同月二六日に終了した会員総会は、会則に則った正式なもので、ここで選ばれた私たちが第22期役員である。

一、「第21期運営委員」を名乗る者たちの開いた「臨時会員総会」は、会員有志の集会に過ぎず、総会としての決議は全てが違法・無効である。

一、私たちは、意見や立場の異なる人びとの言葉にも耳を傾け、無視や排除をせず、会則と良識と民主的な手続きに基づく、対話による解決に努力してきた。(「第21期運営委員」を名乗る者たちは、対話の呼びかけをすべて拒んだ。)

一、「第21期運営委員」を名乗る者たちに、次の各項目の実現を求める。要求を無視すれば、私たちは学会とその活動を護るため、法的手続きを含む必要な手だてを取るであろう。

イ 学会の活動と組織への破壊、妨害行為を即刻中止し、正常な学会活動に、一会員として直ちに復帰すること。

ロ 会員全員の貴重な共通財産をなす学会の資金および会員名簿や学会ホームページなどの違法な占有を即刻やめ、学会に返還すること。

ハ 会員の「永久除名」の提案という、学会の本旨に悖る行動を反省・撤回し、謝罪すること。

○ 次に、以上の点を敷延し、説明を加えます。

第21期役員(運営委員と監事)については、そもそも選出過程に疑義がありました。これについては第20期の運営委員長(会長)、事務局長(運営副委員長兼任)、編集委員長を含む「落選」した候補者が異議を申し立ててきました。旧役員たちは、昨年十一月一五日の夜間に催した出席者13名のお手盛り総会で認証されたと強弁しますが、仮にそうだとしても、平成二七年八月十日に二年間の任期を満了しており、臨時会員総会を招集する権限はありません。

平成二七年度の定期会員総会は、九月四日に選出された議長団の指揮の下で、去る九月二六日に所定の議事を終了しました。会則に則った手続きで、第22期役員の選出も済んでいます。そこで選ばれた正式な第22期役員(運営委員と監事)の私たちは、学会活動の実態調査と、異なる立場の人びととの話し合いを目的に、去る二三日の集会に列席しました。

集会の開始直後に、谷奥会員が「総会議長の選出」と称する行為を始めようとしました。このため私たち第22期役員は、急遽発言を求めました。「総会」の成立要件や有権者の確認など、「議長選出」なる手続きに先立ち必ず明確にすべき諸点を含む指摘となるはずでした。

私たちは、学会の財産を不当に占有し、かつ私たち正当な役員に非難と攻撃を浴びせる人たちとでも、学会の正常化と前進のために話し合おうと考えていました。もしこのとき、きちんとした対話と審議が成り立てば、「第21期運営委員」を称する人びとが求める「臨時総会」としての進行も、不可能でなかったはずです。

ところが谷奥会員らは、私たちの発言を一切認めず、「議長」の選出を強行しました。また「議長」と「副議長」を名乗る二人も、私たちの発言を認めようとしませんでした。第22期役員はこのため、所期の目的の達成を困難と判断し、抗議して退去しました。これに同調した会員数名も会場を離れました。

この日の出来事は、一部の会員による任意の集会でしかありません。日本国憲法の保証するとおり、集会は自由です。しかし、勝手に公けの意味づけを与えてはなりません。

この集会が「総会」の要件を充たさないことは、私たち第22期運営委員会が前もって告示しました。混乱を防ぐため、開催の中止も指示しておりました。ところが自称「第21期運営委員」たちは会員を欺いて、「臨時総会」として勧誘し、さらには非会員にも動員をかけ、七十人程度を集めた模様です。

奇妙なことに、自称役員たちは集会の開始に先立ち、会員名簿での資格確認をせず、委任状の有効性も確認しませんでした。参加者の六十名余りに署名させたうえ、議決権を認証したとする名札と投票用紙を配布するだけの、杜撰な手続きでした。

九月四日の定期総会では、前例になく時間が乏しいにもかかわらず、自称役員たちが会員資格と委任状の確認を、名簿と照らし合わせて一時間ほどをかけ行ないました。このため議事が大幅に遅れ、総会遷延の一因となりました。また議長は、自称役員たちの発する異論に、議事の妨げとなっても、いちいち発言の機会を与えました。

このたびの自称「議長」と「副議長」は、異論を認めず多数を頼んで、強引にお手盛りを謀りました。しかも会員の永久除名という、学会の長く訴えてきた共生の旨にもとった議案を含む「議事」を進めようとしました。そして、強引に可決した模様です。

<公正な手続き、異論の表明を許す民主主義、弱者への配慮>といった「きれいな」事柄は、自称役員たちの一貫した行動原理でなく、自分たちの都合のよいときに持ち出すスローガンに貶められている - このことの垣間見られた集会でもありました。

会員の皆さまにおかれては、不当・不正な行為に惑わされることなく、落ち着いて学会活動を進めていただくよう願うところです。

平成二七年度の定期会員総会が公正に選出した私たち役員は、次の通りです。

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・運営委員:

實川 幹朗;運営委員長(編集委員長兼任)

金田 恆孝;運営副委員長(研修委員長兼任)

中川 聡 ;事務局長(運営委員長代行兼任・会計担当)

・監事:

戸田 游晏

梅屋 隆

ーーーーー

CP紙 182号を 第22期運営委員会が発行!

クリニカルサイコロジスト(CP紙)182号を発行

定期総会の議事録のほか、旧21期の話し合い拒否の経緯や、新運営委員からの呼びかけなど重要な記事がたくさんあります。

PDFでご覧下さい

任期切れの旧役員たちが、従来の体裁をコピーし、不当に181号と称する文書を発行し、事務局を介さず会員に送付しました。

このたびの182号は、正式な運営委員会(第22期)の発行するものです。

目下のところ、紙媒体での配付が困難なので、PDFの掲示を以て発行と致します。

また、学会のホームページは、任期切れで権限のない人たちが占有し、使えなくなっています。このため「臨心たて替え直し」を広報に用いております。

第22期運営委員会

 

平成27年度 定期会員総会議事録

先に暫定報告をお届けした平成二十七年度の議事録が完成しました。

PDFファイル

平成二十七年度 定期会員総会 議事録

開始:平成27年9月4日  午後3時30分 (京都大学 総合人間学部棟)
終了:平成27年9月26日 午後6時15分 (日本基督教団 東淀川教会)

1 議長選出

亀口大会実行委員長が定期総会の開会を宣し、続いて谷奥第21期運営委員長が議長立候補者を募った。實川幹朗会員が立候補し、第21期運営委員会は手林佳正会員を推薦した。

投票に先立ち、實川候補者が有権者数の確認を求めたところ、亀口大会実行委員長と第二十一期運営委員の数人が動き、会員から委任状の提出を求めたうえ、会員名簿に対照する作業を始めた。實川候補者は、前例のない作業で時間も切迫していると中止を求めたが、作業は続いた。すべての委任状を有効と確認したのち、投票に移った。

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有権者数: 出席者(委任状):53(41) = 計94票
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實川、手林両者が協同で議長を務めるとの提案があり、これをふくめ三択の挙手投票となった。

結果:
両者共同 23票
實川幹朗 66票
手林佳正  4票

*實川候補者が過半数を得て議長に就任、公約に基づき金田恆孝会員を副議長に指名し、議長団を構成した。(ここまでに一時間十五分ほどを要した。)

2 議事

2.0 審議に先立ち、議長より記名投票とする提案を行なった。
これには反対意見が多く、投票法そのものを採決で決することとなった。
なお、議事全般を通じ議長は採決に加わらず、賛否同数の場合に議長が決することで合意した。
・有権者:出席者52+委任状40=92票 (過半数は47票)

結果:
「原則を無記名とし、第4議案のみ記名投票とする」案を、賛成多数で承認
(採決方法をめぐる多くの異なる意見の発言が続き、また不規則発言も多く、決定までに数十分を要した。)

2.1 第1号議案;第21期運営委員会活動報告
3)の②のうち「放置されたままの投稿論文の査読を急きょ実行し」(議案書3頁)を削除する提案があり、賛成63票で修正可決した。

2.2 時間が不足する見通しなので第5号議案(第22期運営委員選任)を先議するとの提案を、56票の賛成で承認した。第2、3、4号議案を飛ばし、直ちに運営委員選挙を行なうこととなった。

*時間の切迫を受け、谷奥第21期運営委員長の示唆により、議長は翌5日の昼休みを用いて議事を続行する提案を行なった。しかし、亀口大会委員長が拒否したため、提案を取り下げた。

2.3 第5号議案;第22期運営委員選任
運営委員選挙に先立ち、佐藤和喜雄選挙管理委員が選挙管理委員の増員を提案し、宮本昌子会員を推薦した。また、戸田游晏会員が選挙管理委員に立候補した。いずれも賛成多数で承認され、宮本会員と戸田会員が選挙管理委員に加わった。
實川幹朗会員、中川聡会員、金田恆孝会員の3名が追加の立候補を表明し、賛成多数で立候補を承認された。候補者は総計12名となった。
投票用紙の選定に時間を取られ、また所信表明の不十分を理由に投票をすべきでないとの意見が複数出たため賛否を問うなどするなか、開場使用終了刻限の間際に投票が始まった。
しかし、複数の第21期運営委員から棄権の宣言が出ると、佐藤選挙管理委員が「物理的に無理なので、投票は無効」と述べ、これを以て時間切れとなった。

総会は、第5議案の途中での中断となった。
議長団は総会の終了を宣しておらず、また議長は審議の途中で、谷奥第21期運営委員長と協議の上、翌日の議事続行を提案(亀口大会委員長の反対により取り下げ)するなど、総会が未終了との認識を明示していた。

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会則第17条第3項により定期総会を主催する議長団は、平成27年9月4日に中断した定期総会を再開し、全議案の審議を終えた。定期総会は中断したもので、新たな臨時総会の開催ではない。このため会則の定める議事の予告期間には縛られず、すみやかに同一ないし至近の会場にて再開すべきことを議長が判断し、大会準備委員長に会場の確保を要請したが回答はなかった。このため議長団の側で、この条件に適合し費用の適正な場所を探したところ、金田副議長が勤務先の建物の無償提供を申し出たので、会場をそこに設定した。
以下に、定期総会再開後の議事を記録する

日時:平成27年9月26日 13時30分~18時15分
場所:日本基督教団 東淀川教会
出席者:16名(中途参加含む、議長を含む)
議長団:議長:實川幹朗  副議長・書記兼任:金田恆孝

實川議長が、第51回日本臨床心理学会定期会員総会の再開を宣言した。
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総会開会時 出席者(委任状):14(14) (議長を除く)議決権:計26票
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《第5号議案 第22期運営委員選任》

・戸田選挙管理委員より、去る9月4日に会場の都合で中断した役員選挙の投票を再開継続するとの趣旨説明があった。
続いて實川議長が、会員の自主的に送付した信任投票用紙および議決権行使書の取り扱いについて、3通りの方法を示し採決に付した。

採決結果:
1) 出席者の投票と同等に扱う       0
2) 参考とし、記録に残し公表する    13(13)計26
3) 無効とし、記録に残さない       0
郵送等による信任投票用紙22通※の取り扱いについては、有効投票数には含めないが、得票数を記録として公表する。
(※この他、9月23日着信、総会終了後データ取り出しが可能となった票が2通ある。)

・総会議場にて立候補を表明した中川聡、實川幹朗、金田恆孝の三候補が所信を述べた。
・戸田選挙管理委員が委任者および代理人分の投票用紙を配布し、投票に移った。
(開票作業は総会出席者全員を立会人とし、立会人が目視できる会場の前方にて行ない、一票ごとに記載内容を読み上げた。)

投票結果:
亀口公一   3
栗原毅    3
鈴木宗夫   1
高島眞澄   1
谷奥克己   5
丹澤和美   1
藤本豊    1
山本勝美   0
渡辺三知雄 20
中川聡   26
實川幹朗  26
金田恆孝  26

渡辺三知雄、中川聡、實川幹朗、金田恆孝の各氏が、議決権者総数の2分の1以上の得票により、第22期運営委員に選任された。

【第22期運営委員】
金田恆孝  信任26票
實川幹朗  信任26票
中川聡   信任26票
渡辺三知雄 信任20票
※委任状を含む投票総数は26票 (議長とその委任状票を含まず。)

参考)郵送等による投票結果(総数22(+事後確認の票2)通)
亀口公一   4
栗原毅    0
鈴木宗夫   0
高島眞澄   0
谷奥克己   5
丹澤和美   0
藤本豊    0
山本勝美   0
渡辺三知雄 18
中川聡   22(+2)
實川幹朗  22(+2)
金田恆孝  22(+2)

・監事の選出
梅屋隆会員、戸田游晏会員が推薦を受け、賛成多数により第22期監事に選任された。

《第1号議案;第21期運営委員会活動報告》(続き)

活動報告修正案 (20期運営委員有志提出):
1) 前運営委からの継続課題について
3)運営委の課題の取り組み状況
⑤(議案書:正しくは④)本学会ホームページの整理・拡充 (議案書5頁)
の記述の修正(文章の付加)を求める
提出資料:戸田游晏会員が21期運営委員会担当者に提出した本年1月7日付質問状[付録として収録]

 付加すべき文
本学会のホームページの運営には更新の遅れ、必要な記事の未掲載などいくつかの
問題があり、管理費用の支出に見合う状態ではない。また、管理委託先の選定基
準・経過にも不明瞭な点が残る。

採決の結果、採択(全会一致)

《第2号議案:2014年度決算報告案》

決算案については、責任者が総会で会員に説明せねばならない。責任者の総会出席は当然だが、議長は念のため、健康上の理由で執務不能となっている第21期事務局長菅野聖子会員に代わり会計担当となっている藤本豊会員に改めて出席を要請し、止むを得ず欠席する場合には遠隔通信にて説明するよう求めていた。しかし、藤本会員からの返答はなく、当日も欠席であった。

・審議ののち、採決の結果は次のとおりであった。
決議:決算案は承認しない(全会一致)
理由:議案書に会計責任者の署名が無く管理責任主体が不明であるなど、運営体制の不備が多い。ホームページ維持管理費につき戸田会員からの質問状を無視するなど説明を果たしておらず、支出根拠が不明の項目を含むため、無効とせざるを得ない。

 付帯決議:第21期運営委員会に対し、以下の各項を求める。(全会一致)
1)会計業務はだれが、どのように行なったのかについての詳細な説明
2)運営委員会は会計責任者をどのように選定し、任命したのかの説明
(万一、任命の経緯が不明なら、権限の無い人物による流用の可能性が否めない。)
3)ホームページ維持管理委託先業者の選定に関し、利益相反関係の有無が不明なの
で、業者の選定が公平かつ適正に行われたことを証する説明

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新たに一名出席 出席者(委任状)15(15) (議長を除く)議決権:計28票
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《第3号議案:2015年度予算案》

決算案と同様の事情で、提案者の説明が得られなかった。

・審議ののち、採決の結果は次のとおりであった。

決議1=予算案について:承認しない(全会一致)
理由:予算算定の根拠に不明点が多い。ことに事務管理費費目の大幅な増額の根拠が不明である。

決議2=本年度の予算について:平成26年度の予算案を暫定予算として執行する。(全会一致)
理由:当面は、学会活動の維持に最低限必要な費目のみを認めるべきなので、
すでに承認を受けた前年度予算案に依拠する。

付帯決議:後日、総会にて本予算を決する。(全会一致)

 

《第4号議案:会員の除名案》

・谷奥克己第21期運営委員長は【戸田游晏会員の除名提案】を提出していたが、決算案、予算案と同じく説明は得られなかった。
議長が除名案の理由説明を読み上げ、戸田会員が弁明を述べ、質疑が行われた。

・動議(中川聡会員より):戸田游晏会員除名提案の廃案を求める
理由:運営委員会による会員除名の提案は、その時々の運営委員会の恣意的な横暴を容認する虞のある官僚主義的な方策で、本学会の理念にふさわしくない。会員資格という重大案件の判断を、除名理由書と弁明だけで、議場参加者が行うことは出来ない。可否を問わず廃案がふさわしい。

採決:戸田游晏会員除名提案の廃案について
賛成  0
反対 13(13) 計26
保留  1 (1) 計 2
(挙手によったが、投票者の氏名は判明しているので、記名投票である。)

*会員の自主的に提出した議決権行使書による戸田会員除名提案への投票結果を、参考として記録に留める。(議場受付順)
賛成者 無し
反対者 船越信司、河端純也、山本一富、春木忠一、桑澤悦久、畑田悦子、片倉美保、
松本裕子、増田さやか、山西春水、栗野敦子、吉田雅規、森本操、森本省吾、
舟木徹男、大平歩美、戸田秀明、大西慶明、千葉由夏、近石武夫、桐山和枝、
喜田智也、妹尾諭

この他、別の三名の会員を対象とする除名案の提出もあったが、会則改定の提案が可決されたため、いずれも廃案となった。

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新たに一名 出席者(委任状)16(16) (議長を除く)議決権:計30票
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会則改訂案:会則第7条は、平成26年11月15日改訂以前に戻す。[提案者;仲村浩行]

現行;第7条(除名)会員は、次の事項に該当する場合には、一時的ないし永久的な除名となる。
1)会費の2年以上の未納入。
2)本学会に対する重大な名誉毀損または、運営に対する大きな妨害。
運営委員会で審議され、総会で3分の2以上の承認をもって、除名とする。
提案;第7条(退会)2年以上会費を納入しない者は、原則として自然退会となる

採決結果:可決 (全会一致)
理由:会員除名規定は、共生を旨とする本学会趣旨にふさわしくないため。

付帯決議:以下を第4号議案の廃案の理由に付加し、会則7条改訂の理由として付則に記す。
[提案者;田岡誠史]

「除名規定の設置は本会の理念と目的にふさわしくなく、このような除名規定が設置されたことそのものに、当総会は深く憂慮する。」

付帯決議採決:
賛成 14(14) 計28
反対  1 (1) 計 2
保留  0
上記付帯決議を可決承認した

総会議事の終了を議長が宣言し、第51回定期会員総会は閉会した。

作成者:平成二十七年度定期会員総会
議長 實川 幹朗
議事録署名人:梅屋 隆
金田恆孝
平成27年10月26日

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[付録]議案書記述修正要求議題資料

平成27年1月7日

日本臨床心理学会「公式ウェブサイト」運営責任者殿
日本臨床心理学会事務局会計担当 藤本豊殿

日本臨床心理学会「公式ウェブサイト」の運営に関わる
質問への回答および見積書類・契約書類他の開示請求

日本臨床心理学会会員・第20期運営委員会事務局長
日本臨床心理学会デコンストラクション世話人
戸田游晏

学会公式サイトの運営に関わる疑義への回答および見積書類・契約書類他、関連情報の開示を請求いたします。
平成26年度予算額には、同費目名で80,000円が計上されており、維持管理費用として月に均すと6,666円となります。しかし上述の 通り、当該公式サイトのトップページには依然「暑中見舞い」が掲示され、会員専用ページの「クリニカルサイコロジスト」pdfも 2014年8月1日発行の第178号が「最新」となっています。
これらの事実から、いわば学会の顔としてのホームページの「維持管理」が現在果たして適正に遂行されているのか、甚だ疑義を覚えざるを得ません。さらに、当該委託業者選定に至る手続きについても説明が不十分であると考えます。
つきましては全会員に対し、以下各項の質問への応答と情報の開示を求めます。

1) 外部委託業者の選定に関する以下の各項への説明及び開示をお願いします。

1-1) 相見積を「2社」に依頼したと第二回運営委員会議事録にあります。
それら「2社」を依頼先に選んだ理由ならびに基準をご説明ください。

1-2) 見積依頼の手順・手続きはどのように行われましたか?

1-3) 委託契約の選考ポイントとして、どのような事柄が検討されましたか?

1-4) 「2社」という依頼先の数は、適正でしたか?

1-5) 結果的に「第21期運営委員会体制」に氏名を連ねる数名が関与する「就労継続支援B型」事業所との契約が成立しました。
他1社も同じく就労継続支援或いはそれに準じる組織体だったのですか?

2) 当該外部委託支出経費について以下を開示ください。

2-1) 前25年度内HP初期設定費用内訳と年度末までの月当り維持管理経費内訳

2-2) 今26年度予算案に計上されたHP維持管理委託料の内訳明細

3) 他見積依頼先の名称と、2社双方の見積書の内容を複写にて開示ください。

4) 維持管理委託契約書の内容を複写にて開示ください。

5) 利益相反関係(注:金銭に限らない)の有無を明示してください。
結果として「21期運営委員会体制」として公示された名表に氏名を連ねる者が関与する「就労継続支援B型」事業所との契約が決定・成立しました。 本学会と、当該HP運営責務者ならびに当該委託業者との間に利益相反関係が生じていないことを証明する資料を開示ください。

以上

平成二十七年度 定期会員総会 暫定報告

平成二十七年度 定期会員総会 暫定報告

平成二十七年度定期会員総会
議長 實川 幹朗

去る9月4日に開会した本年度定期会員総会は、当日中に終了できませんでした。このため、会則第17条第3項により定期総会を主催する議長団は、同26日に定期総会を再開し、全議案の審議を終えました。
ここに重要案件の結果のみを、取り急ぎ記します。
正式の議事録は追って公示致します。

出席者:16名(中途参加含む、議長を含む)
議長団= 議長:實川幹朗、副議長・書記兼任:金田恆孝

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総会開会時 出席者(委任状):14(14)
議決権者:計28名
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・《第5号議案 第22期運営委員選任》

まず、戸田選挙管理委員より、本役員選挙は、去る9月4日の投票直前に、会場の都合により中断した投票行為の再開継続として施行するとの趣旨説明があった。
続いて議長が、会員から自主的に送付された信任投票用紙および議決権行使書の取り扱いについて3通りの方法を示した。
採決の結果は次のとおりである

1) 出席投票と同等に扱う      0
2) 参考とし、記録に残し公表する  13(13)
3) 無効とし、記録に残さない     0
よって、四日の参加者で26日に参加できない会員の郵送などによる投票は別に集計し、参考に留めることとなった。

・役員選挙結果
【運営委員の選出】
金田恆孝  信任26票
實川幹朗  信任26票
中川聡   信任26票
渡辺三知雄 信任20票
※委任状を含む投票総数は26票 (議長とその委任状票を含まず。)
よって渡辺三知雄、中川聡、實川幹朗、金田恆孝の各氏が、議決権者総数の2分の1以上の得票により、第22期運営委員に選任された。

【監事の選出】
梅屋隆会員、戸田游晏会員が推薦を受け、賛成多数により第22期監事に選任された。

・第2号議案《2014年度決算報告案》について
決議:決算案は承認しない(全会一致)

理由:議案書に会計責任者の署名が無く、運営委員会よりの説明がないならば、決算案そのものを無効とせざるを得ない。

付帯決議:第21期運営委員会に対し、以下の各項を求める。(全会一致)
1)会計業務はだれが、どのように行なったのか、詳細な説明を求める。
2)運営委員会は会計責任者をどのように選定し、任命したのか説明を求める。(万一、任命の経緯が不明なら、権限の無い人物による流用の可能性が否めない。)
3)ホームページ維持管理委託先業者の選定に関し、利益相反関係の有無が不明なので、業者の選定が公平かつ適正に行われたことを証する説明を求める。

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新たに一名出席。これにより、出席者(委任状)15(15)
議決権総数 30となる。
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・第3号議案《2015年度予算案》

決議1:予算案は承認しない(全会一致)

理由:予算算定の根拠となる決算案に不明点が多い。また、事務管理費費目の大幅な増額の根拠が不明である。

決議2:本年度の予算については、平成26年度の予算案を暫定予算として執行する。(全会一致)

理由:当面は、学会活動の維持に最低限必要な費目のみを認めるべきなので、すでに承認を受けた前年度予算案に依拠する。

付帯決議:後日、総会にて本予算を決する。(全会一致)

・第4号議案《会員の除名案》

戸田会員を対象とする除名案および他の3名の会員を対象とする除名案は、いずれも廃案となった。

決議:会則第7条は、平成26年11月15日改訂以前に戻す。(全会一致)

理由:「除名」規定は本学会趣旨にふさわしくないため、「ないし永久的」および2)全文を削除する。

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新たに一名出席。これにより、出席者(委任状)16(16)
議決権総数 32票となる。
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・会則改訂案:第13条の条文のうち、「を必要とする」を「によって決定される」に改訂する。

賛成  0
反対  3 (3) 計 6
保留 12(12) 計24
会則13条の改訂案は保留とする。

付帯決議:以下の文章を会則7条改訂の理由として付記する。
「除名規定の設置そのものが本会の理念と目的にふさわしくなく、このような規定が設置されたことそのものに、当総会は深く憂慮する。」
 

平成27年10月1日

 
 

定期会員総会再開のお報せ

会員各位

定期会員総会 再開のお報せ

去る9月4日に開会した平成27年度定期会員総会は、会場の都合で中断しています。

この総会を、次の要領で再開しますので、会員の皆さまに告知致します。

PDF

日時 9月26日(土) 午後一時半より

会場 日本基督教団 東淀川教会

大阪市東淀川区西淡路2-10-9

9月4日以降、議長宛て提出の議案を以下に示します。

26日の継続総会審議にお役立て下さい。PDFで提供します。
いずれも議案書には載っていません。
(目下のところ、ここでのみ閲覧できます。なお、一部の議案については、会員の個人情報保護のため伏せ字を用いています。)

1 第2号議案について;

2014年度決算報告への説明要求

2014年度決算報告への修正案

2 第3号議案について;

2015年度予算案への修正案

3 第4号議案について;

3.1 会員の永久除名案1

3.2 会員の永久除名案2

3.3 会員の(一時的)除名案

3.4 会則第17条の改訂案1

3.5 会則第17条の改訂案2

4 第5号議案について;

会則第13条の改訂案

 

会場=日本基督教団 東淀川教会

大阪市東淀川区西淡路2-10-9

日本基督教団東淀川教会

Tel. 06-6326-7000

http://www9.plala.or.jp/east-yodo-river/

新大阪駅より、東海道線で京都方面へ一つ目の駅、
JR東淀川駅の東出口を出ますと、正面道路右側にコンビニ。
その前を直進すると信号機があります。道路を渡って右折。
角に「丸のこぎり屋」があります。道路の左側を直進し、酒屋さんを越えたところの電柱に「東淀川教会」の看板。
そこを左折してすぐ、右側に教会の十字架が見えます。
足の達者な大人の足で7分くらいです。

この会場は小さなキリスト教会で、副議長の金田恆孝氏よりの提供です。(金田氏は、この教会の牧師です。) 本来なら中断したのと同一の場所で開くべきですが、これが困難なので、なるべく近い場所を急ぎ探し、選定致しました。

ご不自由をお掛けしますが、事情をご賢察の上、お集まり下さいますようお願い申し上げます。

 なお、総会をすみやかに再開せよとの要求が、複数の会員から届いています。まもなく会員の十分の一に達する勢いです。会則第17条第1項によれば、総会は会員の十分の一の要求で開催できます。この規定を準用すれば、十分の一に到達の時点で、定期総会を再開する強制力が生ずると考えられます。

ーーー

会則第17条第3項により、定期総会を主催するのは総会議長団です。議長団は、定期総会の終了を宣言しておりません。総会議長として、重要な議題を積み残している有り様を憂えます。議長団には、早急に総会を再開する義務があります。

お忙しいところまことに恐縮ですが、なにとぞご協力のほど、お願い申し上げます。

☆ 次の事実をご確認下さい。

・第21期運営委員は任期が切れ、第22期の運営委員は選出されていない。

・会則第17条第3項により定期総会を主催する議長団は、総会の終了を宣していない。

・したがって現在、活動中の学会の機関は、会員総会と選挙管理委員会のみです。

総会は最終決定機関なので、現在のところ学会を代表するのは総会議長です。

<この立場から、以下の告知を行ないます。>

1)第22期運営委員会が発足するまで、議長が学会からの広報を行い、第22期運営委員会の発足次第、業務を引き継ぎます。

2)当面は、この「臨心立て替え直し」HPでの告知を優先するので、随時参照ください。  (公式HPは、旧管理者からのパスワードの委譲が遅れております。)

3)電子メールでの告知のため、メール宛て先を登録されていない会員は、ご通知ください。  通知先は ubusuna_makoto#yahoo.co.jp です。(#を@に置き換えて下さい。)

4)電子メール登録の無い会員には、古い名簿による郵送通知を行ないましたが、遺漏が避けられません。 (最新の名簿は、旧管理者からの引継ぎが遅れております。)

  お知り合いの会員に、本頁の内容をお知らせ下さい。

以上

平成27年度 定期会員総会議長 實川幹朗

本来なら学会の公式ホームページに掲載すべきところ、任期切れの旧役員が私的に占有しているためため、ここに掲示致します。

PDFファイルはここです。↓
定期総会再開広告

定期会員総会の議案書

 

 

年頭のご挨拶

年頭のご挨拶

日本臨床心理学会デコンストラクション
世話人  戸田游晏 

 

平成27年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年11月15日の第50回定期総会に於いて、日本臨床心理学会は、大きな理念の転換を、その歴史に刻むこととなりました。
総会出席者は、議長と書記他1名を除き全員が「21期運営委員(『臨床心理学研究』52巻1号72頁の運営委員会体制に氏名のある者)」であり、拍手承認と多数決により全ての議案が承認されました。なかでも、第4号議案の「除名」規定新設においては、さらに「永久除名」の文言を付加されての決議に至りました。
これらの議案書説明文他についての不備の指摘と異議申し立ては、既に昨年7月末に、20期事務局長戸田游晏より、谷奥克己氏に申し入れていたのですが、11月15日の総会議事に於いてこれらが取り上げられることはありませんでした。

これら20期役員と現執行部との間の意見対立への評価は、「21期」が現在編集掌握する機関紙・誌からの告知と、日本臨床心理学会デコンストラクションのメールマガジンと当ホームページからの告知との、この両者の申し立てが、会員各位のリテラシーと判断に委ねられました。

その結果、11月15日の最高議決機関である会員総会において、日本臨床心理学会は、向精神薬使用により存立する現行の精神医療体制に依存し、その体制に従属する専門性と雇用確保等の利権を護ろうとする、現執行部の運営理念を支持承認することとなりました。

現「21期」運営執行部は、一昨年8月の役員改選の際に投票権保持者母数を改竄した不正選挙により当選した者を含んでいます。その不正当選者らが、この現行の薬漬け精神医療へのコバンザメ体制維持を推進する中核的役割を長年に亘り担ってきました。

この状況への一石を投じるべく、第20期(平成24年1月〜25年8月)において、酒木運営委員長をはじめ新人運営委員数名が率先して、自らの人脈を通じた新会員の参画、民俗学や宗教社会学の視点の導入、東アジアの臨床心理実践者との学際交流の試みなど、「薬漬け精神保健」への画期的な対案の提示を行ってきたのです。

しかしそれらの20期執行部の改革業績を無効化し白紙に戻すかのように、不正選挙当選者を中核とする現執行部は、機関誌では著作権侵害を犯し事実を歪曲し、機関紙では20期運営委員でホームページ前担当責任者であった方が不慮の事故で亡くなった直後に恣意的な憶測に基づく虚偽報告を行うなど、手段を選ばず、現執行部支持への情動操作を目論む論調において、真の事実関係を隠蔽した説明文書を全会員に郵送配布、機関誌『臨床心理学研究』と現執行部公式サイトを通じて社会に公示しました。

そのように、20期の活動を現執行部が全否定せねばならない理由の一つとして、「精従懇」との関わりがあります。精従懇の本年度の会計監事には、一昨年の不正選挙により当選した者が選任されています。

ところで、精従懇の一昨年の幹事会では「わが国において向精神薬は、概ね適正に使用されている」と、例示された数値等の根拠となる出典を示さない報告がなされています。このことから、精従懇が、いかような立場を加盟緒団体に求めているのかが分かります。その要請に、現執行部の精従懇担当者2名と藤本豊会計監事が、日本臨床心理学会会員総意を示す代表として、忠実に追随していることが明らかです。

このような「臨床心理学」の元来の専門性と独自性を自ら放棄することに疑問を持たない姿勢に対し、我々日本臨床心理学会デコンストラクションは、リテラシーに優れた良識ある会員を含む「日本臨床心理学会」への申し立てではなく、あくまでも、現執行部内の個人に対し、著作権侵害と名誉毀損の法的および社会正義に反する行為・言動について説明責任を求めて参ります。

日本臨床心理学会デコンストラクションすなわち関西の会員有志は、一昨年の不正選挙に於いて改革派が新たな立候補者も含め一斉排除された後も、地元関西にて、これまでと同様に独自の活動を続けております。
しかしながら現執行部は、一昨年の執行権奪還後ただちに「地方委員会」を強権を以て廃止しました。
これらをはじめ、関西から発信する改革への問いかけを現執行部は徹底して黙殺し、抑圧と排除を以て応じました。その一環である著作権侵害の他にも、会員と一般社会に向けた、事実を巧妙に歪曲した公示・告知文の随所に、20期の改革事業への不当評価とそれを担った旧役員への名誉毀損行為が見られます。これらについての、我々からの逐次の抗議に対する現執行部からの回答は、今現在一つとしてなされてはおりません。


新たな年を迎え、日本臨床心理学会デコンストラクションは、気概も新たに、向精神薬依存の医療体制を幇助する現執行部の方針に更に積極的に異議を提示し、新たな視野を広げる活動を展開する道を進むことと致します。

年初ただちに取組む事案として、地方公共団体が募る発達障がい児・者支援に関わるパブリックコメントの提出、薬漬けの精神科医療を警告する啓発と研究活動の発展的継続、本年大阪で立ち上がるオルタナティヴ精神保健支援組織への参画を予定しています。これらをはじめ、「デコメルマガ」と本HPで主張してきたデコンストラクション理念を着実に実践へと結実させていく所存です。

デコ活動の経過報告と成果は随時本HPにて報告致します。今後とも、よろしく我々有志の活動をお見守りいただき、率直で厳しいご意見を含め、活動へのご支援をこころよりお願い申し上げます。
 
 
 
 

年の初めにあたって

年の初めにあたって

昨年は、一昨年に引き続き、日本臨床心理学会にとって歴史的な悪夢の年となりました。
一昨年の総会でなんと、学会運営を担う役員の選挙に不正がありました。
有権者数の確認を怠り、「過半数」の母数が過小に認定されしまったのです。
このため、本来なら当選できないはずの人物が二人も「当選」とされました。

選挙管理委員は、度び重なる是正要求を退けました。
いちばん公正でなければいけない人びとが、この態度でした。
それどころか、不正を監視するはずの「監事」まで、虚偽の証言をしました。
「結果に影響なし」というのです。
もはや、不正の泥沼に溺れた学会となってしまいました。

その人たちが、相も変わらず、役員に居座り続け、不当な決定と、虚偽に満ちた広報を続けています。
さらには、選挙に立候補しなかった人たちがいつの間にか「運営委員」に名前を連ねています。
明らかな会則違反です。
総会に提出された文書と発言を改竄し、誤解を広める広報もありました。

昨年の暮れには、「会員の除名」条項が、会則に付け加えられました。
寛容と平等を旗印に掲げてきた学会が、ついに、
独善と排除へと舵を切りました。

そうしたことが、学会員の支払った会費によって続けられているのです。

不正選挙は、重大な問題です。
しかし、形式的な問題とも言えます。
活動の内容が貧弱で、旧態依然のアリバイ造りでしかないのはもっと情けない。
何より惜しまれるのは、臨心の改革、発展の志を持って、新たな立場から運営委員に立候補した人たちが、全員落選させられたことです。その人たちが加わっていれば、このような無道は行なわれなかったはずなのです。

なぜ、そんな結果になったのでしょうか?
それは、総会に出席した人びとが、ほぼ、十年、二十年と運営委員をしてきた「ベテラン」だけだったからです。
言い換えれば、一般の会員がほとんど参加しなかったからです。

わざわざ、会員の参加しづらい
夜間に、総会の時刻を設定するという姑息さ!!

このため 総会では、お手盛り決定が当たり前 になっています。

馴れ合い仲間の、地位を守るためだけの活動になっているのです。

今年もまた、このような有り様が続くのでしょうか?
一般会員の参加がなければ、運営委員を名乗る不正をなんとも思わない人びとが、
好き勝手に独断と排除を続けます。

それとも、新たな臨心の幕が開かれるのでしょうか?
気をつけて見守りたいと思います。

第20期運営委員/編集委員長 實川 幹朗

 

山本勝美会員よりのご質問への回答

※山本勝美氏からの質問状は、平成26年11月15日の総会に於いて、出席者全員に配布されました。
従いまして、山本勝美氏より戸田游晏に求められた3点の質問および要請事項へのご回答は、公開にて行うのが相応と考えましたので、ここに告示します。山本氏からの回答及びこの後の議論も同じく公開にて行います。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

                            平成26年12月9日
日本臨床心理学会21期運営委員会
関東研修委員
山本勝美殿

                    日本臨床心理学会20期運営委員会
                    事務局長•運営副委員長代行•暫定会計担当
                                   戸田游晏

貴殿におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、昨日平成26年12月8日夕刻に、大学生協学会支援センター内日本臨床心理学会事務局日下石様を通して、貴殿よりお送り頂きました、「11月15日」付けの書状文面に、貴殿からのご質問が設けられておりましたので、ここに謹んで回答させて頂きます。

<山本勝美殿からのご質問>1)〜3) 
◇1)山本様よりのご質問第1項:
あなた(戸田)になんら関わりのない「O 子ども家庭支援センター」に、何故おびただしい数の迷惑メールを毎日送り続けてきたのか。

お答え:
それは、山本勝美様ご自身が、このメールアドレスを連絡先として登録されていたからに他なりません。
戸田は、「21期」を称する体制に参画される山本勝美様に対して、会務情報をお送り致しておりました。
何故、山本勝美様にお送り致したかという理由は以下です。

客観的な検証を経ずに事実とは異なる見解へと読者を印象操作する文言が含まれる昨年度総会記録および著作権侵害(「各自総括」の無断掲載と内容の改変、「20期会計報告」他に対する職務著作の拡大解釈による無断掲載と論述内容の大幅削除)を意図的に敢行した機関誌『臨床心理学研究51−2』、事実関係の歪曲と不実記載について、平成26年7月26日に谷奥克己氏に戸田より申し入れた警告を無視し無修正のまま記事として掲載された「2014年度議案書」、同じく第三者を事実誤認へと印象操作する「運営委員会議事録」数回分等が掲載された『臨床心理学研究52−1』の双方の記事の掲載に責務を負う方々、すなわち奥付に氏名が掲載されている方々宛に、本学会の学会誌編集責務者としての対応を頂くために、それらの問題の背景をご周知頂きたいとの目的で、ご通知致しました。
山本勝美殿、貴殿は、これら双方の巻号にて、奥付に御氏名がございましたので、これらの内容についての責任とこれに対応なさるべき責務をご自覚頂きたく存じます。
本学会の「21期」の運営に関して、貴殿が対外的・社会的に負われている責務は、このように明確です。

また、貴職を辞された後に、かつての職場に前職者宛ての通知が届くことは珍しいことではありません。

そして、逆にお伺い致します。
なぜ、山本勝美殿ご自身が直接チェックされることのない或いは困難な宛先のメールアドレスを学会事務局にご登録されたのでしょうか?
まさに、山本殿ご自身がご登録されなければ、本アドレスは、日本臨床心理学会からの連絡先としては、認知されることはありませんでした。
また、今回の御文面からは、当方からの会務に関わる重要なお知らせをほぼご熟読されていないことが窺えますので、再度、申し上げますが、現在20期からの事務局の引継事案は完了してはおりません。
なぜなら、昨年の選挙には、数々の不正が疑われ、これが、現「21期を称する方々」からの一方的な回答により、未解決のままであり、したがって、現21期は本来存在し得ない組織です。

「21期運営委員会」の存在を証するのは唯一、選管の所感を記した通知文書のみです。この薄弱な根拠に基づいて、「21期」を称する人々は、偏向した編集意図に基づく機関紙・誌を発行し、関西委員会活動を事前通告無く廃止し、意見の対立する会員の活動を封じ込め排除する決定を断行してきました。このように「21期」を称する組織は、極めて非民主的な独裁色を露にしております。

その最たるものこそ、貴殿も賛同された、先日平成26年11月15日に、新たに総会決議された第四号議案「除名規定」に他なりません。

また、20期からの引継ぎが為されていないことは、「21期」を称されている方々ご自身が『臨床心理学研究』52-1(最新号)の72頁左下の記述にてお認めになっておりますので、どうぞご確認くださいませ。

従いまして、会員のメールアドレス情報を用いての、会員への20期運営執行会務状況の会員へのご報告につきましては、いまだ当方20期事務局長戸田游晏にて、掌握しております。ですので、くりかえしとなりますが、これらはまさに、「21期運営委員会」体制の名表にお名前を連ねておられる、貴殿山本勝美殿に対しての運営或は運営執行協力者としてご周知頂きたい情報提供という20期事務局長の責務の一環であり、これを拒絶されているかのように或は、全くこれらの背景をご理解頂いていないかのようにも解釈できる、今回の貴殿からのご通知には、甚だ大きく首をかしげざるを得ません。

要するに、今回の貴殿からの書状にしたためられたご見識は、ご自分の責任の所在が受容できない、謂わば自己愛を背景とした<責任転嫁>と、評されることもあり得るでしょう。
ご自身こそ、なにとぞ真摯にご自戒なさいますように。

また併せて、もう一点、ご確認頂きたいことがございます。

わたくしは、差し上げましたメールにおいて、単に戸田游晏と名乗っているのではなく、書状ごとに、「日本臨床心理学会20期事務局長•運営副委員長代行•暫定会計担当」と職掌を明らかにしていた筈でございます。
その証拠となるメールが削除されておりますことは、返す返す残念でございます。

そのように削除のお手間を頂くのであれば、まずは、学会事務局にお問い合せなり、ご抗議なりを頂けましたら、当方はただちに対応させて頂きました。そのようなお手続きをなさらずじまいであった、とのことでございましたら、山本勝美殿貴殿が記述なさったごとくに貴殿のお務めであった職場のご担当の方が、それほどまでに深く苦悩なさっていたとは、一般通念として承服致しかねます。
もし、必要でしたら、上述の旨をそのご担当の方にも申し伝えさせて頂く所存でございます。いかがでございましょうか?

逃げも隠れもせずに職掌と氏名を名乗る送り主を特定できれば、それに対しての対策を取ることが、誰もが考えつく筈の最速の解決手段です。
ですので「どこの人物がどんな意図で送りつけてきたかも分からない」と貴殿はお記しではございますが、これは、メールを削除された方が、その内容に目を通されてはいないことの傍証ではございませんか?
わたくしが、心血を注いで日々お送り致しましたメールにつきまして、このような残念な取り扱いを頂き(それは貴殿がアドレス登録をなさったことに帰します、失念されるといけませんので、くどいようですがなにとぞご確認くださいませ)、これらの日本臨床心理学会の運営執行の内実に関わり、会員の利益を多大に左右する重要なお知らせの数々を、山本勝美殿貴殿が目にされることが成されなかったとすれば、まことに残念至極に存じ上げる次第でございます。

◇2)山本様よりのご質問第2項:
あなた(戸田)自身、このメール行為をどう考えているのか。 

お答え:
前項で申し上げました通り、これは現時点でも引き継ぎをお受け頂けずに、依然として手元に多くのペンディングとなった懸案事項を抱えている状況であり、これをご通知する手段としてやむを得ず、まことに不本意至極ながら責務として行っております。
なお、わたくし戸田游晏は、これらのメールでの告知の内容につきましては、些かも誇張や虚偽などは致しておらず、ただ舌鋒の質がどうのという、<手続き論の類い>に矮小化されるという、貴殿のご器量のほどがいかばかり残念な値であろうかと、誠に失礼ながら、計りかねぬと申し上げざるを得ません。
これが、「わたくし自身」の忌憚なき所感でございます。貴殿からのご要請に応じて申し上げました。

◇3)山本様よりのご質問第三項:
あなた(戸田)が、私の職場であった同センターのメールアドレスを、私の学会入会時の書類から盗用したことは明らかである。
その責任をどう取るのか。

お答え:
1)で申し上げました通り、わたくし戸田游晏は、事務局長の職務権限として、会員名簿を現在も保管所持しており、貴殿の連絡先として記されたアドレスに、貴殿が会務執行の上で周知すべき情報を提供致しております。
なお、貴殿の学会入会時の書類は拝見しておりません。その書類は学会支援センターが定められた年限まで保管していると存じます。そして改めてお忘れ頂きたくないことは、再度申し上げますが、当該書類中に貴殿ご自身が、貴殿の職場のメールアドレスを記された、という事実です。
そのアドレスを学会支援センター担当者がエクセルに入力し、そのエクセルブックを20期事務局長の職掌の一部を現在も務めざるを得ないでおります戸田が用いて、通常の事務業務すなわち会員への運営委員会会務広報を行っております。

「21期」を称する方々からの告示に見られる「漏洩」「流出」との語は、自らの立場の維持存続に都合良く、一般会員を印象誘導するために不当に用いられています。つまり、20期事務局長他からの会員への告知は、会務内容を会員へ告知するという、各々の会員が合意の上で登録なさった際の目的と異なった用途には、これまで一通として用いられてはおりません。

山本勝美殿、貴殿におかれましては、現在の事務局内の諸々のご事情がお分かりでないとはいえ、事情をご確認なさらないまま、まして戸田からお知らせ致してきました重要懸案事項の内容を吟味なさることもなく、このたび軽軽に、「盗用」との誹謗をなさることは、是非慎まれるべきであったかと極めて残念に存じます。ご自身がメールアドレスを申請登録された責任を顧みられず、当方の名誉を、本学会最高議決機関である総会という公の場で毀損なさったことに、いま改めまして厳重に抗議致したく存じます。

なお、「威力業務妨害」との語もこれと同様と存じます。まず「威力業務妨害」と言いうる事象は、貴殿ら「21期」を称する「運営委員会体制」に与する方々が、当方の20期からの重要事項引継要請を、無視と黙殺を用いて取り合わずに問題を放置したことに他なりません。それらの中には取り返しの付かない結果をもたらしたものも含まれております(組織変更の期限を意図的にか看過、意図的な著作権(人格権)の侵害、虚偽と憶測を含む不実記載を機関紙・誌に掲載し会員に配布、他)。これは、まさに背任の責を重く問われねばならない事態です。

この事態の継続に依り本学会が総体として蒙る不利益を看過するには耐えず、当方としては、やむを得ず、多くの理解を頂けリテラシーに優れたと見込ませて頂いた方々に対しての、客観的な事実を情報提供致しております。それらの内容そのものについての、反証、ご反論、ご意見であれば、宜しいが、このたびの山本勝美殿、貴殿の記されるが如き、<単なる通知手続き>への抗議の根拠として、ご自分の側のご事情を一方的に述べられた、謂わば情実論を連綿とお知らせ頂いても、いかようにも了承を致しかねます。
これまでの運営委員会の内部事実の客観的な視座からのご確認を怠ったままで、このような情緒にのみ訴える意見書をお送りになられることは、独裁政権下で市民を「愚民」として扱った政策をさえ想起させられます。失礼ながら貴殿の御見識そのものを、聊かなりとも疑わせて頂かざるを得ない次第でございます。

従いまして、「責任」は、わたくし戸田が取るべきであるとの貴殿のご発想は、全くの見当違いである、と言上致さざるを得ません。
すなわち、責任の所在は、山本勝美殿、貴殿ご自身に在ります。
責任転嫁という行動様式が、貴殿には自ずと身に付いておられるのではないか、それは貴殿が懇切に支援しておられると貴殿が自負されておられる対象の方々の心性を如何に深刻に損なわれているのか、その点にもなにとぞご自戒を頂きたくご助言申し上げます。

なお、「あなた(戸田)は以上の件を反省し、センター職員の皆様また山本勝美に対し、直ち にこの不当行為を謝罪せよ。 」との一文にて、貴殿は当該書状を結ばれておりますが、このお申し出につきましての、ご回答とご助言を申し上げます。

まずは、1)~3)の当方からの「お答え」をどうぞ、いまいちどご熟読ください。
このご回答を踏まえ、貴殿のご要請(結びのお言葉)に対しての戸田游晏からのお答えは以下となります。

「山本勝美殿貴殿ご自身の、認識の誤りを改められ、貴殿ご自身がセンター職員の皆様に謝罪をなさり、今後、このような不当かつ戸田に対しての名誉を著しく損なう言動および書状の送付を厳重に慎まれることをご助言致します。
以上の戸田からのご指摘とご助言に対しての反証、反論をお待ち致しております。
適正かつ公正な議論がなされていない前提での、決めつけと謝罪要求の所業は、学会運営の通例、或は一般社会常識に照らし、いかに稚拙な行為であるかを、是非ご自戒願いたい。」

この書状は、11月15日の記載がありますので、迅速に今後の議論を進めたく、まずはとりいそぎのご回答を差し上げます。なお、本状に対してのご異論等がございましたら、年の瀬も迫っておりますこともあり、当方諸々多用でございますので、ぜひ貴殿におかれましても、迅速なご回答を頂きますよう、要請致します。

以上

「2014年度総会議案書」の問題点

 

平成26年9月10日付けで日本臨床心理学会会員に郵送配布および
『臨床心理学研究52巻1号』に掲載された

「2014年度総会議案書」の問題点について

日本臨床心理学会第20期運営委員会
事務局長•運営副委員長•暫定会計担当 戸田游晏

1)議決権行使書が添付されておらず、会員の権利の告知がなされていない。
  <会則第18号の「事項指定委任」機会提供がなされていない。>
本議案は、11月15日の17時半以降夜半にかけての第4号最終議案まで参加する出席会員と出席会員に全権を委ねた会員の多数決による、強行裁決すなわち可決の虞がある。

2)過去2回の総会で審議されなかった継続審議議案8案が闇に葬られた。
  <前年度よりの継続審議議案全8議案の非記載。なおこれらは、学会機関誌•CP紙•学会HPからは、削除され、現在日本臨床心理学会デコHPのみで閲覧できる。>

3)第4号議案会則一部改正案は、非民主主義的暴力の推進宣言であり、意見の対立を議論によって解決せずに、少数派異分子弾圧と排除を正当化するものである。

3-1)「現在の運営委の実態」とは?

第4号議案冒頭の説明文中には、「現在の運営委の実態に合わせて」の「見直し」による「会則改訂」とある。このような根拠の提示が、果たして、誰もが納得できる妥当な説得力を有するものだろうか?
ここに述べられるのは「現在の運営委の実態」であり、例えば「社会状況の変化に応じて」等ではない。
「現在」たまたま、非常識・非/反社会的集団が「運営委」の職位を占めていたとするなら、如何なる事態が今後の本学会にもたらされるのだろう?

3-2)継続審議8案の抹殺

万が一にも本学会そのものが反社会的とまでは至らずとも、<非社会的集団>となりかねない可能性に制動をかけるため、20期においては、前々年度及び前年度総会の審議議案の中に、<第三者委員会の設立>、<委員多選の回避>の項目が盛り込まれていた。そして、これらの議案は前々年度前年度の定時および臨時総会においては継続審議となっていた。
しかしながら、これらの議案は、この「2014年度総会議案書」においては、前項2)のように、一つとして議案として再掲がなされていない。
すなわち、<初めから無きものとして、恣意的に抹消されている。>

3-3)継続審議8案抹殺への抗議を黙殺

過去2回の総会においての継続議案が、9月10日付けで郵送された「2014年度総会議案書」おいて抹殺されたことについて、戸田は、9月27日の対面会議において、谷奥克己氏に対し抗議した。(立会人:暫定監事渡辺三知雄氏・第20期運営委員長酒木保氏)谷奥氏はこれに対し「持ち帰る」との応答をされた。しかしながら、その後、谷奥氏サイドからの回答は全く無く、10月16日に戸田が郵送により落手した『臨床心理学研究52巻1号』には、継続審議8議案についての如何なる説明もなく抹消されたままであった。

3-4)「朕は国家なり」=「運営委は日臨心である」或いはファシズム宣言

このような抹消隠蔽工作が行われ、かつ、ここに示されている文言(すなわち「現在の運営委の実態に合わせて」)が導きだされる姿勢が、第4号「会則改正」議案の冒頭に示されていることに、十分に留意せねばならない。
これはまさに前近代の非民主的専制政治を彷彿とさせる姿勢である。そのような実態こそが、「現在の運営委の実態」に他ならない。
すなわち、学会を一握りの「運営委」が自分たちのお好み(志向ではなく嗜好)に合う、心地よいやりかた、つまり学会の私物化である恣意的な運営を、これからどんどんやりますよ、との公言ではないか?
これこそが、まさに本学会の根幹を危うくする
「重大な名誉毀損または、運営に対する大きな妨害(改訂7条予定文言)」
でなくて、何であろう?

3-5)会則改訂案表2つめの文章内、「本学会に対する名誉毀損」と「運営に対する大きな妨害」について、どのようなことが、それらに当たるのかを決めるのはいったい、誰なのか?、

「運営委員会判断」での決定であるとすれば、それは、運営委員会との間で、見解が著しく異なり対立する者側の主張を封じ、圧殺しようとする独裁宣言に他ならない。
「運営委員会」による独裁を、本学会会員は、自ら許容しむしろ志向しようとするのか?
この危惧と懸念を払拭できるような説明が、改訂文言には一切組み込まれていないし、運営委員会の独裁を防止する別の改訂案創設の提示がない。
このように本学会の根本理念への違背、すなわち異なる意見信条を有する相手との対話の機会の拒絶と異分子の排除の推進へと暴走する可能性が、これらの文言の解釈運用により生じるのである。

3-6)情報開示を装い、<情操>操作をもくろむ「運営委」

そしてなにより、本学会存立理由の根幹を揺るがす重要議案が、ここに上程されるに至る経緯の客観的で具体的な説明がなされていない。「推して知るべし」を一般会員に期待する前に、<運営委員会内でどのような異議申し立てが生じ、それらがいかに扱われてきたのか>、そしてそれらが<いかに無視黙殺されてきたのか>という実状を自ら開示し、会員のリテラシーに委ねるべきである。それが、学会の最高議決機関である、総会のあるべき姿である。

しかし、このような戸田の意見は、例によって例の如く、「運営委」多選を重ねてきた現在21期を自称する人々から無視黙殺された。そして、客観的な事実を歪曲し隠蔽した「勝者史観(活字にして印刷して国立国会図書館に寄贈した者勝ち)」に基づく、本学会誌の記述として臆面もなく掲載された。

3-7)結論:第7条改正案は、本学会を自ら破滅へと導くものである

上述の異議申し立てにも関わらず、本案が会則に加えられるべき、必然性と必要十分な理由の詳細な説明を行わないまま、本案が万一、数の暴力により強行可決されるならば、本学会の歴史に取り返しのつかない、大きな汚点を残すことになる。
本議案提起に関わりをもった各位に対し、会則改訂各項文言の背景と根拠について、応分の説明責任を求めたい。
何よりも、次期総会議事の前に、全会員に対して本義案議決権行使のための、充分な客観性を備えた判断材料の提示が行われることを、強く求める。

4)<20期からの引継ぎが、未だ行われていない>ことについての不可解な理由説明

第1号議案中の「1. 前運営委から継続課題について」において、選挙前までの前任者への引継ぎ運営委員会への出席を求めなかった理由とされるものには、論理的な整合性がなく、一般通念に照らしての了解ができない。
<「役員選挙結果に対する意見の相違」が、20期執行部からの引継ぎを行わなかった理由である、と明記。>

5)前年度総会議事録の非掲載(会則違反)と編集委員会報告の不可解

5-1)編集委員会前任者への責任転嫁
第1号議案「2.各委員会報告(案)」編集委員会報告(鈴木宗夫文責)において、編集委員会活動への言及の姿勢への疑義が見いだされる。各箇所、例えば査読遅滞を前委員長の責務に転嫁するとの読みに第三者を誘導する企図が忍ぶ。

5-2)総会議事録(前年8月時)が議案と共に抹消

同編集委員会報告において、最新発行巻号51巻1号2号においては、直近に開催された「総会議事録」が不掲載であった。すなわち、各議案と審議状況と採択の可否が一切公開されていない。総会は言うまでもなく、学会の最高議決機関であるので、これは真に異例の事態に他ならなず、会則19条の「議決事項の会員公示義務」に違反する。
また、選挙当日立候補者の立候補理由等の所信表明文は、選挙後の機関誌•紙において、公示されるのが慣例であったにも関わらず、何れの公開文書類にも掲載されていない。なお、この事態についての一切の説明が記載されていない。

5-3)「現在の運営委」に都合の悪いことはすべて、初めから<無きこと>に

前25年度総会の議案の記載およびそれぞれの議案についての議決結果の掲載が無い。これにより、継続審議議案全8議案の存在がそのものが、本学会の文字•活字化された一切の「記録」文書から抹消されてしまった。

6)決算報告の注記文(藤本豊氏作成)に、事実隠蔽の疑い

6-1)藤原桂舟氏への調査報告文の不可解

第1号議案末尾の、「*2013年度の決算報告について」の文書内前半に、昨年度末で退会された藤原桂舟氏への問い合わせの記述がある。そこに、藤原氏からの回答に関わる文責者(会計担当:藤本豊氏)による所感を記した箇所がある。このような客観性に乏しい感想文が、議案書に記載されることに疑義を覚える。

6-2)前任者への問合せを行わない不可解

ここには、前任者戸田への当該案件に関する問合せと確認無しで憶測が書かれている。つまり、会計事務担当の藤本氏のお名前にし追う豊かな個人的想像力に導かれた憶測が、公式の議案書の説明文として掲載されている。
本件についての記述に驚いた戸田が、直ちに事実関係を藤原桂舟氏に問い合わせた結果は以下である。現在退会されており、現況の学会内部事情を感知する立場にはない藤原桂舟氏に対して、「学会事務局」が、直接に唐突な問い合わせを行ってきたことがあった。その第一回目の回答を基に、藤本感想文は記述されている。

6-3)藤原桂舟氏の回答(平成26年9月16日)

藤原桂舟氏からの本件への戸田への回答は以下引用の通り:

大切な事なので、当時のメモなどをみてできるだけ記憶をはっきりさせました
が、全てを思い出すことができず、とりあえず下記の事を言明することは でき
ます。
この資料(郵送された議案書)に書かれてあることよりも、こちらが優先します。

1 心楽の会のあと、いただいたので、僕が混同していましたが、学会認定資格
委員としての活動費と、戸田さんからはっきり言われていただきまし た。
2 その際、臨床心理学会で応用出来そうな資格をいくつかの学会に行って調べ
てみる、と僕が言い、そうしましょうという話になりました。ただその 際、
行った学会の領収証を保管しておいて、報告する義務があるとは思わなかった
し、指示されませんでした。
3 行った学会やセミナーは、日本ヨーガ療法学会、日本統合医療学会などで
す。他に4つか5つ、ワークショップなどにも参加して、資格制度につい て話を
聞かせて貰いました。ただ、領収証は、意識して保管しなかったので、どこに
行ったか不明です。
藤原桂舟

6-4)不公正な情報収集姿勢による偏向した憶測報告を社会的に公示

本来、本件についての問い合わせを受けるべき責任を有する対象は、20期事務局長であり運営副委員長および暫定会計を担当したわたくし戸田游晏でなくてはならない。その当然の義務を行うことなく、あまつさえ、戸田の名誉を毀損する叙述を行い、これを改めるようにとの申し入れを無視黙殺し、機関誌への掲載を許可した責務者と、藤本豊氏に対して、戸田は、ここに強く抗議する。

今回戸田が肩代わりした藤原桂舟氏への問合せにおいても、これと併せて行われるべき、他の関係当事者すなわち、20期運営委員長であり心楽の会会長酒木保氏および事務局長戸田に対しての事実確認は行われていないことを、ここに明示する。

このような情報収集の姿勢として不適正むしろ不公正が支配する状態であった。これについての説明があからさまに避けられたのである。そして、本来、議案書の如何なる箇所においても掲載されるに価しない、藤本豊氏個人の推測に基づく感想が、公式の議案書説明を装い、本学会の機関誌上に掲載された。政治的意図を持つ明かなハラスメントではなかろうか。

7)藤本豊氏による運営委員会会議費の予算額根拠についての虚偽報告

7-1)昨年8月の総会での戸田説明の無視と説明記録の抹殺
同じく、会計報告注記部分において、会計事務担当者藤本豊氏は、運営委員会会議費に関わる前年度予算案各費目に関わる試算根拠を無視しての論述を埋め込み、これを決算案の説明としている。
この文書において藤本豊氏は、20期事務局長戸田游晏により、平成25年8月10日の前年度総会時に書面と口頭で提起された内容を無視黙殺した上での、説明を開陳している。
戸田が当時の議場で述べた趣旨は以下である。すなわち、本年度に予算化されている会議費目の額は、前々年度実績に照らした<運営委員のマキシマム実働人数の実績>をエビデンスとしての、適正な人員までの削減を踏まえた会議費の算出に他ならない。

7-2)前年度会議費予算額設定根拠には監事も了承

この戸田からの支出金額設定根拠の説明に対して、一昨年度決算および昨年度予算案の検査時において、渡辺暫定監事にはご理解を頂いている。昨年度の戸田が作成した予算案には、2名の監事の監査を経ていることを、ここに確認しておきたい。

7-3)前任会計暫定担当者戸田への確認と問合せを避ける会計担当者藤本氏

藤本氏の論述は、以上の事実を徹頭徹尾無視し、作為的に事実を歪曲せしめていることさえ疑わされる論述となっている。このような疑義を回避するためには、なにより、前任の会計暫定担当であり、19期から引き継いだ予算案の修正に携わり、前々年度決算案および前年度予算案を作成した戸田游晏への、詳細で密な問い合わせの往還がなされねばならない筈である。しかしながら、戸田は一度のみ学会支援センター担当者が発信名義となっている、「支出明細等の問い合わせ」に応じる機会が与えられたのみである。すなわち、現担当者である藤本豊氏(当時、誰が会計の担当であるかは戸田には伏せられていたことが、後に即ち9月27日に判明した。)は、故意に戸田への照会を行わずに、憶測に基づく一連の記述を行った。

なお、この20期事務局長戸田游晏が執筆した25年度の事務局長事業報告文は、現時点において、学会機関誌•CP紙•学会HPからは削除抹殺されており、唯一、「日本臨床心理学会デコ」HPのみで閲覧できる。

8)本議案書では、委員会報告以外の箇所において、文責者が「事務局」となっている。通常、「日本臨床心理学会事務局」とは、学会支援センターであり、この文章について責を負うべき者が、学会支援センター担当者(非会員)であるのか、あるいは「21期運営委員を称する」なにびとかが記述しているのかが不明である。
すなわち、これほどまでに多々、問い合わせるべき箇所が見いだされる、公示文書において、責任主体が明示されていないのである。
本来、このような重要な告知文書は、事務局長或いは事務局長代行の氏名が明記されるのが妥当である。

今回、会計担当箇所の他の部分の草稿は、高島眞澄氏によるものであるとのことである。高島氏の起草に基づき、21期運営委員会を称する人々の間で稟議が行われたと聞く(谷奥氏談)。ならば、該当箇所には、文責者として「事務局」ではなく、高島氏の氏名の記載がなされねばならないだろう。

9)第1号議案の「運営委員体制」に、選挙で選ばれてもいない人物が。
これら氏名の列挙中に、「8月10日に選出された」とされる人物の他に、説明も注記もなく、4名の人物が加わっている。

10)この「2014年度総会議案書」そのものが、「現在の運営委」による、本学会と会員への冒涜すなわち「重大な名誉毀損」であり、「学会運営に対する大きな妨害」である。

ここに記したような危惧の言表を、長年に亘り本学会運営執行に携わって来られた各位に対して、戸田はかつてこれまで、じつに数え切れないほど行ってきた。そして、それらの人々から頂戴した、長い長い沈黙ののちの、かろうじての反応が、「揚げ足取り」或いは「ファシズム」(!!??)との批難であった。

このような戸田からの諸種多様な具体事案に関わる意見の申し立てに対し、これらをおしなべて「重大な名誉毀損」であり、「運営に対する大きな妨害」である、と審判を下そうとするのが、現在の21期を称する各位である。
これら異議申し立てに応えるに価するまでの説明責任は、この議案書においては全く果たされていないのではないだろうか。

以上をご精読いただけた会員各位の、優れたリテラシーに委ねたいと考える。

これらは、平成26年9月27日の谷奥氏との会合の際に気づいた限りの、疑義を列挙し、後日これらへの説明を付したものである。
第20期運営委員会事務局長として、ここに公示する。

平成26年9月27日(初回提起)
平成26年10月18日(加筆)

★日本臨床心理学会デコ
 http://ck.acemail.jp/ce5xT6iI/Nuxr/

 日本臨床心理学会20期で生起した問題群資料集
 http://ck.acemail.jp/ITfsp84F/Nuxr/

『臨床心理学研究』の原稿無断書き換え具体例

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『臨床心理学研究』が原稿を無断書き換え

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『臨床心理学研究』の51巻2号の原稿の無断書き換え=改竄があります。

著作権法違反の行為です!

意味が大幅に異なってしまう重大問題です。
   虚偽の事実の公表による名誉棄損とも考えられます。】

*『臨床心理学研究』の51巻2号 p.82 右下からの記述です。

◎これは、昨年、平成25年7月19日に、20期事務局から
会員の皆さまのお手元に、メール配信および郵送でお届けした、
「第49回定期事務総会」の事前資料集に含まれる、
「20期運営委員総括」(PDF)ファイルの再掲載です。
(書類は頁番号を欠きますが、9頁目から10頁にかけて。)

★この元ファイルが、『臨心研51(2)』の編集段階で
編集に関わる何者かによって巧妙に書き換えられたため、
原文とは違った意味に受け取られる記述となっています。

まず、次の文章を読んで見てください。
『臨床心理学研究』が改竄したものです。

====================
(p.82 右下より)

3 惰性・馴れ合い
 日本臨床心理学会の運営委員は、二年の任期
で選出されるが、重任の制限がない。二十年を
越えて務める者も多く、新任の場合にも古い委
員からの勧誘によるのがほとんどである。この
ため、多くの委員は古くからの顔なじみで、仲
間意識が強い。裏返せば、各おのが会員に選ば
れ、会員を代表するとの自覚が乏しい。自分た
ち仲間の立場を優先し、会員のために働いてい
るとは考えない。副委員長であったE氏の発言
がこれをよく示している。
 私は学会活動は、会員のためにあり会員のた
めにのみ活動するとは理解しておりません。
 むしろ会員は運営委員会の活動に共感し、理
解して会員になっておられると思いますので、
共感と理解がかなわなければ、自分が委員に
なるか脱退すればよい選択の自由があり、そ
の分運営委員会への縛りも弱いものと考えま
す。
 会則の変更でなく、学会大会運営の変更には
会員からのクレームを先取りして縛られる必要
をあまり感じておりません。
 変更の事情をきちんと伝えれば許されると考
えています。
 学会の活動は会員主体ではなく、会員は運営
委員会を支持するためにいるとの理解である。
=====================

■─────────────────────────────────────■
書き換えがあるため、
原文とは違った意味に受け取られる記述となっています。
■─────────────────────────────────────■
 

原文に忠実に雑誌原稿を作れば
   次の記載になるはずです。

|||||||||||||||||||||||

3 惰性・馴れ合い
 日本臨床心理学会の運営委員は、二年の任期
で選出されるが、重任の制限がない。二十年を
越えて務める者も多く、新任の場合にも古い委
員からの勧誘によるのがほとんどである。この
ため、多くの委員は古くからの顔なじみで、仲
間意識が強い。裏返せば、各おのが会員に選ば
れ、会員を代表するとの自覚が乏しい。自分た
ち仲間の立場を優先し、会員のために働いてい
るとは考えない。副委員長であった宮脇氏の
下の発言がこれをよく示している。

 「私は学会活動は、会員のためにあり、会員
 のためにのみ活動するとは理解しておりませ
 ん。
  むしろ会員は運営委員会の活動に共感し、
 理解して会員になっておられると思いますの
 で、共感と理解がかなわなければ、自分が委
 員になるか脱退すればよい選択の自由があり、
 その分運営委員会への縛りも弱いものと考え
 ます。
  会則の変更でなく、学会大会運営の変更に
 は会員からのクレームを先取りして縛られる
 必要をあまり感じておりません。
  変更の事情をきちんと伝えれば許されると
 考えています。

 学会の活動は会員主体ではなく、会員は運営
委員会を支持するためにいるとの理解である。

|||||||||||||||||||||||

以上が真正の文章です!

 (相違部分を示すため、便宜的に色付けしています。)

 先の『臨床心理学研究』のものと、読み比べてみてください。

★行空けと引用符が省かれ、
 わずか3文字が抜けただけですが
  印象はまったく違う=悪質な改竄です!

会員の皆さま、どうぞ昨年7月にお手元にお届けしているファイル
或いは印刷物をご確認ください。会員の皆さま全員のお手元にこそ
今回の著作権侵害の顕かな証拠があるのです。

*これがどれほど重大かは、次の一件を見てもわかります。
 南京大虐殺についての発言改竄に原著者が抗議しています
 これは加筆ですが、『臨床心理学研究』は削除によって同等の効果を出しました。

不当書き換えによる著作権侵害の一覧

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不当書き換えによる著作権侵害の一覧!

  『臨床心理学研究』51巻2号における

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不正な選挙で「選ばれた」と称している「第21期運営委員」たちは
数々の作為、不作為により学会の正常な活動を妨げています。

『臨床心理学研究』の51巻2号(最新号)に原稿には、
 無断掲載、無断書き換えが見出される。

 【著作権法違反の重大問題です。】

★形式的に違法であるのみならず、著者の意図が伝わらなかったり、
 歪んで伝えられたりしています。

改変は手違いでなく、意図的に行なわれています。

 <悪質な業務妨害です>

【運営委員などの個人名がローマ字に置き換えられていますが、
 一貫性がなく、同一人物の行為や発言がたどれません。

ことに82頁の改変は、改変の文字数こそ少ないものの、
発言の主体が入れ替わるよう仕組まれており、たいへん悪質です。】

*以下に、戸田第20期事務局長の作成した改変の一覧表と修正要求を
 掲げます。

==========================
目次題目「第20期運営委員各自総括」75頁〜104頁)
正誤表(一部:戸田游晏執筆箇所脱落・誤記箇所の一部を含む)

※「はじめに (編集委員長鈴木宗夫文責・1頁)」に記された改変方法
(「当人以外はアルファベット化して表記し直す」)に従い、
以下の通り、修正を求める。

番号  頁数  左右   行数     誤        正
1)  82   右   22     の発言      の以下の発言
2)  82   右   23     <文頭の「 が脱字>
3)  82   右   23〜36  <インデントが解除されている>
4)  82   右   36     <文末の 」 が脱字>
5)  82   右   37〜38  <強調太字が解除されている>
6)  83   左   5〜6    <強調太字が解除されている>
7)  83   左   18      G氏       B氏
8)  83   左   18      H氏       G氏
9)  83   左   20     I氏       H氏
10) 83   左   35〜36  <強調太字が解除されている>
11) 83   右   2〜3    <強調太字が解除されている>
12) 83   右   12     J氏       I氏
13) 83   右   15     J氏       I氏
14) 83   右   19     J氏       I氏
15) 83   右   24     J氏       I氏
16) 83   右   31〜32  <強調太字が解除されている>
17) 83   右   33     ことはを     ことを
18) 84   左   3      K編集委員長   J編集委員長
19) 84   左   9〜10   <強調太字が解除されている>
20) 84   左   17     <強調太字が解除されている>
21) 84   左   18     J氏       I氏
22) 84   左   30〜31  <強調太字が解除されている>
23) 84   左   34〜35  <強調太字が解除されている>
24) 84   右   21     N委員長     M委員長
25) 84   右   30     J氏       I氏
26) 85   左   3      J氏       I氏
27) 85   左   10〜11  <強調太字が解除されている>
28) 85   左   9      J氏       I氏
29) 85   左   18     I氏       H氏
30) 85   右   5      J氏       I氏
31) 85   右   14     <強調太字が解除されている>
32) 87 上枠内左  3      K委員      菅野委員
33) 87 上枠内右  5      K委員      菅野委員
34) 88 上枠内右  6      M委員      A委員
35) 88 上枠内右  9      K委員      菅野委員
36) 88 下枠内左  1      K委員      菅野委員
37) 88 下枠内左  2      M委員      A委員
38) 88 下枠内左  4      K委員      菅野委員
39) 88   左   4      M委員      A委員
40) 88   左   19     M委員      A委員
41) 88   左   33     M委員      A委員
42) 88   左   38     M委員      A委員
43) 88   右   6      M委員      A委員
44) 88   右   14     M委員      A委員
45) 89   右   34     (K)      (菅野)

※以下97〜100頁には735文字(概算)に渡る改変・誤記があるが、
煩瑣となるため、ここに指摘するものはその一部に止める。
添付の第49回総会資料集内、総括戸田元原稿を参照頂きたい。

46) 97   左   16〜17  <誤記・脱落:戸田元原稿参照>
47) 98   左   19     <誤記・脱落:戸田元原稿参照>
48) 98   左   34     運営委員長    運営委員長I氏
49) 98   右   12     運営委員長    I運営委員長
50) 98   右   13     運営委員長    I氏
51) 98   右   16     運営委員長    I氏
52) 98   右   21     運営委員長    I氏
53) 98   右   31〜32  運営委員長    I氏
54) 98   右   32     <誤記・脱落22字:戸田元原稿参照>
55) 98   右   34     <誤記・脱落32字:戸田元原稿参照>
56) 99   左   1      前期運営委員長  I氏
57) 99   左   2〜19   <誤記・脱落計46字:元原稿参照>
58) 99   右   12     J委員      I委員
59) 99   右   13     会長       会長N氏
60) 99   右   4      運営副委員長   E運営副委員長
61) 99   右   17     比較民俗学会会長 N会長
62) 99   右   18     会長       N会長
63) 99   右   19     運営副委員長   E運営副委員長
64) 99   右   20     会長       N会長
65) 99   右   23     副委員長     E副委員長
66) 99   右   24     比較民俗学会会長 N会長
67) 99   右   28     J委員      I委員
68) 99   右   28     会長       N会長
69) 99   右   30     会長       N会長
70) 99   右   31     会長       N会長
71) 99   右   35〜36  会長先生     N先生
72) 99   右   36     運営副委員長   E運営副委員長
73) 99   右   37     J委員      I委員
74)100   左   14〜15  運営副委員長   E運営副委員長
75)100   左   17     M委員      A委員
76)100  左〜右 左22〜右3  <誤記・脱落計85字:元原稿参照>
77)100   左   29     運営副委員長   E運営副委員長
78)100   左   32     M委員      A委員
79)100   左   34     M委員      A委員
80)100   右   1      J委員      I委員
81)100   右   4〜12   <誤記・脱落計59字:元原稿参照>
82)100   右   27     <脱落計72字:元原稿参照>
83)100   右   30〜33  <強調太字が解除されている>
84)100   右   34〜34  <誤記・脱落計131字:元原稿参照>
85)101   右   3      <強調太字が解除されている>

※以上はあくまでも戸田が発見した箇所に限られる。その他の箇所にも、再点検を求めたい。

戸田第20期事務局長よりの申入れ書:第21期運営委員会を称する組織関係者宛て

戸田第20期事務局長より申入れ書が

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戸田第20期事務局長より「第21期運営委員会を称する組織関係者」宛てに
申入れ書が送られています。

これまで累計で30回もの送付がありましたが、
「第21期運営委員会を称する組織関係者」たちは
 無視を続けています。

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

第21期運営委員会を称する組織関係者各位

(再送(通算第31回):改稿新版再送:平成26年4月22日)

25年度内に唯一、会員に頒布された機関誌51巻1号(2014年2月1日発行)は、会則で定められた報告の記載がなく、わずか38頁と質量共に、学術雑誌に期待される水準に及び難く、年間8千円の購読料の対価相応との評価は得難い。
また、年度を超えて送付された51巻2号(2014年3月31日発行と記)では、本誌への掲載を目的とせずに執筆された複数の文書を、原著者に断り無く、編集者或は何者かが恣意的に改竄の上での掲載が行われた。殊に、本誌目次題目「第20期運営委員各自総括」記事では、編集委員会から原著者への、原著改変許可と掲載承諾が一切求められることなく、原著者の元稿を無断で改変の上、掲載が行われている。
これら杜撰、というより寧ろ意図的に公正・公平性を敢えて蹂躙したとも窺われる刊行責任者の専横により、原著者は著作権を侵され、結果として違法な編集作業に基づく紙数のみが膨らんだ機関誌51巻2号の刊行に至った。
これらの事態の背景には、下部機関である編集委員会を管掌する現運営委員会(第21期:代表者谷奥克己)の、非民主主義的権力による専横行為である。それにも関わらず、過誤を自覚し些かなりとも恥じ入る姿勢は、第21期運営委員会による告知公告記事には窺われない。寧ろ、一般会員からの申し立てを、その進言や指摘の主旨に対峙することなく、一方的に「誹謗中傷に満ちている」と決めつける言辞を弄することに終始している。勝者史観の顕著な実例であろう。しかしその手段が如何に稚拙であるからと言え、社会に対して学術的知見を公示すべき使命のある学術団体の責任ある発言として、これらは社会通念上、許されるものではない。まさにこのような情緒的な水準を狙っての情報操作にしか依存することができない、現21期体制の脆弱さを露呈している。

当学会資産(収入)は、約百機関・団体の「購読会員」会費によって支えられてきた。
この実態は、歴年の決算報告に明確に示される。

前25年度内に唯一発行された機関誌である、51巻1号への、社会常識に照らした評価、及び学術誌に相応しい水準を満たしているか否かの厳格な評価が購読会員である研究•教育機関•組織体に依って成されるならば、将来的に購読会員数の大幅減少を導く虞が否めない。
最新51巻第2号の複数の記事は、上に指摘した如く、1号の不充実を補完し得る完成度を示すどころか、文書執筆・作成者に一切の断りなく、当該文書を秘密裏に編集者の謀議が疑われる恣意的改竄を施した上で掲載されている。これは、「編集業務に慣れていない」等の言い訳が通らない、深刻な触法行為である。
すなわち、『臨床心理学研究』51巻2号は、その編集経緯が単に素人芸や稚拙な児戯等の類であると評すよりも遙かに深刻な、編集責務者たる者が決して超えてはならない倫理の枠を足蹴で破壊した実物標本となってしまっている。個人の権利を侵害し蹂躙し、謂わば「組織暴力」を頼み刊行された当該巻号は、日本臨床心理学会史上、稀に見る或いは初となる記念すべき事例ともなるだろう。
以上を、厳重に警告したい。

そこで、今これから、当学会運営執行に与する各位、各々の職責にあって緊急に行うべき行動は、全会員への以下の告知ではないか?

1)来年度会費徴収の据置きを修正告知
2)現51巻1・2号の回収・廃棄願い
3)会則に従った会員への報告義務を十全に満す同巻号を早急なる再編集・再刊行の確約
4)51巻2号に、元文書作成者に無断で、文書の改竄と公表を行ったことへの賠償

これら4点を確実に行うとの公示。

以上の早急な告知の実施を進言する。

これら緊急策4項目を併せて講じることなければ、今後、この人倫を無視し誠意も社会正義も顧みない第21期運営委員会の会務執行姿勢への失望や嘲笑と共に、本学会本体が、社会からも見限られる。過去の栄光も地に堕ち、会員の大量脱退は避けられないだろう。
学閥のしがらみも顔見知りのよしみも、世代交替や組織改変による利害関係の推移に伴い、希薄となる。
情報受容の形態が加速的に大きく変容しつつある現在、より純粋に自らの価値観に従う判断によって参加する組織を選択しようとする人びとが増える。これらの社会の構造的変化に伴う新たな要因群の相乗的影響を免れることなく、本学会も、客観的かつ社会常識に照らされた外部とその視座を同じくする、内部からの厳しい視線にもより多く曝されるであろう。
特定の旧来委員とおぼしき人物の筆によると推測される、CP紙177号内記事の如く、単なる情緒的反応を動機として入退会の判断が為されるのが趨勢、との趣旨の申し立ては、現会員の多くをそして本学会に興味と好意的関心を保ち続けてこられた社会一般の人々を軽侮し愚弄するものであろう。
現在の会員には、会員を情報操作に容易く煽動される対象として扱えるものと、侮り蔑ろにする現21期執行部の姿勢に対して、会費納入の留め置き、或は退会(脱退)によって、<抗議>の意志を示す自由がある。

本状宛先の各位には、以上の現実をぜひとも直視して頂きたい。
現前の危機を、自ら一人の安寧を図るために否認することなく、また、従前の姑息な隠蔽や情動的大衆操作に堕することなく、真に向き合うべき対象(すなわち我々日本臨床心理学会ディコンストラクション(脱構築)を目指し、提言を続ける有志)に真摯に対峙し、いま喫緊に為すべき本学会の根本構造改革(すなわち本学会が掲げ続けて来た理念を小手先の誤摩化しではなく、深層から真に立て直す改革)を為さねばならない。これを行うことを回避し続け、ただ目先の姑息な言い訳と子供騙しの情報隠蔽に汲々とするのでは、早晩、当学会は、まずは財務から破綻することが免れ得ないだろう。

本状宛先の各位は、各位が拘泥する旧来の価値観を揺るがす者らを異分子と看做し、敵視し排除し、各位の近視眼的支配欲と権勢欲の利権を独占し得る地位および職位への執着から、虚偽と隠蔽で塗り固めた自己保身に汲々とする自らの実像を自覚し、これを深く反省し所信を改めて頂きたい。まんいち、そのような謙虚な自己内省をさえ果たせないのであるならば、それは、只管、利己的欲望から本学会を蝕み損なう所行であり、本学会を主権者として構成する本学会会員への卑しむべき背任行為に他ならない。
本状宛先の各位は、「運営委員会が即ち学会である」との錯誤を謙虚に自覚し(意識化し)厳に衿を正さねばならない。
ここに厳重に警告する。

第20期運営委員会事務局長  戸田游晏
平成26年3月20日(改稿平成26年4月22日)

 
 

『臨床心理学研究』の51巻1号の惨状!

『臨床心理学研究』51巻1号の

  この惨状は何だ!


 総頁数は、わずか38頁

 (今年度は全部でまだこれだけ)

  お粗末極まりない!!!

ちなみに、ほぼ同時に刊行された日本心理臨床学会
『心理臨床学研究』31巻5号の総頁数は175頁です。
(今年度号通巻880頁)

しかも平成23年度までと同じ装丁に戻っています。

第50巻では、日本臨床心理学会の新たな出発への意思表示も込め、
新しい装丁をとりました。
運営委員会はもちろん総会にも、編集委員会
より提示し相談したうえのことでした。
刊行されるまで、どこからも反対意見はありませんでした。
他学会では滅多に見られない、意匠の美しさを備えておりました。
これを、旧態依然たる無味乾燥、デコボコの文字に戻す理由がどこに
あったのか、説明はありません。
説明できるはずもないか。。。。いや、あります!

仲間内で慣れ親しんだものに戻す。よそ者の痕跡は消す!

・・・わかりやすいですね。

なぜ、平成25年度『臨床心理学研究』がたった38頁なのか?!
なぜ、3本の投稿論文と1本の寄稿文のみの掲載で刊行されたのか!?
++++++++++++++++++++++++++++++++

載せるべきものは、他にもたくさんあったのです!!

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 前24年度決算案細目と会務報告
2 本25年度予算案とその承認報告
3 選挙結果および当日立候補者の立候補所信表明文

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
これらは会則上、載せねばならないものです。
それが載っていないとは、会則無視を意味します。
(これまで何度も繰り返されてきたことです。)

昨年8月の定時総会では執行役員選挙が行われ、前20期三役(会長・事務局長・編集委員長)が運営委員を退いた。いわば政権交替である。
本来、総会直後の機関誌には、総会に提出された前24年度決算案細目と本25年度予算案の承認報告が、会務報告と共に掲載されなくてはならない。
加えて、選挙結果および当日立候補者の立候補所信表明文が掲載されていなければならない。
すでに、8月11日の総会前に前事務局長からは、会務報告書と2名の監事に承認された決算案および決算報告書と予算案が運営委員会に提出されていたのである。しかし、それらがこの号には全く掲載されていない。(不掲載の理由も記されていない。)

なぜか?
新21期運営委員体制にとって、これらの報告を公の機関誌に載せられない事情がある、としか考えられないのである。

*現体制にとって都合の悪いことは会員に知らせない。
これではまるで、いま現にこの日本国で日々進められている情報統制の露骨な戯画ではないか。。。。。

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★「第7回精従懇精神保健フォーラム」の報告記事が、わずか2ページで掲載されています。
<精従懇>(精神保健従事者団体懇談会)に、日本臨床心理学会は毎年5万円の分担金を支払っています。隔月にある会合には、学会予算からの旅費を付け、二名の担当者を派遣しています。
第6回の「フォーラム」が2009年7月でしたから、4年ぶりの開催となります。
分担費用だけでも、20万円を超すのです。
それがたった、2ページの報告で済むのですか??
しかも半分以上は、「フォーラム宣言」のコピペで占められています。
いったいこの「フォーラム」に臨心はどのように係わったのか、
どう評価するのか、
これからの課題は何か?
 − そうしたことをなぜ書かないのか???
(書けないのでしょう。。。。「無能」ということです。。。。)

*なお、この「フォーラム」で講演した立岩真也さんの発言記録が、次のところにあります。
これについて何も書かずに済ませてよいか、会員の皆さんのご判断を仰ぎたく存じます。(講演料にも会員の会費は使われているのです!)
http://www.arsvi.com/ts/20140005.htm

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会員の皆さん!
この学会の会員であることを、恥ずかしく思いませんか?

税金は強制的に搾取されてしまいます。
だが学会会員には、学会費を上納しない自由が残されている。
これが幸いです。

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本店HP再開告知文への疑義<20期事務局長からの異議申し立て>

HP再開の告知文への疑義

公式HPが「リニューアル」したとの告知が、12月28日付けで、
谷奥委員長名で掲示されました。
やはり、その記述内容は、以下(全文引用)にご覧の通り、
デコHPとデコメルマガの<伝達内容の真偽を問うもの>ではなく、
「手続き論」となっています。

この趣旨のすりかえと、事実誤認或いは記述操作上における結果的な歪曲による
自己正当化
は、これまで多選ベテラン委員さんとの対応にてお出会いして参った
画一的かつ形骸的方法論です。
ですので、「やはり」と申し上げました。

問い合わせが殺到しているはずがない!!

また遺憾ながら、今回もこの陳腐な方法論が踏襲されているとの感がございます。

まずは、以下(全文:掲示のまま)をお読みください。

公式HPトップページの全文引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

学会ホームページをリニューアルしました

会員および関係者の皆さまには、本学会のホームページの再開が極めて遅滞し、ご迷惑ご心配をおかけしたことを深くお詫びいたします。 本学会ホームページ一時閉鎖に至った経過は、「クリニカルサイコロジスト第176号」(2013.11.7)のP2〜P3で説明させていただきました。
しかし、その後も、「日本臨床心理学会déc」のホームページおよび「*日臨心デコ*メルマガ」についての問い合わせが殺到しています。 問い合わせの大半は、「どれが日本臨床心理学会の本体の公式ホームページなのかわからない」という内容です。あたかも本学会の公式ホームページであるかのように「日本臨床心理学会d?c」のトップページに、日本臨床心理学会事務局の表示があるからです。
また、混乱内容の多くは「*日臨心デコ*メルマガ」送信に関して、「電子メールアドレス登録をいただいている日本臨床心理学会員にお送りしています」と 記されているのですが、「直接メルマガに登録したことはないのに何故送られて来るのか」という抗議や疑問が寄せられています。
もちろん、このような混乱を引きおこした最大の原因は、日本臨床心理学会の公式ホームページの再開が遅れたためであり、改めてお詫びいたします。 本学会の公式ホームページと紛らわしい、極めて類似した名称のホームページの公開や、会員の許諾手続きを経ない「*日臨心デコ*メルマガ」へのメールアドレスの登録に ついては、インターネット関連の個人情報問題に詳しい専門家に問い合わせを行いながら、学会として厳正に対応していきます。
本学会と、「日本臨床心理学会déc」のホームページおよび「*日臨心デコ*メルマガ」とは直接的な関係はありませんので、ご注意ください。 本学会の情報については、本ホームページおよび、会員の方々へ学会よりお送りする「クリニカルサイコロジスト」で配信いたしますので、よろしくお願いいたします。
日本臨床心理学会運営委員長 谷奥克己

・・・・・・以上引用終わり・・・・・・・・・・

さて、この告知文の記述について、いくつかの疑問があります。

1)「電子メールアドレス登録をいただいている日本臨床心理学会員に
お送りしています」が、メルマガ登録をしていない、と谷奥文書にあります。

いったい、どの点が問題なのでしょうか。
「日本臨床心理学会に電子メールアドレス登録をいただいている方々に
お送りしている」というのは、事実です。すなわち、
この送信が可能となっている理由を、明示しているのです。

この事情を踏まえて、受信者にとって、
もし配信されることを望まれないのであるならば、
ご自分自身で登録を解除することをご案内しています。
また、送信されたこと自体に不興を抱かれるならば、
明記されている返信先に、
その旨のご意見をお送りいただくことができます。

ですが、メールマガジン創刊から本日に至るまで、
ご意見のメールは未だ1通も頂いておりません。

ところで、創刊号配信数と23号配信数のうち、成功送信数
(エラー等不達ではないもの)の差は、
創刊号から23号とを比較しますと、13件の減少です。

この減った件数の中には、メールアドレスを二重に登録されて
いた方のアドレスを一つとした(デコ側で手続き上解除扱い)
場合が含まれています。これは、前委員長と前事務局長の2件です。
したがって、ご自分の意志でアドレス配信を解除された方は、
数値上11名となります。

つまり、逆に申し上げれば、
<その11名以外の方々>は、
<配信されていることそのものについては、容認されている>
という解釈もまた、可能となるのではないでしょうか。

2)CP176でHP閉鎖理由について説明したのに、「その後も、
「日本臨床心理学会dec」のホームページおよび「*日臨心デコ*メルマガ」
についての問い合わせが殺到しています。」と谷奥文書にあります。

これは、いったい<どこ>に殺到しているのでしょう。
文脈からは、「事務局」に「殺到」と読めます。

「事務局に殺到している」事態に、事務局(大学生協学会支援センター担当者)
が困窮し、なんとかして対策を講じたいと試みるならば、
有効な手段の一つとして当然試みられるべきは、
20期運営委員会MLへの問合せ投稿です。

言うまでも無く、問合せが「殺到」する状況ならば、業務に支障を来します。
そこで、有効と思われるあらゆる対応策を試みることは、当然でしょう。
ですので、そのような試みは、試みの一つ、
いやむしろ有効性が高いものとの判断の下、
必ず為されなくてはならないのではないでしょうか、常識的な方法として。

しかし、そのような問合せは、20期運営委員会MLには、
本日に至るまで全くありません。
(これは、ヤフーグループの配信記録を公開することで立証できます。)

3)「殺到」とは、具体的に、何件あったのでしょうか。
そして、それらの問合せに対して、どのような対応、
つまり応答がなされているのかを明らかにされるべきでしょう。
そのような詳細で具体的な説明がなされないのでしたら、
「問合せ」が「殺到」していることが事実であるとは、
明確に立証できないのではないでしょうか。

すなわち、「問合せ」とそれへの「対応」についての事実関係を、
「問合せ」があった日時とあらまし、
それらの媒体(手紙・電話・メール・役員等への私信或いは伝言等)
それら個々への「対応」について、
時系列、内容の内訳等、客観的に証明可能な引用或いは数値を用いて
会員に広く明確に示して頂きたくお願い致します。

4)そもそも、問合せを行うならば、デコの「返信先アドレス」
が明記されていますので、
まずは<返信先:ubusuna_makoto@yahoo.co.jp>に、
メールが送られるのが最もあってよいことです。
デコメルマガにおいても、HPも、常に「意見」を募っております。
他の方法と比較しても、このメールアドレスに送るのが、
いちばん簡便な手間で済みます。

しかしながら、
お問い合わせは、創刊号発信の10月10日より今日まで、
デコメルマガ宛てには、残念ながら、
1通もご意見等のメールを、お受け取りしておりません。

みなさまにお願いです。もしも、なんらかのエラーで不達との
可能性もありますので、これまでにデコメルマガジンへの
お問い合わせを頂いていた方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、再度メールをお送り頂けませんでしょうか。
ここに改めましてお願い申し上げます。
もちろん、デコHPの投稿にてお知らせくださっても嬉しく存じます。

5)デコHPは、「会員有志の頁」とトップページに明記されています。
日本臨床心理学会公式HPとはどこにも記してはおりません。
むしろ、それらが公には混同されていないことの傍証として、
Wikipediaではこれら2つが截然と併記されております。

また、トップページの「関西を中心のお知らせ」という明確な文言から、
いったいどなたが、
デコHPを、日本臨床心理学会の公式HPと見誤るのでしょうか。
逆にお尋ね致したく存じます。

6)「本学会と、「日本臨床心理学会dec」のホームページおよび
「*日臨心デコ*メルマガ」とは直接的な関係はありませんので、
ご注意ください。」このように、谷奥文書にあります。

デコHPは、日本臨床心理学会の会員有志が立ち上げたHPです。
その主旨は、デコHPのトップページに明記されています。
「本学会と・・・直接的な関係」が「ありません」とは、
如何なる意味か。これが、まさに、谷奥さんのご見識でしょうか。

会費を納入して本学会を支える「会員」が、「本(日本臨床心理)学会」と
「直接的」でないのなら、どのような関係があるのでしょう。
「直接的」とは、具体的にはどのような意味を示されたいのでしょうか。

この一文の意味するところを、本学会運営委員長として
明確にご説明いただくことを強く求めると共に、
「関西の本会員有志」を「本学会」とは「直接的」関係がないと、
断定されたことについて、ここに厳正に抗議致します。

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以上、谷奥運営委員長名で現在掲示されている日本臨床心理学会公式HPの、
現時点の告知文の内容につきましては、
事実が正確に記述なされていない疑いが否めない、と申し上げざるを得ません。

万一、この学会の長が文責を負う公示文に、虚偽が含まれているとなれば、
未必の故意であれ、会員に対してあってはならない、誠実を欠いた告知であり、
まさに、先日強行採決がなされた特定秘密保護法の、体制側の恣意による運用
のさきがけのモデルでありましょう。

谷奥運営委員長におかれましては、この掲示文の文責を負われておりますので、
戸田よりの本状に対して、誠実かつ必要充分なご説明を賜りたくお願い致します。

殊に、「殺到」する「抗議」や「疑問」が事実として立証されるには、
それぞれ何件、いつ、どのようなデコHPおよびメルマガの内容について
為されたかを、第一義的に明示頂く必要があろうかと存じます。

すなわち、<谷奥委員長文責の記述中に虚偽や事実誤認の記載が
「無い」ということをご証明>いただくことを、ここに強く求めます。

ちなみに、デコメルマガの受信者自身が行われた解除の数が23号までに
11件であること、また、発信元への「問合せ」「抗議」がないことは、
エースメールで自動的に管理されている配信詳細記録を開示することにより、
可能です。

上記、1)〜6)の前20期事務局長戸田游晏からの
意見申し立てにつきまして、余すところなく、
第三者である、「インターネット関連の個人情報問題に詳しい専門家」に
お伝え頂き、ぜひとも<法的に公正な立場>から「厳正に対応」
して頂きたく、戸田からも篤くお願い申し上げます。

その聴取の際には、
<20期における本学会HP運営に関わるこれまでの経緯>を、必ず、
<あますところなく、当方からも>ご説明申し上げる機会とさせて頂きます。

さらに、8.10で流れた会則改訂審議が保留となった
<第三者委員会の設立>を、この機会にこそ、谷奥委員長決裁にて、
実現して頂けますことを、強くお願い申し上げます。

今回、公式HP掲示文のことに深刻な事実誤認或いは
未必の故意或いは意図的歪曲が疑われる箇所について申し立てを行いました。
他のご指摘につきまして、また適切な時機を観てお知らせ致します。

           20期運営委員会事務局長 戸田游晏

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★日本臨床心理学会デコ
http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/

日本臨床心理学会20期で生起した問題群資料集

日本臨床心理学会問題資料

配信の停止は、次のところから行なってください。
https://www.acemail.jp/c/nitirinsindeco/stop/?mail=

10年越しの精神科医療過誤裁判に不当判決 〜 いま、日臨心の真価が問われる!

 

いま、日本臨床心理学会の真価が問われる!

〜 10年越しの精神科医療過誤裁判に不当判決 〜

今年の7月に関西の臨床心理学会会員有志が主催した、
向精神薬薬害をテーマとして交流会(研修会)で講師にお招きした
中川聡さん(原告)の裁判に、11月28日、不当な判決が下されました。
http://ameblo.jp/sting-n/entry-11727887707.html

中川さんの7月の研修会でのお話の概要は以下をご参照ください。
http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/?page_id=93

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この7月の交流会に集まられたのは、本学会会員だけではありませんでした。
参会者の過半数は、
精神科医療における乱処方により薬害を被った当事者・生存者の方々、
医療専門職、臨床心理学やカウンセリングを学ぶ人たちでした。

社会の問題を同じ目線で、ともに悩み苦しみ、これからを真剣に語り合う。
この趣旨で、「交流会」として催されたものです。
参加された当時の運営委員長酒木保さんも、
発達障がいとの診断を受けた子どもたちへの向精神薬処方を慎重に行うべきと明言されました。

医療での服薬に代わるものとして、酒木さんの実践されてきた心理的アプローチの有効性は、先の12月7日の交流会のご報告の通り、WISC他標準的かつ客観的指標に照らし、有意に認められています。
実際、酒木さんの現在対応されている20事例あまりの殆どがすでにコンサータ服薬を必要としなくなっています。

すなわち、日臨心からは、現行の向精神薬医療の不備を補完し、場合によっては、有効性の高い対案となし得る方法論の提示が、現時点において、既に可能なのです。

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1月に東京で行われた日臨心研修会を受けての7月の交流会には、21期運営委員長となられた谷奥さんと、
当時研修委員長であった、現事務局長菅野さんも出席されていました。
ところで、1月の東京研修会の準備段階において、
当時の戸田事務局長から菅野研修委員長に、再三にわたり、中川聡さんとのコンタクトを助言がありましたが、
菅野さんはこれに耳を傾けられることはありませんでした。
7月の研修会準備についても、菅野さんはいっさい関わられることはありませんでした。
しかし、当日にわざわざ茨城からお越しになり、会の最後に、戸田(20期)事務局長の促しにより発言された様子は、以下の戸田報告の中に触れられています。
http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/?page_id=16
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残念ながら、日本臨床心理学会運営委員会が、この不当判決について意見表明する可能性はきわめて薄い
なぜならば、現行の精神医療体制の維持存続の一角を担う役割を果たすことを国家資格化の重要条件と実質上認める日心臨の方向性、宮脇・藤本体制に牛耳られた現在の日臨心は既に合流しているのですから。

その傍証を上げるならば;
昨24年末、戸田20期事務局長が運営委員会に当事者の権利の擁護を目的とする事案を提出したが、これが果たせなかった。
このような前例があるのです。
以下の頁内、「20期運営委員総括」PDFファイルの戸田事務局長記述箇所をご参照ください。
http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/?page_id=306

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  いまや日本臨床心理学会は、
      当事者の側にではなく
          体制の側に
立っている

 

特定秘密保護法案の成立と、この日本臨床心理学会運営委員会の現在の運営執行状況との類似性には、非常に興味深いものがあります。

現在の日本臨床心理学会は、まぎれもなく、

<強き既存権威におもねり、

手先となって弱きをくじく>

<都合の悪いことは情報操作で隠蔽し、

会費を搾取、いや詐取する>

そのような団体に成り下がっている。

このように批判されたとき、21期運営委員会ならびに監事の方々は、
堂々と反論ができますか?

とくに、お尋ねしたい。
20期から留任の運営委員の方々、
谷奥さん、菅野さん、高島さん、栗原さん、藤本さん、鈴木さん、宮脇さん、

いま社会に対して、日臨心ならばこそ
発信できる提言は何か、ということを!!

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「日臨心の会員であって良かった!」
と少しでも思いたいと願われる皆さん、

国政への異議申し立てが難しくとも、
日臨心の歪みなら、正すことができる。

日臨心を変えられるのは、皆さんお一人お一人です!!

みなさまからのご意見をお待ちしています。