第15号: [特集]「学会資格認定検討担当委員」ってなに? 担当者人選の不可解

平成24年11月27日(水)

*日臨心デコ*メルマガ第15号をお送りします。
 秘密保護法、衆院強行可決!心理士国家資格化法案上程の雲行きは?
 メルマガ強行担当上月です ○ 。(=^^=)。○

CP176の2頁上半分に、「運営委員」の役割分担が公示されています。
その中に、選挙で立候補のなかった4名の人たちが、いつのまにやら、
<なんちゃって運営委員>としてお名前を連ねていることは、10号で
お知らせしています。

みなさん、この役割表に「学会資格認定検討担当委員」とやらがあり、
栗原毅さん、高島真澄さんのお名前が書かれています。

この担当って、いったいなにをするの?

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じつは、この箇所に(も!)、いくつかヘンなところがあります。
今回はまずその一つめ、担当者の人選について。
そのまえに。

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まず、この役割名称。「学会資格認定検討担当委員」とあります。
平成24年度と平成25年度予算案に掲げられ、承認された近似の費目名は、
「学会認定資格検討委員会費」です。

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そもそも、この委員会設立案を20期運営委員として上程されたのは、
24年度末で退会された、藤原桂舟元運営委員でした。
そのときの創設案の趣旨は、以下でした。

 学歴や専門職域に拘らずに、社会にほんとうに貢献できる、真に実力ある
 心の治療者を認定していこう。
 その趣旨での認定母体として本学会は、最も相応しい理念を掲げている。
 つまり、する側される側の垣根を取り払い、入会には、他学会のように
 いま越えられない大きなハードルを設けないのが、この学会だ。
 この学会でこそ、真の臨床家の認定が実現できることが見込める。それに、
 この趣旨に賛同くださる人たちを今後会員として迎え入れることができる。

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さて、昨24年8月25日の平成24年度定期総会では、ご存じのように、この
「学会認定資格検討委員会費」が承認されず、予算案が暫定となりました。

そこで、年度内の25年2月17日の臨時総会で、酒木20期委員長が、本費目
の創設趣旨を修正して再上程し、本費目を含む予算案が成立しました。
その修正趣旨は、以下です。

 近々、自民党有力議員中心に超党派議員による心理専門職国家資格法案が
 上程の見込みである。
 つまり、長年悲願の国家資格化の実現がもう手の届く処に見えてきた。
 しかし、国家資格に相応しい、臨床能力が高く社会に貢献できると誇れる、
 有能な実践家の養成・研修制度は、いまだ整っていない。
 国家資格を基礎資格とする上位資格として、本学会が、研修・養成を行い、
 <現場での真の実践能力を認定する資格>を出そうではないか。
 そのための検討委員会を創設するべきである。

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もう一度、「学会資格認定担当委員」の方々のお名前をご覧ください。
栗原毅さん、高島真澄さん。
この方々は、平成24年度の定期総会で、藤原案に賛成されませんでした。
しかし、酒木修正案は受け入れられた、ということでしょうか。

あれ?

酒木保さんは、確かに「運営委員役割」一覧にお名前があります。
でも、「学会資格認定担当委員」ではない。

最初に原案を出された藤原さんは、もう退会されています。
酒木さんに入っていただくなら、なぜ、この担当ではないのでしょう?

栗原さんと高島さんの、20期運営委員総括を拝読するかぎり、
本学会オリジナルの、新たな資格創設に触れた記述は見当たりません。

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それに、新たな委員(会)を創設するなら当然、創設の必要性や検討経緯、
つまり創設趣旨説明を丁寧に行うことが、求められると思いますよ。
ちがいますか?
それをしないのは、なぜ?

地方委員会活動を研修事業のみに縮小し、中央の研修委員会の統制下に置く
そんな大改変事案でさえ、なんの説明もなく、御触書の高札です。

これって、いまの保守政権とおなじ。
数を頼んでのやったもん勝ち、強権力行使に、通じませんか?

保守・守旧派って、みんな同じですよね。
  隠蔽、強行採決、静かな大衆を馬鹿にして、ないがしろにする。

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 たとえ国政を動かすのは難しくても、
   日臨心は、本気になれば変えられる。
     変えることができるは、
       年会費を払い、実質的にこの学会を支えてきた       
         皆さんお一人お一人!

税金を上納してくれる「物言わぬ大衆」は、権力者をさらに驕らせる  

みなさまからのご意見をお待ちしています。

               日臨心デコメルマガ担当:上月宝珠(=^・^=)     
                               

★日本臨床心理学会デコ
 http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/

 日本臨床心理学会20期で生起した問題群資料集
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   配信の停止は、次のところから行なってください。
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