吉田昭久先生の英断に期待する:(任意団体)日本臨床心理学会2017年度総会(9.29)会則改訂議案は無効

意見を異にする会員に対して、SLAPP訴訟を仕掛けた、第22期運営委員と称する人々(代表:亀口公一)作成の、9月29日午後に茨城大学で開催される今年度総会の議案が、9月9日、公式サイトに公開された。

その中に、会則改訂議案が含まれているが、この議案の趣旨は、これまでのように<誰でも入れる学会>ではなく、入会希望者に資格制限を設けることである。

理由は、誰でも入れるから、現在の執行部の方針に反対する人々がどんどん入ってくれば、これまで通りの方針でやっていけないから、という、「独裁」化宣言であると読み取るのが妥当だろう。

しかし、このように、これまでの方針からの大きな転換となるこの会則改訂が、ネット公示わずか20日(郵送配布は更にその後)で、審議されてもよいものであろうか?

じつは、現行の会則上は、これが可能なのだ。総会当日にその場で、議長団に対し、原則として書面で議案を提出することを認めているからだ。(17条6項の3)

しかし、それにも関わらず、2013年2月16日の宇部フロンティア大学で開催された2012年度臨時総会においては、議案書の内容が、2ヶ月前の公示とは異なっているという理由で、フロアから一会員が議長に抗議し、一部の議案の審議が中止された。そして、続く翌年度定時総会においても、議長団(小西しゅんよう・亀口公一)の判断により審議から外され、結局、それらの8議案は廃案となった

このように重要な総会議案を闇に葬る端緒を作った会員は、1971年の改革当時からの古株会員の吉田昭久先生である。吉田先生は、議長(30代の女性教員)をフロアから、たて続け様に、議長の許可を待たない、所謂「不規則発言」をマイク無しで会場全体に響き渡る大音声で申立てられ、議長経験の全くなかった女性議長を圧倒した。その内容は、この議事進行が、「民主主義ではない」「独裁だ」等等。この自ら信じるところの正義を一抹の疑いもなく主張され、極めて強烈な批判的言辞をたたみかけるように、繰り返された。この吉田先生の、御威厳極まる議事介入に依って、審議予定であった8議案は、その場で議案書から削除された。

20数年来運営執行権を握り続けて来た旧来派の先生方の連携プレイで、この闇に葬られた8議案とは、どのようなものだったのか?

それらは、執行役員の永年の多選を防止し、古株役員らの運営委員会を学会本体と見なすような甚だしい私物化にストップをかけることを目指したものだった。つまり、まさに、<独裁にひとしい現状の運営執行体制の打開を図ったもの>だった。

吉田昭久先生は、フロアから議長の指揮権を剥奪した後、事務局長に対して、会則17条の読み上げを命じた。ところが、当時の事務局長(戸田)の読み上げが、上記の6項の3に至る前に、突如自ら大音声を以て中断させた。その後も吉田先生は、女性議長を威圧し、議事進行を総会閉会まで制圧し続けた。要するに、フロアの一会員が、議事の指揮権を議長から剥奪して、自らが議事を指揮し、議事進行を自らの信念と信条と個人的判断に基づいて、ほしいままに行うという異様な光景が展開した。これを第三者が傍観していたとすれば、これが、学会なのか?と唖然とするかもしれない。しかし、これが、吉田先生をはじめ旧来役員方が親しみ馴染んで来たこの学会の伝統でもある。まさに1971年の総会「乗っ取り」の雛型がここに現出しているとも言えるだろう。

この経緯は、『臨床心理学研究』50巻2号84〜85頁に記しているので、当時からの会員の方はぜひご参照頂きたい。

この時の前例を踏襲するならば、今回の2017年度議案書内の全ての議案の審議は、為すことはできない筈である。それらは、2ヶ月前に公示されてはいないからだ。

少なくとも、吉田昭久先生の申立通りであれば、9月9日公示の議案書は無効である。

このとき、年若い女性議長を大音声で叱咤して、議事を自らのほしいままに方向づけたというご業績・ご行跡が、記録に残らざるをえなくなった当時の吉田昭久先生には、実際のところ、如何なる意図があられたのか?

吉田昭久先生は、20期の改革派の抵抗勢力である現在の恫喝訴訟(SLAPP)原告らのうちの数名の方たちの指導教官であり、吉田昭久先生が経営差配する社会福祉法人に従業されていた方々の上司であられた。その御弟子筋の方々の助太刀として、その御弟子さんの方々つまり旧来役員らの利益・利権を損なう議案審議を阻止したわけである。

ところで今年度の大会(9.29-30)は、会場である茨城大学教育学部の元教員である吉田昭久先生の肝いりでの本学にての開催である。この総会では、例の吉田節の大音声、大叱責の独壇場は、恐らくは観察し得ないのではないかとこころから懸念するところだ。

なぜならば、本大会・総会は、吉田昭久先生が幇助する現行22期つまり恫喝訴訟原告の方々の開催であるからだ。そして大会委員長は、吉田先生の弟子筋で部下に当たる鈴木宗夫氏である。

4年半前に、「会則に従え」、「独裁はやめろ」、「民主主義を護れ」等等と、まさに「総会屋」という言葉が不謹慎ながら連想されてしまう、不規則発言で大喝し叱責し、父性・男性的制圧をわたくしたち女性(議長と事務局長)の上に鉄槌を振るって打ち倒されたのが、吉田昭久先生だ。その吉田先生が、この時の自らの生き様・主義主張を首尾一貫し、今回の総会においても、議案の審議を中止せしめることが出来るのならば、言行一致を果たし得る、衆人の信頼に値する立派な卓越した指導者でいらっしゃるご威光をまざまざと示し得るに違いない。

いずれにせよ、社会的弱者との共生理念を標榜する学会が、いま現在、社会的弱者に対して恫喝訴訟をしかけているという事実は、裁判という公開の場で既に露わとなっている。

この恥ずべき(…とは思わないので堂々と提訴されたのであろう)恫喝訴訟を、この学会組織の名が穢れることを厭わずに、組織の名称を原告として断行した責任を負うのが、現任22期役員である。

その現任者全員が、この9.29の役員改選においても、次期に拍手で留任されることを許すのも、また、この学会理念の根幹を揺るがす会則改訂を許すのも、最高議決機関での直接民主制の遂行を担う、会員各位の賢明な判断にかかっている。

こころある、会員各位に衷心より願います。

この2017.9.29総会が、この学会の<共に生きる>理想の断末魔、すなわち、精神保健医療利権にひれ伏し、理想を捨て金と利権に走った、姿をさらけだすことだけは、なんとしても阻止していただきたい。

平成29年(2017年)9月11日

元20期運営委員会事務局長 戸田游晏

なお、SLAPP訴訟関連の詳細は、以下の拙ブログの各ページを参照戴きたい。

 

 

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吉田昭久先生の英断に期待する:(任意団体)日本臨床心理学会2017年度総会(9.29)会則改訂議案は無効 への2件のフィードバック

  1. 戸田游晏 のコメント:

    吉田昭久様、
    貴殿より、昨年2017年9月24日(水戸大会直前)に、
    コメントが入っていたとのことが、数日前にわかりましたので、
    そのご返信を含めて、こちらに公開します。

    なぜ、このコメントの承認・公開が、
    本来の場所であるこちらの投稿に対して為されていなかったか、の理由は、
    この吉田氏コメントが、實川幹朗氏の2013年8月11日付記事のコメント欄に
    投稿されていたからです。

    しかしながら、そこで話題にして頂いているslapp-nyanのアメブロは、
    實川さんが書かれたものではなく、
    戸田が2017年5月末から発信しているものです。

    ですので如何なる意図を以て、この内容を、
    實川氏の投稿欄へのコメントとされたのか、不可解かつ奇怪にさえ存じます。

    いずれにせよ、御文の拝読が、つい数日前となりましたこと、
    当方と致しましても極めて遺憾でございます。

    以下に、實川さんの当該ページを含め当方からのご返書の転載を致します。

    吉田様、ご一読を賜りますようにお願い申し上げます。

    http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/2013/08/暗闇に洪水が迫っている%E3%80%82%E3%80%82%E3%80%82%E3%80%82%E3%80%82%E3%80%82apres-nous/

  2. 戸田游晏 のコメント:

    吉田昭久様、

    貴方は、ご自分が、裁判で代表権を争った双方のいずれの味方でもない、と善意の第三者を自称されていましたが、いまも、そのご主張とは、まっこうから違背する、証拠がネット上に見いだせます。本追記の末尾をご確認ください。
    いかが、申し開きなさいますか?

    21期運営委員会会長を名乗られる亀口公一氏が、日本臨床心理学会(任意団体)として、わたくしたち5名の個人を訴えました。
    その5名の被告の中のお一人が、向精神薬の薬害を広く訴え、厚労省にも絶えず働きかけを行ってこられた、精神医療被害連絡会会長であり、薬害によりご家族を喪われた遺族の中川聡さんであることを、貴殿もよくご存じのはずです。
    現状の精神科医療の維持存続を自らの地位保全の拠り所としてきた、全心協と日本精神科病院協会が嫌うのは、この中川さんのような、言葉を持つ意義申立者です。

    貴方は、ご自分が、裁判で代表権を争った双方のいずれの味方でもない、云々等と、あたかも、善意の第三者であるかのように自称されていましたが、いまもこのサイトだけは、ネット上に出ています。
    いかが、申し開きなさいますか?
    吉田さん、貴方の団体は、このサイトが示しているように、我が国で大量に出回っている向精神薬(抗鬱剤・眠剤)を売るビッグファーマのファイザー社から210万もの助成を受けておられますよね。↓
    /Users/tanakaakito/Desktop/吉田昭久ファイザーからの2003年助成金:株式会社 – 社会貢献活動 – 2003年度助成対象一覧.pdf
    その他に、貴方が頂点に立たれる、精神保健福祉の多額の公的扶助を国税から流し込まれているコングロマリット様態の、社会福祉法人、これは、貴方の子飼いの方々の利益にはなっても、果たして、精神保健福祉ユーザーの利益にはなっているのでしょうか?
    たんなる〈支援という名の支配〉を、独善的パターナリズム(父性的温情主義)でほどこしておられるのではないと、確言なさることがお出来になりますか?

    わたくしは、対論を、すなわち、オープンダイアローグを求めております。
    わたくしがすぐには拝見できない、5年も前も實川さんの投稿へのコメントとなさったり、
    また、
    誤ったメールアドレスを必須のコラムに書き込み、
    わたくしからの反論を予め遮断する、などという吉田御大様らしからぬご所業をなさることなく、
    尋常に堂々と、真剣に対論としての勝負をなさって頂きたく存じます。

    戸田游晏拝

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