本年度新入会員有志からのお願い
9.26欠席者は議決権行使書の提出を!!
日本臨床心理学会会員のみなさまへ
はじめまして。
私たちは、今年の大会を機に、本学会の理念に関心と期待を持って入会した有志です。
この学会は、これまで、社会正義を大切にし、弱い立場の人々の側に立った、素晴らしい活動をしてきたと思っています。
今月9日に心理職国家資格が成立し、これから、その法制度の運用が行われます。これに際し、私たち精神保健福祉の支援に関わる当事者は、私たち自身の声を社会に広く伝え、いまの社会制度をよりよいものに変えていくことを、こころから望んでいます。
私たちは、日本臨床心理学会での活動を通じて、私たち自身が声を上げ、この社会に、私たちのこの現実とこの思いを訴え、私たち自身の手で、私たちがほんとうに心から願い求めている提案をしていきたいのです。
ところが、このような大きな期待を抱いて、9月4日の総会に集った私たちは、この学会内部の対立の現状を目の当たりにすることとなりました。
「会員の永久的除名」が会則で定められ、実際にそれが総会の議案になるということにも、正直に言って驚きと失望を感じずにはいられません。
それに、「公式サイト」を見ると、私たちが総会の受付けをしてもらったときの様子が「第51回定期総会報告」として、具体的にまた強調して書かれていて、驚きと違和感を感じてしまいました。
9月26日に再開する総会には、ぜひ、私たちの思いを届けたいのです。
でも、仕事や体調やお金のことなど、いろいろな事情があって出席ができない人が少なくないのではないかと心配しています。
そこで、私たちは、非公式なものですが、「議決権行使書」を作成し、当日に出席する人たちに託して9月26日の議場に届けたいと思います。
そして私たちの仲間が出してくれた、会員の「除名規則を廃止する」提案をぜひ通してほしいと思います。
以上の私たちの思いを、お伝えさせていただきました。
2015年9月21日
日本臨床心理学会本年度新入会員有志
議決権行使書ファイル: PDF RTF