山本勝美会員よりのご質問への回答

※山本勝美氏からの質問状は、平成26年11月15日の総会に於いて、出席者全員に配布されました。
従いまして、山本勝美氏より戸田游晏に求められた3点の質問および要請事項へのご回答は、公開にて行うのが相応と考えましたので、ここに告示します。山本氏からの回答及びこの後の議論も同じく公開にて行います。

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                            平成26年12月9日
日本臨床心理学会21期運営委員会
関東研修委員
山本勝美殿

                    日本臨床心理学会20期運営委員会
                    事務局長•運営副委員長代行•暫定会計担当
                                   戸田游晏

貴殿におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、昨日平成26年12月8日夕刻に、大学生協学会支援センター内日本臨床心理学会事務局日下石様を通して、貴殿よりお送り頂きました、「11月15日」付けの書状文面に、貴殿からのご質問が設けられておりましたので、ここに謹んで回答させて頂きます。

<山本勝美殿からのご質問>1)〜3) 
◇1)山本様よりのご質問第1項:
あなた(戸田)になんら関わりのない「O 子ども家庭支援センター」に、何故おびただしい数の迷惑メールを毎日送り続けてきたのか。

お答え:
それは、山本勝美様ご自身が、このメールアドレスを連絡先として登録されていたからに他なりません。
戸田は、「21期」を称する体制に参画される山本勝美様に対して、会務情報をお送り致しておりました。
何故、山本勝美様にお送り致したかという理由は以下です。

客観的な検証を経ずに事実とは異なる見解へと読者を印象操作する文言が含まれる昨年度総会記録および著作権侵害(「各自総括」の無断掲載と内容の改変、「20期会計報告」他に対する職務著作の拡大解釈による無断掲載と論述内容の大幅削除)を意図的に敢行した機関誌『臨床心理学研究51−2』、事実関係の歪曲と不実記載について、平成26年7月26日に谷奥克己氏に戸田より申し入れた警告を無視し無修正のまま記事として掲載された「2014年度議案書」、同じく第三者を事実誤認へと印象操作する「運営委員会議事録」数回分等が掲載された『臨床心理学研究52−1』の双方の記事の掲載に責務を負う方々、すなわち奥付に氏名が掲載されている方々宛に、本学会の学会誌編集責務者としての対応を頂くために、それらの問題の背景をご周知頂きたいとの目的で、ご通知致しました。
山本勝美殿、貴殿は、これら双方の巻号にて、奥付に御氏名がございましたので、これらの内容についての責任とこれに対応なさるべき責務をご自覚頂きたく存じます。
本学会の「21期」の運営に関して、貴殿が対外的・社会的に負われている責務は、このように明確です。

また、貴職を辞された後に、かつての職場に前職者宛ての通知が届くことは珍しいことではありません。

そして、逆にお伺い致します。
なぜ、山本勝美殿ご自身が直接チェックされることのない或いは困難な宛先のメールアドレスを学会事務局にご登録されたのでしょうか?
まさに、山本殿ご自身がご登録されなければ、本アドレスは、日本臨床心理学会からの連絡先としては、認知されることはありませんでした。
また、今回の御文面からは、当方からの会務に関わる重要なお知らせをほぼご熟読されていないことが窺えますので、再度、申し上げますが、現在20期からの事務局の引継事案は完了してはおりません。
なぜなら、昨年の選挙には、数々の不正が疑われ、これが、現「21期を称する方々」からの一方的な回答により、未解決のままであり、したがって、現21期は本来存在し得ない組織です。

「21期運営委員会」の存在を証するのは唯一、選管の所感を記した通知文書のみです。この薄弱な根拠に基づいて、「21期」を称する人々は、偏向した編集意図に基づく機関紙・誌を発行し、関西委員会活動を事前通告無く廃止し、意見の対立する会員の活動を封じ込め排除する決定を断行してきました。このように「21期」を称する組織は、極めて非民主的な独裁色を露にしております。

その最たるものこそ、貴殿も賛同された、先日平成26年11月15日に、新たに総会決議された第四号議案「除名規定」に他なりません。

また、20期からの引継ぎが為されていないことは、「21期」を称されている方々ご自身が『臨床心理学研究』52-1(最新号)の72頁左下の記述にてお認めになっておりますので、どうぞご確認くださいませ。

従いまして、会員のメールアドレス情報を用いての、会員への20期運営執行会務状況の会員へのご報告につきましては、いまだ当方20期事務局長戸田游晏にて、掌握しております。ですので、くりかえしとなりますが、これらはまさに、「21期運営委員会」体制の名表にお名前を連ねておられる、貴殿山本勝美殿に対しての運営或は運営執行協力者としてご周知頂きたい情報提供という20期事務局長の責務の一環であり、これを拒絶されているかのように或は、全くこれらの背景をご理解頂いていないかのようにも解釈できる、今回の貴殿からのご通知には、甚だ大きく首をかしげざるを得ません。

要するに、今回の貴殿からの書状にしたためられたご見識は、ご自分の責任の所在が受容できない、謂わば自己愛を背景とした<責任転嫁>と、評されることもあり得るでしょう。
ご自身こそ、なにとぞ真摯にご自戒なさいますように。

また併せて、もう一点、ご確認頂きたいことがございます。

わたくしは、差し上げましたメールにおいて、単に戸田游晏と名乗っているのではなく、書状ごとに、「日本臨床心理学会20期事務局長•運営副委員長代行•暫定会計担当」と職掌を明らかにしていた筈でございます。
その証拠となるメールが削除されておりますことは、返す返す残念でございます。

そのように削除のお手間を頂くのであれば、まずは、学会事務局にお問い合せなり、ご抗議なりを頂けましたら、当方はただちに対応させて頂きました。そのようなお手続きをなさらずじまいであった、とのことでございましたら、山本勝美殿貴殿が記述なさったごとくに貴殿のお務めであった職場のご担当の方が、それほどまでに深く苦悩なさっていたとは、一般通念として承服致しかねます。
もし、必要でしたら、上述の旨をそのご担当の方にも申し伝えさせて頂く所存でございます。いかがでございましょうか?

逃げも隠れもせずに職掌と氏名を名乗る送り主を特定できれば、それに対しての対策を取ることが、誰もが考えつく筈の最速の解決手段です。
ですので「どこの人物がどんな意図で送りつけてきたかも分からない」と貴殿はお記しではございますが、これは、メールを削除された方が、その内容に目を通されてはいないことの傍証ではございませんか?
わたくしが、心血を注いで日々お送り致しましたメールにつきまして、このような残念な取り扱いを頂き(それは貴殿がアドレス登録をなさったことに帰します、失念されるといけませんので、くどいようですがなにとぞご確認くださいませ)、これらの日本臨床心理学会の運営執行の内実に関わり、会員の利益を多大に左右する重要なお知らせの数々を、山本勝美殿貴殿が目にされることが成されなかったとすれば、まことに残念至極に存じ上げる次第でございます。

◇2)山本様よりのご質問第2項:
あなた(戸田)自身、このメール行為をどう考えているのか。 

お答え:
前項で申し上げました通り、これは現時点でも引き継ぎをお受け頂けずに、依然として手元に多くのペンディングとなった懸案事項を抱えている状況であり、これをご通知する手段としてやむを得ず、まことに不本意至極ながら責務として行っております。
なお、わたくし戸田游晏は、これらのメールでの告知の内容につきましては、些かも誇張や虚偽などは致しておらず、ただ舌鋒の質がどうのという、<手続き論の類い>に矮小化されるという、貴殿のご器量のほどがいかばかり残念な値であろうかと、誠に失礼ながら、計りかねぬと申し上げざるを得ません。
これが、「わたくし自身」の忌憚なき所感でございます。貴殿からのご要請に応じて申し上げました。

◇3)山本様よりのご質問第三項:
あなた(戸田)が、私の職場であった同センターのメールアドレスを、私の学会入会時の書類から盗用したことは明らかである。
その責任をどう取るのか。

お答え:
1)で申し上げました通り、わたくし戸田游晏は、事務局長の職務権限として、会員名簿を現在も保管所持しており、貴殿の連絡先として記されたアドレスに、貴殿が会務執行の上で周知すべき情報を提供致しております。
なお、貴殿の学会入会時の書類は拝見しておりません。その書類は学会支援センターが定められた年限まで保管していると存じます。そして改めてお忘れ頂きたくないことは、再度申し上げますが、当該書類中に貴殿ご自身が、貴殿の職場のメールアドレスを記された、という事実です。
そのアドレスを学会支援センター担当者がエクセルに入力し、そのエクセルブックを20期事務局長の職掌の一部を現在も務めざるを得ないでおります戸田が用いて、通常の事務業務すなわち会員への運営委員会会務広報を行っております。

「21期」を称する方々からの告示に見られる「漏洩」「流出」との語は、自らの立場の維持存続に都合良く、一般会員を印象誘導するために不当に用いられています。つまり、20期事務局長他からの会員への告知は、会務内容を会員へ告知するという、各々の会員が合意の上で登録なさった際の目的と異なった用途には、これまで一通として用いられてはおりません。

山本勝美殿、貴殿におかれましては、現在の事務局内の諸々のご事情がお分かりでないとはいえ、事情をご確認なさらないまま、まして戸田からお知らせ致してきました重要懸案事項の内容を吟味なさることもなく、このたび軽軽に、「盗用」との誹謗をなさることは、是非慎まれるべきであったかと極めて残念に存じます。ご自身がメールアドレスを申請登録された責任を顧みられず、当方の名誉を、本学会最高議決機関である総会という公の場で毀損なさったことに、いま改めまして厳重に抗議致したく存じます。

なお、「威力業務妨害」との語もこれと同様と存じます。まず「威力業務妨害」と言いうる事象は、貴殿ら「21期」を称する「運営委員会体制」に与する方々が、当方の20期からの重要事項引継要請を、無視と黙殺を用いて取り合わずに問題を放置したことに他なりません。それらの中には取り返しの付かない結果をもたらしたものも含まれております(組織変更の期限を意図的にか看過、意図的な著作権(人格権)の侵害、虚偽と憶測を含む不実記載を機関紙・誌に掲載し会員に配布、他)。これは、まさに背任の責を重く問われねばならない事態です。

この事態の継続に依り本学会が総体として蒙る不利益を看過するには耐えず、当方としては、やむを得ず、多くの理解を頂けリテラシーに優れたと見込ませて頂いた方々に対しての、客観的な事実を情報提供致しております。それらの内容そのものについての、反証、ご反論、ご意見であれば、宜しいが、このたびの山本勝美殿、貴殿の記されるが如き、<単なる通知手続き>への抗議の根拠として、ご自分の側のご事情を一方的に述べられた、謂わば情実論を連綿とお知らせ頂いても、いかようにも了承を致しかねます。
これまでの運営委員会の内部事実の客観的な視座からのご確認を怠ったままで、このような情緒にのみ訴える意見書をお送りになられることは、独裁政権下で市民を「愚民」として扱った政策をさえ想起させられます。失礼ながら貴殿の御見識そのものを、聊かなりとも疑わせて頂かざるを得ない次第でございます。

従いまして、「責任」は、わたくし戸田が取るべきであるとの貴殿のご発想は、全くの見当違いである、と言上致さざるを得ません。
すなわち、責任の所在は、山本勝美殿、貴殿ご自身に在ります。
責任転嫁という行動様式が、貴殿には自ずと身に付いておられるのではないか、それは貴殿が懇切に支援しておられると貴殿が自負されておられる対象の方々の心性を如何に深刻に損なわれているのか、その点にもなにとぞご自戒を頂きたくご助言申し上げます。

なお、「あなた(戸田)は以上の件を反省し、センター職員の皆様また山本勝美に対し、直ち にこの不当行為を謝罪せよ。 」との一文にて、貴殿は当該書状を結ばれておりますが、このお申し出につきましての、ご回答とご助言を申し上げます。

まずは、1)~3)の当方からの「お答え」をどうぞ、いまいちどご熟読ください。
このご回答を踏まえ、貴殿のご要請(結びのお言葉)に対しての戸田游晏からのお答えは以下となります。

「山本勝美殿貴殿ご自身の、認識の誤りを改められ、貴殿ご自身がセンター職員の皆様に謝罪をなさり、今後、このような不当かつ戸田に対しての名誉を著しく損なう言動および書状の送付を厳重に慎まれることをご助言致します。
以上の戸田からのご指摘とご助言に対しての反証、反論をお待ち致しております。
適正かつ公正な議論がなされていない前提での、決めつけと謝罪要求の所業は、学会運営の通例、或は一般社会常識に照らし、いかに稚拙な行為であるかを、是非ご自戒願いたい。」

この書状は、11月15日の記載がありますので、迅速に今後の議論を進めたく、まずはとりいそぎのご回答を差し上げます。なお、本状に対してのご異論等がございましたら、年の瀬も迫っておりますこともあり、当方諸々多用でございますので、ぜひ貴殿におかれましても、迅速なご回答を頂きますよう、要請致します。

以上

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