『臨床心理学研究』の原稿無断書き換え具体例

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『臨床心理学研究』が原稿を無断書き換え

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『臨床心理学研究』の51巻2号の原稿の無断書き換え=改竄があります。

著作権法違反の行為です!

意味が大幅に異なってしまう重大問題です。
   虚偽の事実の公表による名誉棄損とも考えられます。】

*『臨床心理学研究』の51巻2号 p.82 右下からの記述です。

◎これは、昨年、平成25年7月19日に、20期事務局から
会員の皆さまのお手元に、メール配信および郵送でお届けした、
「第49回定期事務総会」の事前資料集に含まれる、
「20期運営委員総括」(PDF)ファイルの再掲載です。
(書類は頁番号を欠きますが、9頁目から10頁にかけて。)

★この元ファイルが、『臨心研51(2)』の編集段階で
編集に関わる何者かによって巧妙に書き換えられたため、
原文とは違った意味に受け取られる記述となっています。

まず、次の文章を読んで見てください。
『臨床心理学研究』が改竄したものです。

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(p.82 右下より)

3 惰性・馴れ合い
 日本臨床心理学会の運営委員は、二年の任期
で選出されるが、重任の制限がない。二十年を
越えて務める者も多く、新任の場合にも古い委
員からの勧誘によるのがほとんどである。この
ため、多くの委員は古くからの顔なじみで、仲
間意識が強い。裏返せば、各おのが会員に選ば
れ、会員を代表するとの自覚が乏しい。自分た
ち仲間の立場を優先し、会員のために働いてい
るとは考えない。副委員長であったE氏の発言
がこれをよく示している。
 私は学会活動は、会員のためにあり会員のた
めにのみ活動するとは理解しておりません。
 むしろ会員は運営委員会の活動に共感し、理
解して会員になっておられると思いますので、
共感と理解がかなわなければ、自分が委員に
なるか脱退すればよい選択の自由があり、そ
の分運営委員会への縛りも弱いものと考えま
す。
 会則の変更でなく、学会大会運営の変更には
会員からのクレームを先取りして縛られる必要
をあまり感じておりません。
 変更の事情をきちんと伝えれば許されると考
えています。
 学会の活動は会員主体ではなく、会員は運営
委員会を支持するためにいるとの理解である。
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書き換えがあるため、
原文とは違った意味に受け取られる記述となっています。
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原文に忠実に雑誌原稿を作れば
   次の記載になるはずです。

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3 惰性・馴れ合い
 日本臨床心理学会の運営委員は、二年の任期
で選出されるが、重任の制限がない。二十年を
越えて務める者も多く、新任の場合にも古い委
員からの勧誘によるのがほとんどである。この
ため、多くの委員は古くからの顔なじみで、仲
間意識が強い。裏返せば、各おのが会員に選ば
れ、会員を代表するとの自覚が乏しい。自分た
ち仲間の立場を優先し、会員のために働いてい
るとは考えない。副委員長であった宮脇氏の
下の発言がこれをよく示している。

 「私は学会活動は、会員のためにあり、会員
 のためにのみ活動するとは理解しておりませ
 ん。
  むしろ会員は運営委員会の活動に共感し、
 理解して会員になっておられると思いますの
 で、共感と理解がかなわなければ、自分が委
 員になるか脱退すればよい選択の自由があり、
 その分運営委員会への縛りも弱いものと考え
 ます。
  会則の変更でなく、学会大会運営の変更に
 は会員からのクレームを先取りして縛られる
 必要をあまり感じておりません。
  変更の事情をきちんと伝えれば許されると
 考えています。

 学会の活動は会員主体ではなく、会員は運営
委員会を支持するためにいるとの理解である。

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以上が真正の文章です!

 (相違部分を示すため、便宜的に色付けしています。)

 先の『臨床心理学研究』のものと、読み比べてみてください。

★行空けと引用符が省かれ、
 わずか3文字が抜けただけですが
  印象はまったく違う=悪質な改竄です!

会員の皆さま、どうぞ昨年7月にお手元にお届けしているファイル
或いは印刷物をご確認ください。会員の皆さま全員のお手元にこそ
今回の著作権侵害の顕かな証拠があるのです。

*これがどれほど重大かは、次の一件を見てもわかります。
 南京大虐殺についての発言改竄に原著者が抗議しています
 これは加筆ですが、『臨床心理学研究』は削除によって同等の効果を出しました。

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