第49回日本臨床心理学会大連国際大会

第49回大連大会プレセッション宇部大会

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第49回日本臨床心理学会大連国際大会

「東アジアの臨床心理学―交流の新時代」のご案内

第49回大会実行委員長 酒木 保(宇部フロンティア大学)

先のクリニカルサイコロジスト紙でお伝えしました第49回 日本臨床心理学会大連国際大会が、予定通り、2013年7月5日、6日に中国・大連大学で開催されることとなりました。「東アジアの臨床心理学―交流の新時代」と称して新たな日中間の文化交流を実現します。大連大学・宋協毅筆頭副学長との綿密な準備を経て、プログラムの詳細が決まりましたのでご案内申し上げます。大連大会は学会史上はじめて、また日本の心理系学会として初の中華人民共和国における開催です。昨年度の混乱を経て、会員の皆様のご協力のもと、このように文化交流が再開できますことを心より感謝申し上げます。また、プレセッションに引き続き、日韓中他東アジア圏での30年余の調査研究実績を有する比較民俗学会の協力を得て、国際色豊かで学際的な論題を提供いたします。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

≪プログラムのご紹介≫

7月5日

【自然災害と心理学】

日本における東日本大震災、中国における四川大震災それぞれにおいて専門家による心理的支援が行われました。

4人の臨床心理の実践家による報告を通して、今後の自然災害における支援の可能性について討論します。

【日中の臨床心理の現状と課題】

日本と中国は共に近年、心理的援助を必要とする人が急速に増えています。両国における心理療法の時流、地域の心理的援助の現状と課題について理解し、心の専門家の望ましい発展の姿を議論します。

【臨床心理の明日】

ヒアリング・ヴォイシズ
―声が聞こえることを症状としてではなく、体験として受入れ、体験とともに人として成長する道―
要旨
「声」を、体験として本人と周囲が受け入れると、様々な対処の仕方が産み出され、より自分らしい生き方が探求される。
「声が聞こえる」と皆が精神科を受診するわけではない。現代人一般の約4%に「声」の体験がある。
古代の賢人や、宗教家で、「声が聞こえる」人は少なくない。
人間の多様な体験は、時代・民俗などの中で様々な意味を共有されてきた。この点につき、後に比較民俗学の研究者からもコメントを期待したい。

【個別発表】

心理臨床の実践、および日中の文化的交流を中心に、臨床心理学会会員による活動を個別にご紹介いただきます。プログラムに若干名の余裕がありますので、昨年度に予定されていなかった方もお気軽にお申込みください。

【懇親会】

大連大学近郊のレストランで5日の夜にパーティを開きます。中国の臨床心理および教育の専門家と交流する数少ない機会です。大連日本語学院の教員、および学生の通訳がありますので、ぜひご参加ください。

7月6日午前

【比較民俗学シンポジウム】

長く心理学と宗教、そして比較民俗学の間で、心の諸問題を学際的に取り組まれてきた實川幹朗氏をコーディネーターとして、日本比較民俗学会の協力のもとで開催します。

7月6日午後

【合同研修】

午後大連・旅順近郊で大連大学との合同研修会を催します。市内の散策もできます。

≪参加のご案内≫

【食事】 大連大学内のレストランを用意しております。一律、3,600円です。22日夕食、23日朝食、昼食、24日朝食、昼食、夕食、25日の朝食を含みます。食事できる場所は限られますので、なるべくご利用ください。

【懇親会】同レストランで23日夜、懇親会を行います。費用は3,400円です。ぜひご参加ください。

【宿泊】 大連大学構内のホテルをご用意しております。1泊3,100円、2泊6,200円、3泊9,300円です。

【参加費】会員3,000円 、非会員4,000円、学生/ユーザー/家族2,000円です。

※現在の人民元と円の交換レートの変動から、1人民元=17円を想定しており、提示額が昨年度よりも割高になっております。7月4日時点で、このレートよりも円安の場合には現地で返金いたします。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

※当日参加は受け付けておりません。食事、懇親会、宿泊と共に、必ず事前にお申し込みください。

≪申込方法≫

申込用紙の必要事項にご記入いただき、宇部フロンティア大学第49回日本臨床心理学会大連国際大会事務局まで郵送してください。申込用紙は臨床心理学会ホームページからもダウンロードできます。メールで送っていただくこともできます。締め切りは5月31日(金)です。当日参加はご遠慮ください。

〒755-0805 山口県宇部市文京台2丁目1番1号

宇部フロンティア大学 第49回日本臨床心理学会大連大会事務局 酒木保 宛

【振込】 参加区分、食事の有無、大連大学のホテルの宿泊の有無、懇親会の出欠それぞれの当てはまる項目に☑をつけていただき、合計金額をお書きください。料金は、ゆうちょ 銀行の下記の口座にお振り込みください。通常の学会の年会費の口座とは異なりますのでご注意ください。締め切りは5月31日(金)です。入金確認後、領収書と参加証等をお送りいたします。

以下の事項をお書きの上、合計金額をお書きください。大会当日にお受けすることはできませんので、ご注意ください。

【参加費】 会員3,000円  非会員4,000円 学生・ユーザー・家族2,000円

【食事】  有 ・ 無    費用:一律3,600円

【宿泊】  1泊3,100円  2泊3,100円  3泊9,300円

1泊増える毎に、3,100円加算されます。

【懇親会】 出 ・ 欠

費用:3,400円(食事、飲み物込み)

合計金額         円

≪渡航情報≫

大連への渡航手続きに関しましては株式会社エヌオーイーをご紹介しております。各自でお申込ください。お問い合わせの際に「日本臨床心理学会の担当の岡田さん」をお呼びいただきますとスムーズです。以下は株式会社エヌオーイーからの紹介です。すべて、エコノミークラスの航空座席です。

日付 利用便名・時刻
7月4日(木) <成田空港発着>成田空港から中国国際航空952便で空路、大連へ。(成田空港13:20発、大連15:15着)<関西空港発着>関西空港から全日空945便で空路、大連へ。(関西空港10:00発、大連11:25着)<福岡空港発着>福岡空港から中国国際航空954便で空路、大連へ。(福岡空港15:10発、大連16:05着)
7月7日(日) <成田空港発着>大連から中国国際航空951便で空路、成田空港へ。(大連08:50発、成田空港12:20着)<関西空港発着>大連から全日空946便で空路、関西空港へ。(大連14:15発、関西空港17:30着)<福岡空港発着>大連から中国国際航空953便で空路、福岡空港へ。(大連11:20発、福岡空港14:10着)

【ご旅行代金(航空券代金として)】

成田空港発着の基本旅行代金:(6名様以上)33,000円、(10名様以上)32,000円

福岡空港発着の基本旅行代金:(10名様以上)35,000円

関西空港発着の基本旅行代金:(2名様以上)58,000円、(10名様以上45,000円)

なお、成田空港施設使用料(大人2,540円)、関西空港施設使用料(大人2,950円)、福岡空港施設使用料(大人945円)、現地空港諸税(約1,300円)および燃油サーチャージ(往復で12,000円〜14,000円)は別途必要となります。

【ご旅行条件】

2013年3月25日現在、成田空港発着の航空座席は10席確保いたしております。福岡空港発着の航空座席は現在、手配中です。関西空港発着の航空座席の確保は致しておりません。正式にご依頼を頂いてから手配・解答となります。航空便名及び出発・到着時刻は2013年3月14日現在の運航スケジュールに基づいて作成致しております。なお、スケジュールによっては設定航空便が運航されないこともございます。それぞれの発着地において、人数が割り込んだ場合は料金が異なります。また出発便や帰国便の変更に関しましても記載の最低参加人数が必要になります。その他の航空会社、旅程に関しましては直接、お問い合わせください。

【大連での移動手段】

7月4日 大連空港-ホテル : 関西空港からご参加の皆様には、旅行社によるバス、成田空港と福岡空港からご参加の皆様には大連大学のバスをご利用いただきます。

7月7日 ホテル-大連空港まで : 成田空港へ向かわれる皆様には、旅行社によるバス、関西空港と福岡空港へ向かわれる皆様には、大連大学のバスをご利用いただきます。

7月5日、6日 : 大連大学のバスにより空港とホテル、大連会場、研修地の間を移動します。

大連大学(Dalian University)は、中華人民共和国遼寧省大連市にある大学であり、略称は「連大」。

◆ 大連大学のある大連市は中国東北遼東半島の最南端にあります。東は黄海、西は渤海、南は山東半島、

朝鮮半島と海を隔て向かい合っています。緯度は日本の仙台市とほぼ同じです。近年大連は港、貿易、工業、観光都市として大きく発展してきました。また大連は海水産物が豊かで美味しい魚介類を楽しめます。

◆ 大連大学は、他に大連理工大学、大連交通大学、大連外国語学院などが集まる学園都市にあり、
哲学、法律、経済、教育、文学、歴史、理科、工学、医学、マネジメントの10学部を有する総合大学です。
こちらのホームページに写真が載っていますが、新しい校舎が多く、自然に囲まれた美しい大学です。

http://www.dlu.edu.cn

◆ 大連市内の交通と観光について
公共バスだけでなく、路面電車、トロリーバス、夜景観光バスなど交通網が発達しています。
交通に関しましては、こちらをご参考にしてください。

http://www.kankandl.net/dwnorim.htm

◆ こちらのサイトは最終日の観光の参考にしてください。

http://www.kankandl.net/dwkanm.htm

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