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平成26年11月14日(金)
*日臨心デコ*メルマガ第74号をお送りします!
明日15日夜、総会が開催。これを前に、
本日14日、「運営委員会」が開催されるそうです。
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昨年の、「日本臨床心理学会 21期役員選挙」は、
単なる、運営委員会内々の派閥争いなどではなく、
「日本」の「臨床心理学」の今後の在り方が、
縮尺された<ひな形>として問われたものでした。
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この領域の草分けであった本学会は、現在では、
「かつては、臨床心理学会という学会があった」
と言われるほどに影が薄く、細々と存続してきた
…………と、
会員の皆さんご自身さえ、思われてきたかも知れません。
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この学会は、すでに、多様な領域を包容する力を喪い、
やせ細り、それとともに、その <骨格> が、いまや
露に浮き出してきています。
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つまり、臨床心理・心理臨床全領域が共有する問題が、
あたかも<縮尺図>のように、本学会がいま抱える
葛藤状況に、活写されているのではないでしょうか。
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心理専門職国家資格化問題と、切り離して考えられないのが
医療との関係性であることは、誰もが認めています。
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メルマガではこれまで、様々な方向から言及してきましたが、
守旧派と改革派との違いを、医療との関係性に限って言えば、
以下のように、述べることができるでしょう。
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<守旧派>とは、薬を必需とする専門領域との共存関係、
これまでのこの持ちつ持たれつの間柄を維持することで、
自らの専門性を存立していきたい、と望む人たち。
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欧米の精神保健医療の動向をモデルとし、それらに倣いつつ、
基本的姿勢としては、現行の制度下で、可能な限りの改革を
一歩一歩進めていこう、との立場です。
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ですので、医療との関係は <対等ではなく>、
医療からの支持と保護が必須と、認めておられるのでしょう。
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<改革派>とは、風土に相応しい臨床心理学の在り方を探究し、
民俗や信仰のありかたを参照し、実践者との協同研究を通して、
実践の知を、広げていくことを志向する人々です。
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この立場からは、「近代医療」は、多様な方法論の中の一つの
選択肢でしかなく、必要に応じての恊働の相方という位置づけ
で、<医療との対等な関係性>の構築を目指しています。
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このような両者の、精神医療との関係性への考え方の異なりが、
主に本学会の<守旧派>を占める、多選歴任の役員の方々と、
新人<改革派>との間に自ずと、溝を生じさせたのも確かです。
……しかし、
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そのような葛藤状況を巧みに利用し、他者同士の人間関係を、
提供する情報のさじ加減で操作しつつ、表で「善意と良識の人」
として振る舞い続けてこられて、対外的にも評価の高い方々が、
いらっしゃるように見受けられてなりません。
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8.10選挙のシナリオ(裏台本)には、その方々の筆が、
たっぷりと入っていたのだろうな、と思われます……。
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心理専門職国家資格化問題は、
向精神薬多量処方に依って存立する、
医療と福祉の裏側の利権に深く関与します。
臨心運営委内部の対立は、この国家資格化と
薬を使う精神保健福祉のグローバリゼーションの攻勢から
薬を使わない心理が、いかに自らの存在理由の基を
護りきることができるか、身命をかけた、自衛の戦です。
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本学会運営委員会が、「公認心理師」法案42条2に関して、
事実上、同理念を強力に後押ししていることは、65号に。
http://ck.acemail.jp/3bq66QzF/Nuxr/
多選歴任役員を動かす、背後の志向性については、66号に。
http://ck.acemail.jp/ljm6cMAI/Nuxr/
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☆◎☆ 会員の皆さまに、お願いします!! ☆◎☆
明日14日、東京にて運営委員会が開催されるとのことです。
ぜひ、皆さまの意見を、お届けください!!
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「2013年度総会議案書」の<不適正記述>の修正を、求めてください。
これらが、本学会の歴史(恒久的記録)として残ってしまいます。
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「2014年度議案書」の問題点(概要)は、デコHPに掲示しています。
不適正記述の概要は、以下に。
http://ck.acemail.jp/MIzS8bOy/Nuxr/
◎ <議決権行使書>は、こちらです。
http://ck.acemail.jp/hHAhSibC/Nuxr/
◎ 学会事務局(本店)に電子メール添付で、送付!!
nichirinshin@univcoop.or.jp
(((((( できれば、本日お午までに!))))))
◎ または、大会に参加者される方に、お預けください。
デコFBです。(メーラー設定により表示できないことがあります…)
http://ck.acemail.jp/WiYkynbp/Nuxr/日本臨床心理学会d?construction/1443364212610897?pnref=lhc
20期運営委員会事務局長・運営副委員長・暫定会計担当 戸田游晏
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みなさまからのご意見をお待ちしています。