第69号: [ 20期<改革派>の試みは、なぜ潰されたのか?(大会編) ] 2014年11月12日 午前 8:36

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平成26年11月12日(水)

*日臨心デコ*メルマガ第69号をお送りします!
今週末15日の総会まで、あと3日。

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20期で試みた、さまざまな事業と改革、それらをなぜ、

「21期」は、貶めて引き継がず、歴史から葬るのか?

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20期で改革派が試みた、諸々のこと、それが、

「21期」で復古した守旧派には、気に入りませんでした。

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だから、機関誌・紙の編集権を掌握するやいなや、

改革派をおとしめて、事実を曲げた記述を、会員に告知し、

その勝者の歴史を、恒久的に社会史に残そうとしています。

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改革派は、この日本臨床心理学会から排除されました。なぜ、

業績の痕跡さえ、記録から抹殺されねばならないのでしょう?

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それは、改革派が、

<臨床心理の独自性と専門性の根元>を問い続けたから。

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臨床心理(或いは心理臨床)の独自性と専門性は、

医療(制度)の支配を受けない、薬を使わない、つまり、

医師と対等の地位にあってこそ、万全に生かされるのです。

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その独自性と専門性の、<根問い>をするため、改革派は、

<日本の風土に培われた癒しの体系の研究> と、その

<臨床実践への実践的な導入> を、提言したのです。

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しかし、その提言は、

グローバル資本に政治経済を支配された、現体制下の

精神保健福祉行政に従い添うことを前提に、その内側で、

一歩一歩地道な「改革」への足元を固めつつ進む方針を、

ひたすら一元的に遵守してきた、「守旧」の人々の理解を

超えるものだったのでしょう。

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馴染みのない枠組みと価値観に <乗っ取られる> と、

危機感をいだかれたのかも、しれません。

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しかし、守旧の方々が奉じる「本来の価値観」は、あくまで

戦後、欧米より輸入された、精神保健福祉理念を背景とします。

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この日本で、日本の臨床心理実践者が、日本の風土に

相応しい、臨床実践の在り方を研究し、実践すること、

それこそが、1964年創設の歴史を有する、本学会の、

いま改めて顧みるべき、使命ではないでしょうか?

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学会事業の双璧は、学術大会と機関誌発行です。

20期改革派は、その双方について、新たな試みを行いました。

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第47回大阪大会では、画期的な論題を提示しました。

☆ プレセッション
『魂・祀り・心理 ーこの世とあの世の臨床 医学(脳科学)
・看護・宗教の側面から霊魂を問う!』
http://ck.acemail.jp/vtH6h3gE/Nuxr/

☆ 全体会シンポジウム
「臨床心理学 宗教 社会 その関係性を探る」
http://ck.acemail.jp/VsnficrR/Nuxr/

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そして、昨年には、

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日本の心理学系学会では、初の中華人民共和国での

学術大会を開催しました。

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折悪しく、国際情勢が過去最悪の時機を迎えていましたが、

民間の学術交流により、友好関係を取り結ぶ可能性を示す、

意義深い挑戦的な事業でした。

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これは、中国と韓国の大学に招かれて、教鞭をとられていた

酒木保氏(20期運営委員長)の尽力により、達成されました。

また、長年、中国でのフィールド調査研究の実績を有する、

比較民俗学会にも、協力を戴きました。

第49回 日本臨床心理学会大連国際大会
http://ck.acemail.jp/dn4RmBfJ/Nuxr/

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※ 現在の本店HP(日本臨床心理学会公式サイト)には、
  過去の大会の記事は、全て削除されています。
  (閉鎖前のHPには、ちゃんとありました。)
  過去にこだわらず、前だけを見て我が道を行こう!
  それも選択肢の一つですから、悪くないと思います。

  だが、勝者史観で事実を歪めるのは、止めていただきたい。

  
  本学会の沿革を語るには、過去の年次大会記録の紹介は
  欠くことができないと思われるので、大変残念です。

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なお、前号で報告しましたように、20期初回運営委員会は、

この大会関連議題での議論が紛糾し、落としどころとして、

国内(東京)と海外(大連)での、年に2回の大会開催と

なりました。呼称はいずれも、「大会」であり、時機的に

早い東京会場の開催も、「大会」の位置づけでした。

第48回に本臨床心理学会大連・東京大会案内(CP-174)
http://ck.acemail.jp/EhpJ2ykI/Nuxr/

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ところが、国際情勢の悪化により、大連会場での大会が延期。

そこで、年度末までの開催を要した臨時総会に合わせ、大会

プレセッションを宇部フロンティア大学にて開催しました。

大連での大会は、次年度の7月となり、この年度の大会は、

前年度に延期になった、この国際大会がスライドして開催

されるかたちとなりました。

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<<<<<<<<<< 閑話休題  >>>>>>>>>>>

一昨年度の東京会場の開催の件では、いささかのトラブルが
発生しました。

東京会場の会場(帝京科学大)の借り上げが、そこでの雇用
関係のあった、運営委員が任期半ばで退任したので借しては
もらえないと、東京会場担当が言われたのが始まりでした。

そして、某大学に定めたとの報告が追ってありました。これは、
運営委員会に意見を求めずの事後報告でした。当初の会場より
も費用が高額でしたが、交通の便はよかったかもしれません。

しかし問題は、作業の進め方や経費ではなく、当該大学施設を
借りる際に、<個人の情状>を持ち出されたことでした。その
大学のある教員には、大会への関わりを求めないことが借りる
際の条件とのことです。それは、その教員との関係が良くない
人の口聞きで借りられるのだから、との趣旨でした。

実は、酒木20期運営委員長は、その避けて欲しいと求められて
いる教員の方と懇意でした。だから、その大学の名を聞いた時、
「そこなら、親しい人に協力してもらえるので丁度いい」と喜
んでおられたので、この藤本さんからの要請を、いぶかしく思
われたそうです。

この旨をお聞きした戸田は、藤本さんが先走りして勝手に話を
つけてこられた事については、何も言えませんでした。

(万一、戸田が同じことをしたら、バッシングの先頭に立たれ
る筈のこの方は、19期でも、運営委員会を無視した独断があっ
たのですが、そのときも今回も、歴任の方々はどなたも何も言
われませんでしたから…。)

しかし、学内にそのような複雑な関係性があり、酒木氏の交友
関係までも犠牲を強いられるのならば、某大学使用は避けたい
と考え、試しに当初の帝京科学大に問い合わせたところ、個人
のコネやその他何の問題もなく、借りることが出来ました。

藤本さんはいま当該大学の非常勤をなさっておられますので、
このキャンセルの件に関しても、よろしくお話し下さっていた
ものと推察するところです。

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  ☆◎☆ 会員の皆さまに、お願いします!! ☆◎☆

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「2013年度総会議案書」の<不適正記述>の修正を、共に求めてください。

これらが、本学会の歴史(恒久的記録)として残ってしまいます。

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「2014年度議案書」の問題点(概要)は、デコHPに掲示しています。
不適正記述の概要は、以下に。
http://ck.acemail.jp/CUUxE9Hf/Nuxr/

◎ <議決権行使書>は、こちら。
http://ck.acemail.jp/0OIuEEDl/Nuxr/

◎ 学会事務局(本店)に電子メール添付で、送付!!
   nichirinshin@univcoop.or.jp
   (((((( できれば、11月13日までに!))))))

◎ または、大会に参加者される方に、お預けください。

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心理専門職国家資格化問題は、
  向精神薬多量処方に依って存立する、
    医療と福祉の裏側の利権に深く関与します。

臨心運営委内部の対立は、この国家資格化と
  薬を使う精神保健福祉のグローバリゼーションの攻勢から
    薬を使わない心理が、いかに自らの存在理由の基を
      護りきることができるか、身命をかけた自衛戦です。 

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デコFBです。(メーラー設定により表示できないことがあります…)
http://ck.acemail.jp/XezNXYCY/Nuxr/日本臨床心理学会d?construction/1443364212610897?pnref=lhc

  20期運営委員会事務局長・運営副委員長・暫定会計担当 戸田游晏

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みなさまからのご意見をお待ちしています。

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